ガーラ菅原の全曲解説Vol.1 「the autumn stone」
それで、歌詞もアドバイスを受けたはず。「君を連れてゆく」の部分は「君を連れていきたい」だったんだけど、「決意を表明する歌なんだから、力強く言い切った方がいい」と。今になってさすがだなあと思うのはそういう布袋さんのアドバイスですね。
2012-10-02 00:29:06http://www.youtube.com/watch?v=ooKT_oJYnSs&feature=related
the autumn stone 「neil」
これはすごいスピードで作った曲だった。曲作りを楽器屋のスタジオでみっちりやってた時期に夜中車を運転しながら頭の中でコード進行と歌詞の断片をひたすら練りあげて、翌日のスタジオで一気に完成させたはず。
2012-10-02 00:33:23何年か後に「この曲が似ている!」みたいなサイトでSupergrassの楽曲(何の曲だったかな。"In It For The Money" のなかのどれか)との相似を指摘されてて、けっこうまんまで自分でもびっくりした。でも意識的な盗用ではけっしてないです。
2012-10-02 00:37:07全体のイメージはタイトルまんまというか、Neil Young それもエレクトリックのクレイジー・ホースとの感じ。あとはサビでどうしてもアルペジオが鳴っててほしかったのでそれは山田にもリクエストしたはず。
2012-10-02 00:38:56でもこの歌詞はなんだろうね。寂寥感というか、なんというか。全体の整合性がとれていないというか、センテンスごとが独立しすぎているというか。でもこれでよかったんだと思う。
2012-10-02 00:42:1819〜20歳の曲ですからね、まあいろいろ突っ込みどころはあるけど、今はもう決して書けないタイプの歌詞だから。血が脈打つ感じの。
2012-10-02 00:43:41話が前後するけど、当時は確かに思いついたセンテンスをとにかく入れ込む作り方をしているな。アフォリズムというか、独立したイメージを羅列していく散文詞的な作り。
2012-10-02 00:48:40http://www.youtube.com/watch?v=s7JUsjtuL98&feature=related
the autumn stone 「雨を追い越して」
これは山田の曲。曲が先に出来ていて、歌詞を書きながらメロディを微調整していった気がするな。でも山田、まだ当時ばりばりの高校生だったから、なかなか渋いよなあ。
2012-10-02 00:50:54歌詞のモチーフはもちろん函館本線ですよ。小樽〜余市間のイメージ。最初にまず曲を聴かせてもらった時に汽車のイメージが(汽車というのがポイントだと思う)湧いて、そこからフィクションで書いていった。
2012-10-02 00:52:56食堂車ってもう当時でさえ数が少なくなってたから、どこか郷愁を帯びた歌詞になったのかな。雨の食堂車、走る汽車の窓を雨が斜めに伝う、ってなかなか悪くないな。
2012-10-02 00:59:00あっ。また話が前後するけど、当時KANさんとちょっとだけお会いしていて、そのとき言われた印象的な言葉が「ASKAさん好きでしょ?」
2012-10-02 01:02:27KANさんいわく "neil" の歌の端々にASKAさんを感じたと。中学時代は特に歌ってたから、なんか「あっ」って感じでびっくりしたなあ。
2012-10-02 01:03:25