中村敦夫氏が語る！『チェルノブイリで分かったこと・・・』　

宍戸俊則（shunsoku2002) @karitoshi2011

中村敦夫氏が語る！『チェルノブイリで分かったこと・・・』　始まります！ ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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まずは、チェルノブイリ視察の際に同行した神保さんが撮影したビデオを上映。約３０分。その後、中村さんの講演を４０分前後。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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神保さんのビデオは、また別の機会に見たいですね。じゃあ、ハッピーアイランド福島のほうに３０分ほど戻ってきます。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：ベラルーシでは今健康被害が出ているのだが、独裁体制なので、医者が本当のことをいうとすかまったてしまう。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：ベラルーシのゴメリ州のバンダジェフスキーは、死体を解剖して体内の低線量被曝を研究して、まとめて発表したら、汚職で逮捕されてしまった。獄から出た後ウクライナで研究続けている。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：そんなことで、ベラルーシではなくウクライナに調査に行った。受け入れ団体はNPOだったが、良く手配してくれていた。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：ウクライナ政府は２００４年の頃から「政府の公式発表」を出している。昨年の報告書では、ウクライナで被爆者３００万人。要観察者が２３６万人、うち児童が４５万人。循環器、消化器など ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：甲状腺癌は６０００人、甲状腺異常者は多数。ところが、IAEAという原子力利用推進国際団体は、ウクライナ政府公式発表を否定している。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：IAEAは調査団体を編成し、送り込んだ。団長は重松逸造。１９９１年に報告書を出して、放射線による死者は被曝後数週間で死んだ２８人だけ、という報告書を出した。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：なぜそのようなことになったかというと、原爆投下後、調査だけして治療しないというABCCという組織で調べた。それが「放射線影響研究所」という日本の組織に。初代重松逸造所長。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：放影研２代目所長は長瀧重信。この人が日本の首相官邸の低線量被曝ワーキンググループのトップになっている。その弟子が山下俊一。こういう系統が日本の放射線医学の主流になっている。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：もう１人の中心が東大の斑目春樹（前原子力安全委員長）。でも、シドロモドロの答弁。この人たちは、裁判がなにかあれば政府側の証人として出てくる。その見返りをえる。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：ウクライナではIAEAの圧力がひどい。国連のWHOもIAEAと密約を結び、核関係の発表はIAEAの許可が必要という形になっている。真実を発表するとひどい目にあう。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：ウクライナ政府はIAEAの方針に従う形を取っていて、建前で話をする。しかし、医療の現場にいくと、何でも率直に語ってくれる。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：ウクライナではチェルノブイリ事故当時に妊娠していた女性と子どもに、７歳まで３５０人追跡調査をしている。バス１０００台で避難したのに、その中では、健常者ゼロ。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：ウクライナのホットスポット、ナロジチでも、３５０人を対象調査したのだが、健常者はほぼゼロ。詳しいことを伝えようと思うと、7、8時間必要。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：ウクライナでは、放射能由来の死者数の合計が出せない。世界中どの国でも出せない。原発大国フランスはゼロだと断言している。それは、因果関係の説明が困難だからでもある。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：明らかに他に要素がないとしたら、放射能由来の死者だと考えるべき。被害者が証明させられるのはおかしい。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：ウクライナ独立時に5000万人いた住民が4500万人に減少。この間に平均寿命が20歳程度縮まっている。しかし、IAEAは影響を認めない。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：IAEAとWHOは1995年は影響死者4000人と訂正し、顰蹙を浴びた。その後WHOはもう一度訂正して、9000人と。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村:その後、ロシアの医師3名が共同で推定死者98万人という調査結果を出した。色々と危険があるのに出したので、信頼できる発表だと思う。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：ウクライナのキエフでは、事故から数日後に100万人、その中の子ども25万人は全員クリミア半島に避難させた。日本は前の戦争末期に50万人疎開させたのに、今回はそれさえしていない。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：調査2日目はチェルノブイリ現地。ずっと平坦な土地。周辺半径30キロは「ゾーン」と呼ばれ、非常事態省が管轄。そこからはものを持ち出さないなどのルール。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：30キロ圏内で、畑などを掘り返した後があった。除染を試みてあきらめた跡だった。除染は不可能だ。放射性物質は移動する。マダラに分布する。地球の皮を剥くような、莫大な金が必要。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)

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中村：ウクライナはとっくに財政破綻している。日本の地形は山があちこちにあり、難しい。自分の家の周りを気休めに除染することは可能かもしれないが、全部は無理。 ( #IWJ_KANAGAWA1 live at http://t.co/kETnuJeo)