体調が悪い原因をオープンにすること

椎名こゆり @koyulic7

体調の悪さの理由が生理だということをとことん伏せねばならないなら「なに食べたの」「病院に行った方が」という心配にもイエいいんですと半笑いするしかないし、「体調管理しなきゃ」なんて言われてもすみませんと謝るしかない。なら最初から具合悪いこと自体伏せろよ、と言うならそれは暴力ですよ。

椎名こゆり @koyulic7

どんなに身体の調子が悪くとも決して他人に悟られないよう痛みに耐えて微笑んでいろ、それが慎ましさであり美徳だって、それあなたがそうしたいなら自由だけど他人に強要していいと思わないでほしい。

椎名こゆり @koyulic7

痛みや不快感があって普段と同じでいられない、ということを隠して職場や学校で人と交流するのはとても難しくエネルギーを必要とするばかりか誰にもメリットのないことだ。そういう時は誰だって、具合が悪いということを表明していいと思うし、むしろそうしてほしいと周囲も思うものじゃないかしら。

椎名こゆり @koyulic7

そんなとき「体調はよくない、いつもと同じ私ではない、しかしこれは疾病ではないことが分かっているのでその点は心配ご無用」この後半部分を言えないとしたらそれってなかなかややこしいことだよ。その人を気遣う周囲にとっても。

椎名こゆり @koyulic7

生理だけじゃなく慢性的な持病でも同じようなことあるよね。本人は「ちょっと今日は65点の日ぽいから自重しとこうかな」と思ってコントロールしたこと（例えば焼肉を断るとか）を、まわりから大変じゃんとか病院に行きなよとか言われて、いやいやそういうんじゃないんだよね、みたいな。

椎名こゆり @koyulic7

生理＝下ネタ、と認識している人にとっては何を言っても無駄かもしれないね。わたしたちの身体のシステムを勝手に性的コンテンツとして解釈しないで、って抗議しても「ちょっと思ったことを助言しただけなのに女のヒステリーに捕まってえらい目に遭わされた、これだから」とか受け取るのかも。

氷砂糖.txt @ice03g

慢性的な持病について。フルタイム障害者枠で働いているけれど、体調について「今日はあんまり良くないな」とか「今日はバリバリやれそう」とか、仕事場に着いたときに判断する。まあ、仕事してるうちに調子崩すこともあるにはあるんだけど。

氷砂糖.txt @ice03g

最初にそう判断して、一日のタスクを片付けるのに気力の配分とかを考えておかないと、正直一日もたない。

氷砂糖.txt @ice03g

今の職場は理解があるのかあまり実感はないけど、「10分休憩ください」と言ったら取らせてもらえるので良い職場ではあるんだろう。

氷砂糖.txt @ice03g

今の会社は、障害者を雇用するのは私が始めてのケースで、入社前に、ハロワの障害者担当の人とハロワの臨床心理士との3人で、「病気についての説明」をした。

氷砂糖.txt @ice03g

説明といっても病状とかこんな薬飲んでるとかじゃなくて、「体調が悪いとこうなります（が、頓服を飲んで数分休憩すれば治ります）」とか「（仕事をやる上で）こういう傾向があります」とか、実際に働く上で必要なhowtoを伝えた感じ。

氷砂糖.txt @ice03g

実際働き出してだいぶ時間が経過して、なんか伝えたことを覚えてもらってないんだけど、「調子悪いときは薬を飲んで少し休憩を取る」ということだけは憶えてくれているようで、特に理由を訊かれるでもなく、伝えれば休憩取らせてくれる。ありがたい。

氷砂糖.txt @ice03g

私の場合は精神疾患で、感情が体に症状として表れるので、人からやたら心配されたりするとそのことが心労につながったりする。我侭ですみません。だから、「最低限の調子が悪くなる原因」をオープンにしてあることで助かっている。