Mel log('ω')

今まで書いたお話のまとめ(ノ)'ω'(ヽ)
0
前へ 1 ・・ 10 11
メル @melxca

ちょっとした悪戯心だった。水飛沫が宙を舞い、黄瀬くんの髪を濡らす。 「うわ!先輩酷いっスよ~」 キラキラと、陽光を浴びたそれは思わず手を伸ばしたくなる程の綺麗さで。「先輩?」「へ?」「...流石にそんな見つめられると恥ずかしいんスけど」...そんなこと、言われても #黒バスプラス

2012-07-17 20:20:48
メル @melxca

「あれ?お前が眼鏡とか珍しー」「へ?...わ!」怪しい笑顔の高尾くんがひょいっとわたしの眼鏡を取り上げる。「もー...何も見えないんだけど」「あ、マジで?伊達じゃねーんだ。...だったら、」ふっと視界が暗くなって、唇が触れあった音がした。「キスしてもバレなくね?」 #黒バスプラス

2012-07-16 03:07:44
メル @melxca

最近、朝の日課が一つ増えた。制服のリボンを結びながら、おは朝の占いに耳を傾ける。「今日はヘアピン、っと」ラッキーアイテムを身に付けて、「行ってきます」と外に出る。そしたらほら、「おはよう、緑間くん」「.....おはようなのだよ」君に会える確率100% #黒バスプラス

2012-07-16 00:47:43
メル @melxca

「知ってますか?この花の花言葉」隣にしゃがんだ黒子くんが問い掛ける。「ううん、知らない」「ーー君は僕を好きになる」「え、」予想外の言葉に頬に熱が灯っていく。「.....冗談です。けど、」耳元に感じた優しい吐息。「だったらいいなって思います」そんなのもう、とっくに #黒バスプラス

2012-07-15 14:17:40
メル @melxca

「先輩、何聞いてるんスか?」ひょいっと奪われた片方のイヤホン。あ、と思った時にはもう遅かった。「え、これって...」「えっと、ね、前に涼太くんが雑誌で好きだって言ってたから、その」言葉を遮るように、わたしの視界が涼太くんで埋まる「ほんと先輩、可愛すぎっスよ...」 #黒バスプラス

2012-07-15 11:40:56
メル @melxca

隣のクラスの前を通るとき、いつも高尾くんの姿を探してしまう。あ、いた。......ねぇ、こっち向いてよって心の中で呟いたら、パッと振り返って嬉しそうに紡がれるわたしの名前。ああもう、何でその目はわたしの心の中まで見えちゃうのよ、このバカ。(でも嬉しい、なんて)  #黒バスプラス

2012-07-13 23:15:00
メル @melxca

高尾くんにあげたくて、でも特別だと気付かれたくなくて皆さんでって渡した手作りクッキー。けど高尾くんは少し不機嫌そう。どうしたの?って聞くと急に抱き寄せられて不意打ちのキス。「この子、俺のなんですよ」って。何それ、聞いてない。けど、それって期待しても...いいのかな #黒バスプラス

2012-07-12 04:01:14
メル @melxca

心の中では言えるのに、本人を前にすると呼べなくて。「テツヤくん...」ポツリと呟いたその瞬間「はい」って返事と背中から伝わる彼の鼓動。吐息混じりの声にわたしの頬が染まるまであと少し。 ーー待ってたんです。...君がそう呼んでくれるのを #黒バスプラス

2012-07-11 23:51:25
前へ 1 ・・ 10 11