『奥の細道』 ―和の身体作法を取り戻す旅―その参

3.白河から横塚へ
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安田登 @eutonie

野に39:野に遊ぶの第3フェイズは「再生」の旅。白河の関から始まります。古来、ここから先は異界、陸奥(東北の人ごめんなさ~い)と思われていました。そこでこの場場所で通過の儀礼を。「古人、冠を正し衣装を改めし」という芭蕉の記述に倣い、まずは僕も着物を着替えます。 #nonioku

2012-10-09 17:16:10
安田登 @eutonie

野に40:蝋燭の灯の中、神話を語り大祓詞を皆で奏上。「卯の花をかざしに関の晴着かな」に倣い、笛の音のなか無言で、卓上に置かれた一輪挿しの花をひとりひとりが選びます。そして玄酒(水)で盃事をして儀式を〆ます(短冊は俳句)。 #nonioku http://t.co/zF4TNGAx

2012-10-09 17:22:09
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安田登 @eutonie

野に41:玄酒というのは儀礼で使う水です。今回はお酒の仕込み水を使いました。盃(かわらけ)は丘の上から投げて割ります。写真の上から下に向けて投げました。写真で見るよりも高さも角度もあります。 #nonioku http://t.co/sfF3Z1Ne

2012-10-09 17:26:26
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安田登 @eutonie

野に42:再生の旅では芭蕉は歌枕もパス。が、義経の旧跡では懇ろに弔う。飯塚の佐藤庄司の旧跡でも涙を流し、兄弟とその嫁を弔います。屋島の合戦で義経の盾となり壮絶な戦死をした継信と義経が手本として切腹をした忠信、義母を慰めるために兄弟の鎧を着た嫁の碑が立ちます。 #nonioku

2012-10-09 17:36:14
安田登 @eutonie

野に43:佐藤庄司の旧跡に見立てた地では、兄弟の死に様を語り、そして戦いで死んだ人の行くという修羅道からこの世に現れた人の舞うカケリの笛の音に耳を澄ませ、兄弟に思いを馳せます。そして皆で兄弟を弔う。 #nonioku http://t.co/KcQ3Iypj

2012-10-09 17:39:18
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安田登 @eutonie

野に44:ここからは最後の<鎮魂>のフェイズ。芭蕉は義経の鎮魂まっしぐら!すり足、呼吸、そして腕・肩のワークショップをする。川を北上川に見立てて、ひと呼吸一歩というゆっくりな歩行で、笛に引かれるように鎮魂の道を歩きます。 #nonioku http://t.co/jY5HBdcy

2012-10-09 17:49:46
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安田登 @eutonie

野に45:超まじめな後には息抜きが大事!ここ立床石(りっしょうせき)が立つ辺りに、またまた二期倶楽部のスタッフの方々が控えていて、みなさんにぜんざいと白湯が。白玉と栗の入っているおいしいぜんざいでした。ほっとする~。 #nonioku http://t.co/ifilg5Yc

2012-10-09 17:53:44
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安田登 @eutonie

野に46:この立床石の周辺は幻想的で、とっても好きな場所です。 #nonioku http://t.co/WaU7T2oc

2012-10-09 17:57:03
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