『純と愛』第1週 感想・考察のまとめ

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

純そのままにアホでガキな夏菜(笑)＆超しっかりしてて演技の考察が深くて頭のいい風間君

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

自他共に演技できなくて技術なくて、湯川さんにも露骨に「下品」と言われていたけど、品行方正で非の打ち所なく誰からも愛されそうな堀北真希よりも、私は、どへたくその夏菜のほうが好きだな、個人的には。

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

技術では出せないもの、というものもあることだしね。

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

そつなく振る舞う大人な対応や、賢しくスレたら出せない何か、というものが必ずあって、これは湯川さんも同じようなことを言っていたし、その道60年の伝統芸能のひとが駆け出しのぺーぺーに対しても言っていた。そしてそれは、時に技術をも凌駕する、と

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

このへたくそさやアンバランスさが半年でどうにかなるかはわからないけれど、ただ、『今』しか出せない『何か』は何かしら、夏菜に限らず、集められたキャストそれぞれにあるはずで、

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

ストーリー的には些か異色かもしれないけれども、でもそもそも朝ドラというのは当たり外れあれど、その『今しか出せない未知数の何か』を発掘し続けてきた枠であるはずで、

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

なので、ともあれ、先入観や好き嫌いで凝り固まったり、理解できないものを頭から拒否する前に、ともかくもフラットに見てみようと思う。

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

っていうか、好き嫌いはともかく(※二度言いました)、脚本やドラマの作りとしてはこれ、恐ろしく緻密に計算されていて、驚く。第一週、たった5日間なのに、純の人生は全速力で走り出していて、純をとりまく人間像が、くっきりと次々と立ち上がり始めてる

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

好き嫌いはともかく(※三度目)、確かにこれは「売れっ子脚本家」の、徹底した、重戦車のような力量だな、と思う。

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

今日、ステラを立ち読みしてきた。風間君のインタビューが載っていた。愛の“特殊能力”について風間君は「ハンディキャップのようなもの」ととらえていて、なるほどな、と思った。

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

愛には『生きづらい理由』があって、それはドラマの中でデフォルメ化されて“特殊能力”として描かれてはいるけども、超能力者でなくとも、余程並外れて健康な(あるいは余程鈍い)人間でない限り、私達の多くは多かれ少なかれ、様々な、そんな『生きづらい理由・なんとなくうまくいかない原因』を

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

この身ぬちに抱えていて、それら一つ一つは愛ほどに極端でドラマチックなものではなくとも、そこから感じ取るのは、おそらく、愛と同じか、あるいは似た種類の痛み、なのだろうと思う。

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

なんとも手の込んだ…というか、ひねくれた(←)共感のさせ方だなあオイ、と思った。ドラマとして仕立てられた「おはなし」を丸飲みで受け取るだけでは、理解もできずわけもわからず(実際、設定はわけわからん^^;)、

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

でも、ただ、視線を、ふっ、と脇にずらすと、そこにはたぶん、色々なひとの中にいて、でも表には出てこられなかった・あるいは出てこないように押さえつけて抑えている、理不尽に対する憤りに満ちた『純』や、記憶の中のおじいのホテルを大事にしている純粋で素直な『純』や、

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

世界や人間に怯えきった『愛』がつくねんと立っていて、そのカリカチュア化された小さな核のようなものに、思いがけず、記憶の底で一瞬の共振を覚えたりした時に、このドラマは、純の記憶の中に残るまほうのくにのように、鮮やかに色合いを変えて、塗り替えられて見えるのかもしれない、と思った。

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

無駄な設定もエピソードも説明も徹底して省き、デフォルメ化され増幅されて描かれる感情表現は、これは確かに好き嫌いが分かれるだろうと思う。だって誰しも、拡大鏡で拡大された・目をそらしている己の醜さを、朝から目の前にこれでもかと突きつけられたら、そりゃいい気分はしなかろう。でもそれは、

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

でもそれは、要は『鏡』なんだろう。朝いちばんの、寝起きの、すっぴんの、洗ってなくてシーツの皺のついた自分の顔。これから半年、視聴者はそれを直視させられることになる。(ヒイイ！www)

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

さあ大変だ！(笑)演じるほうも大変だろうが見るほうも大変だ。…少なくとも、受け身で、100％を100％、と受け取って漠然と見てはいられないだろう。まあこりゃ朝から確かに疲れるこったな(笑)

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

ただ、まあ、好き嫌いは(以下省略)、面白そうだとは思う。だってこれは、『ホテル経営を目指す女の一代記』でもなく、『社長になるという野望のために頑張る新入社員の物語』でもなくて、

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

これは、『(社会人になるという機会を機に)世界に新しく生まれ出た意識が、様々な未知と出会い、驚き、悩み、感動し、生きはじめ、生きてゆく』さまを、視聴者が、純とスタートを共にして・一緒に・ほぼリアルタイムで共に体感してゆく…という物語であるのだろうと思うから。

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

(だから、第一話は、“大人としての純の意識”が“生まれた”就職活動の場面から始まり、生まれたとはいえまだ幼くて身勝手で狭い純の視野を現すために、アップを多用した近視眼的な画面で表現されるのだと思う。)

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

「様々な未知に出会う、それを意識を共有するように体験してゆく」ことが、面白くないわけがない、と思うんだよね。

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

あと、湯川さんの意識の根源に一生のテーマとしてあるらしい『父的なるもの』との対峙・対決も楽しみだ。それはオヤジの鉄矢であり、舘ひろしの社長であり、長兄の正であり、純を支える愛であり(願わくばそこに秀の剛も参戦してほしいけど、食ってるか寝てるかなのでまだ全然ワカラン)

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

……や、しかしごっつい配置で…(汗)骨太で疲れそうではあるけども(結局そこ)

m_milliy 🔴🌕️🟢『みる亜細亜』に入る @m_milliy

てなことが、一週分見ての『純と愛』感想でございました。(って秀のこと書いてねーな(汗))※連投につき、遡る方はリムブロ非表示をお願い致します※意見には個人差があります。(←)※