ビエルサ・ビルバオについての根本的な誤解とガッリアーニへの愚痴
あいう集団サッカーについての誤解が頂けない。あのサッカーは個々にいろんなポジション・役割をこなせるトータルフットボール的なスキルがあることが大前提になってる。その大前提をすっぽかしてしまってて、戦術論や理論モデルだけで成り立ってると誤解してる人が多い。
2012-10-25 17:37:25選手個々の役割が非常に多様で試合中常時入れ替わる。そしてパターン化されたポジションチェンジがたくさん組み込まれてる。ポジションチェンジがあるってことは個々の役割も変動。サイドで幅をとる、攻撃の組み立てを行う、パサーになる、裏を狙う、その他もろもろ。
2012-10-25 17:38:21でも大前提はトータルスキルに優れた選手でチームが構成されてるってこと。これは多くの役割をこなせる選手が必要で、ビルバオにはそれができるトータルな選手揃い。センターバック、サイドバック、中盤、前線とそれぞれに組み立てが巧い選手が多いし、みんな最低限のボールテクニックを持ってた。
2012-10-25 17:38:53ビルバオみたいに集団でサッカーすればいいじゃんって言ってもトータルフット的な選手がたくさんいないとあいう集団サッカーは実行不可能。というかそいう選手でチームが構成されてる監督の特権。だからビエルサはインテルからオファーがあっても絶対に首を縦に振らなかった。
2012-10-25 17:39:16というかインテルがビエルサにオファー出したって聞いて頭狂ってんのかと思った。元々、インテルっていうチームは個人能力的に尖った武器のあるスペシャリスト揃いのチーム。
2012-10-25 17:39:36なのでインテルは選手がそれぞれの特徴を活かし合えるように選手を組み合わせて、相互補完関係を築いくことでチームを作る必要があるチーム。集団的サッカーというかビエルサが辛抱するトータルフットボールとは相しれない選手揃い。
2012-10-25 17:41:52近年バルセロナやビルバオみたいにトータルフットボールの影響を色濃く受けたチームが結果を残してることで勘違いされがちだけど、現在もスペシャリスト同士で相互補完関係を組み立てることでチームを設計してるチームの方が多い印象がある。
2012-10-25 17:43:33で、ミランというチームもインテルとおんなじで個々が尖った武器を持つスペシャリストが集まったチーム。なので大切なことはチーム作りで大切なのは相互補完関係を築くこと。
2012-10-25 17:43:45アッレグリはカリアリ時代のコッスとコンティと愉快な仲間たちやミラン時代のボアテングトップ下起用を見ててわかるようにイタリア人監督の中でもその調整は飛びっきりうまい部類の監督。
2012-10-25 17:45:50しかしコルネリウスはクロスに合わせるタイプのストライカーで、パッツィーニと同じようなタイプ。クロッサーの不在でパッツィーニの能力を活かすことができずにいるのに、またクロッサーを獲得せずにクロスに合わせるタイプのストライカーを獲得してしまおうとするフロントがあるらしい。
2012-10-25 17:53:18ウィリアンはロビーニョとシャーラウィと同タイプで左サイドでボールを受けて仕掛けるタイプのアタッカー。既に2人もいるこの手の選手をまた獲得してしまおうとしてるフロントがあるらしい。
2012-10-25 17:54:57