高槻やよい「トイレの神様」 選曲理由
やよいにこの曲を歌ってもらいたかった理由は、一言でいえば「高槻やよいの別の魅力を引き出したかった」ということになります。 今回はその話しを少しだけ。
2012-09-25 06:43:20やよいには、元気な曲が似合います。また、彼女自身それを得意としているでしょう。「キラメキラリ」や「GO MY WAY!!」など、聴いているだけでパワーをもらえます。 また、カバー曲の「ふたりのもじぴったん」や「さんぽ」はやよいの魅力満点です。ほんわかしますw
2012-09-25 06:43:30でもやよいの魅力はそこだけにとどまらないはずです。 やよいはしっかり者です。一家を支える健気さがあります。優しいお姉ちゃんです。今回はそこを出したかった!
2012-09-25 06:43:46Sランクアイドルになってお茶の間の人気者になったやよいが、テレビの前のファンにふと違う一面をみせて、ファンを驚かせるようなイメージで。
2012-09-25 06:43:53これは、やよいがカバーした「チキンライス」を聴いているときに考えました。チキンライスを歌っているやよいは可愛らしいだけではなく、すこし大人っぽいところがあります。
2012-09-25 06:44:02つまり、14歳で大人の社会にでていて、母親のような役割をし、そのうえ一家を支えることまでしている。自分が中学生の時なんて遊んでしかいなかったのに…w というか、この年でやよいほどしっかりしている子なんてそうそう居ないでしょうけれどw
2012-09-25 06:44:18落ち着いた歌い方で、どこか大人びて聞こえます。最後のサビで「やっぱりチキンライスがいいや」というところは、原曲とはまた別のよさがあって。 大人になってから振り返って語る「チキンライス」の物語とは別に、まだ子どもである高槻やよいが歌うからこそ「はっ」とさせられるものを感じました。
2012-09-25 06:44:35と、やよいのカバーした「チキンライス」にも原曲の「チキンライス」そのものにも魅せられてしまい、同時にやよいのバラードに新しい可能性を見出したわけですが。そこでいろいろと考えました。
2012-09-25 06:44:55ここからが本題。なぜ、「トイレの神様」を選んだのか。
これは個人的な意見ですが、同じバラードでも、単に「悲しい」「寂しい」や、「愛」を表現させるなら、もっと長けたアイドルがいると考えました。
2012-09-25 06:45:34ならば、やよいの魅力を発揮できるのは、やよいの武器になるのは何か。 そこで、「やさしさ」、特に家族に対する『思いやり』をキーワードにして選曲しました。
2012-09-25 06:45:37この曲をやよいに聞かせたら、もしかしたら、泣いてしまうかも。 そんな風に思わせるほど、やよいは感受性が高くて、他人のことでも自分のことのように感じ、考えられる子だと思います。
2012-09-25 06:46:10曲の最初は明るいかもしれない。けれど、おばあちゃんと、家族と上手くいかなくなってきた辺りから寂しい気持ちになってしまって。おばあちゃんが亡くなってしまって、かなしくなって…。
2012-09-25 06:46:28だけど最後におばあちゃんに会えた。待っていてくれた。おばあちゃんにありがとうっていう姿に、かなしいけれど、温かい涙を流すかもしれない。
2012-09-25 06:46:48「トイレの神様」は、歌詞中にやよいにはそぐわない部分も多々ありますが、でも、それ以上にやよいに良い影響を与える歌だと、そう考えました。
2012-09-25 06:47:08歌曲というより物語に近い雰囲気をもつ「トイレの神様」の特徴を活かして、やよいに歌ってもらう。 歌っているうちに入りこんでしまう雰囲気は、やよいのもつ温かさを引き出してくれるはず。
2012-09-25 06:47:34レコーディングの時には、張り切って、でも神妙な面持ちでマイクに向かうやよいの姿が想像できました。 そこには、元気に歌い上げるやよいではなくて、しっとりとした歌を歌うやよいがいて。優しい表情をしていて。 この歌なら、自然とそういう面をだせる。
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