- shiro_maru
- 669
- 0
- 0
- 0
夏の暑い日、木陰に白いテーブルと椅子二脚。ちょっとおしゃれなピッチャーに、氷と麦茶。幽かな風に、ベランダにかけた風鈴の音が少し遠く聞こえる。特に何かを話すでもなく、風にそよぐ夏の緑を眺め、時折視線が絡んでは微笑む。
2010-08-03 15:09:46やがて、空に黒い雲が顔を出し、夕立の気配。テーブルと椅子を片付けて家の中へ。それから間もなくして夕立と雷鳴。涼しくなることを喜び微笑みつつ、夕餉の支度など。そんな日常。
2010-08-03 15:12:50@moyai_statue ご馳走様です。日常でのんびりするから非日常が映える、非日常にドキッとするから日常が穏やかに感じる。両方素晴らしいですが、確かに個人的な意見としては日常の方にちょっとだけウェイトをおきたいですね。まったりゆったり
2010-08-03 15:16:41@shiro_maru おそまつさまです!なんでもない日常が、なんとなく幸せだと、きっと幸せは長続きするんだと思うんです(*´ω`)
2010-08-03 15:21:30夏の昼下がり。縁側に座る彼女の下にお茶を持っていく。湯飲みを手渡して隣に座ると、しかめっ面が横目に見えた。どうやらお茶が熱いことが気に食わないらしく、どうしてこんな暑い日にこうなのよ と不満を漏らした。そんな彼女に暑い日に熱いものを楽しむのも乙なものだよ と笑顔で諭す
2010-08-03 15:29:52訝しげな顔は戻らなかったが、それでもお茶を口にしてくれたことがちょっぴり嬉しかった。やがて顔から険は抜ける。大方あらこれも悪くないわねと でも思っているに違いない。とりあえず彼女の機嫌を良く出来た事に満足しつつ自分もお茶を煽る。お茶請けは丁度切らしてしまっていて無いが、それも一興
2010-08-03 15:33:22やがてふと彼女が雲ひとつ無い空を見上げる。どうしたの と問うと夕立がきそうね と呟く。根拠は と聞くとただの勘 と返す。ならばそれはきっと必然だ、洗濯物を取り込むとしよう。果たして彼女の勘は当たり、暫くして雨がざあざあと降り始めた。その雨音を聞きながら夕餉の準備をする、そんな一日
2010-08-03 15:37:21@shiro_maru 御馳走様です(*´ω`) 熱いお茶を口にしたり、雨の予想に洗濯物を取り込んだりと、お互いの信頼感がなんとも素敵ですわ。
2010-08-03 15:39:56@moyai_statue お粗末さまでありんす。深い信頼の上に成り立つ日常のささやかな機微ってとても良いと思うの。そして改めて刺激ありですわ!
2010-08-03 15:42:50@monban_944 当人たち、あるいはその当時はなんともなくとも、傍から見たり後で思い返したりした時にほっこりできる日常って素敵
2010-08-03 15:44:40