#natsumemo 異型狭心症にβブロッカーが禁忌なら、αブロッカーはどうなんだ
- natsume_214
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心臓にはβ1受容体があります。β2は血管とか気管とかその他もろもろに受容体があります。安静時狭心症にαブロッカーは多分大丈夫だと思いますよ。ただ基本的には使わないと思いますけど。RT @natsume_214: β受容体は心臓にあるの?
2010-01-21 10:44:25@capibala ありがとうございます。すいません、異型狭心症でした;; α受容体は血管に多く分布している、という話を聞いたので、異型狭心症で攣縮を誘発するためにβブロッカーの使用が禁忌なら、αはどうなんだろうと思った次第です><
2010-01-21 10:52:11@natsume_214 血管に対するβ作用は拡張なので、ブロッカーを使うと攣縮を誘発します。α作用はその逆なので大丈夫なはずです。ただ治療にはニトロとカルシウムブロッカーを用います。労作性の狭心症の治療薬にβブロッカーがあるため、ちゃんと区別して使えよ、ということですね。
2010-01-21 10:58:43@capibala なるほど!βブロッカーは拡張を阻害して、心臓を広がらないようにして(表現がめちゃくちゃですが)、収縮力を弱める、という訳ですか!対してαブロッカーは収縮を阻害して血管を広げる、と…
2010-01-21 11:08:04@natsume_214 んーそれはちょっと違って、β受容体は血管にあるのと心臓にあるのでは種類が違います。血管にあるものはβ2で血管拡張作用を持ちます。心臓にあるものはβ1で単純に心筋の収縮力を強めます。βブロッカーを使うと両方がブロックされて心臓の働きが弱まり血管は収縮します
2010-01-21 11:17:39@capibala βブロッカーは心収縮力を下げるとともに血管を収縮させるので、特に異型狭心症では使っちゃ駄目、ということでしょうか。血管ではβ2受容体とα受容体は逆の働きを持っているんですね…
2010-01-21 11:31:48@natsume_214 異型狭心症に対しては血管の攣縮が原因なので、血管を収縮させるような薬は使っちゃダメということです。心筋の収縮力はここでは問題になりません。労作性の狭心症に対しては、心臓が頑張り過ぎていて酸素供給が追いつかないからちょっと心臓休ませたろということで使います
2010-01-21 11:39:42