千夜のまとめ。

#黒バスプラス #茶筒 のまとめ。
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@miyachiya_kbs7

【裏腹ボーイ⑧】『……あの、真ちゃん、』抱き締められてから数分は経った。未だ動かぬままの彼に声をかける。「煩い。黙っているのだよ」その言葉に棘は無い。少し目線を上げてみると僅かに見えた赤。『っ…////』思わずこっちまで恥ずかしくなってくる。腕を広い背中に回した。 #黒バスプラス

2012-11-13 22:03:48
@miyachiya_kbs7

【裏腹ボーイ⑦】真ちゃんに手を引かれ連れて来られたのは体育館裏。足が止まる。流れる沈黙。『ご、ごめんね!私、しつこかったよね!ほんと、ごめっ…!』ぐい、と腕を引かれて体が倒れる。真ちゃんの匂い。ぬくもり。「……悪かった。その、本心などではないのだよ…」 #黒バスプラス 素直な心。

2012-11-13 22:03:46
@miyachiya_kbs7

『送ってもらっちゃって…ごめんね』傘を忘れた。雨の中途方に暮れていると傘を持った宮地くんが家まで送ってくれた。「別に、じゃ」刺々しい物言いをする彼が少し苦手だった。ほっと一息吐いたときに見えた反対側の肩。制服の色が変わっていた。 #黒バスプラス 慌てて家に入る。顔が熱い。

2012-11-13 17:22:45
@miyachiya_kbs7

【裏腹ボーイ⑥】「◯◯ちゃん!」見つけた彼女は空き教室で泣いていた。『高尾、くん…』“追い付いた”ところで俺は口を開く。「緑間なんかやめて俺にしねぇ?俺、◯◯ちゃんのこと「──◯◯、」」遮る声。やっとお出ましだ。まったく、ウチのエース様は。 #黒バスプラス 俺って献身的??

2012-11-13 17:12:57
@miyachiya_kbs7

「日本の秋は…綺麗だね」でも紅葉は苦手だ、辰也は呟いた。『辰也…?』「紅葉は…大我の、色だから。思い出してしまうんだ」苦い笑顔。そんな顔似合わない。貴方のその思いは間違いなんかじゃない。当たり前なのよ?だから、泣かないで? #黒バスプラス 嗚呼、早く冬が来ればいいのに。

2012-11-13 16:59:52
@miyachiya_kbs7

紅葉や銀杏が舞う中、和装をして赤司くんと歩く。「風情があるだろう?」どこか嬉しそうに彼は言う。紅葉と銀杏の色の瞳を細めて。「キミに見せたかったんだ」『ありがとう。とっても綺麗ね』それは景色へのものか、それとも。『──すごく綺麗』 #黒バスプラス まるで幻想に魅せられたようで。

2012-11-13 16:53:11
@miyachiya_kbs7

【裏腹ボーイ⑤】何かが落ちた音に目を向ける。まさか、あの後ろ姿は…「緑間っ!」真顔の高尾が俺の胸ぐらを掴む。「追いかけろよ!◯◯ちゃん泣いてたぞ!」やはりあれは──「っ…、俺が貰ってもいいんだな?」高尾が走り出す。 #黒バスプラス 視界には落ちた弁当箱。

2012-11-13 13:30:34
@miyachiya_kbs7

「…まだ、なのか?」布団からひょこりと顔を出した征十郎が不満そうな表情で尋ねてくる。先程お風呂から出て来たばかりの私は、まだ髪も乾かしていない。まったく、仕様のない子だ。『先寝てていいのよ?』「…待ってる」頭を撫でてやると気持ち良さそうに目を細めた。 #黒バスプラス

2012-11-13 02:00:51
@miyachiya_kbs7

【裏腹ボーイ④】((真ちゃん、喜んでくれるかな…?))お弁当を持って彼の元へ。クラスの前まで行くと真ちゃんの声。誰かと話しているらしい。「緑間のカノジョ可愛いよな!」「ふん…──鬱陶しいだけなのだよ」ガチャン。持っていたお弁当が落ちる。高尾くんと目が合った。 #黒バスプラス

2012-11-12 15:46:51
@miyachiya_kbs7

『雨の日ー憂鬱ー_(-ω-_ )_』元々外部だった千夜。そのせいか雨の日はやる気も元気も出ないらしい。「ぐだぐだしてんなよ蹴るぞ」『清志ひどーい』その分、雨の日は千夜は俺にべったりくっついてくる。ああ、勉強しづれー。でも、 #茶筒 #宮ちや そんな日も悪くねぇって思う俺がいる。

2012-11-11 18:27:12
@miyachiya_kbs7

いつだったか。黒子くんが大我のことを“光”だと言っていた。『大我…、』名前を呼べば抱き締めてくれる腕。温かい。本当に、彼は光のように私を照らし、温め、導いてくれる。大我に抱かれていると、すべての悩みが馬鹿らしく思えてくる。 #黒バスプラス 私はもう、貴方無しじゃ生きられない。

2012-11-11 16:33:53
@miyachiya_kbs7

──側にいて。本当はそう言いたかった。でも貴方はいつだって前を見てるから。そんな我が儘言えなくて。寒い、サムイ。離されたこの手は空っぽ。貴方が繋いでくれるはずもなく。──征十郎。愛しい彼の名を心中で呼ぶ。寒い、寒いよ。 #黒バスマイナス 心まで離されたら、きっと私は死んでしまう。

2012-11-11 16:30:04
@miyachiya_kbs7

【裏腹ボーイ③】「──真ちゃんが冷たい?」目の前の彼女の顔は真剣そのものだ。『昔はまだ優しかったのに』あー、◯◯ちゃん。多分ソレ真ちゃんの特性:ツンデレだから。『私、嫌われちゃったのかなぁ…』ほら言わんこっちゃない。「大丈夫だって!」 #黒バスプラス そろそろ何とかしないとねぇ…

2012-11-11 15:48:36
@miyachiya_kbs7

「◯◯ー!ポッキーゲームしよー!」大声で言いながらやってきたのは小太郎先輩。『せ、先輩!静かに…』「なあなあ!しようよー!」聞いちゃいない。でもそんな提案を持ちかけてくる先輩の顔は輝いていて。断るなんて、そんなこと、 #黒バスプラス 絆されてしまう私は、もう、末期?

2012-11-11 00:51:28
@miyachiya_kbs7

「『……』」「…っしゃ!俺の勝ち!」世のカップルがポッキーゲームなんてリア充行事を楽しむ中、私は大輝とチョコの早舐めを競っていた。『っああぁあ!負けた!!』「へっ、これで俺に勝てるのは紫原ぐれぇだな」悔しんでいると呼ばれる名。そして。 #黒バスプラス チョコ味のキスが降ってきた。

2012-11-11 00:49:21
@miyachiya_kbs7

「◯◯!俺とポッキーゲームを『しません』」またアホな提案を持ちかけて来た森山をあしらう。「相変わらず冷たいな。俺がツンデレ好きと知ってのことか!?」『知らんわ』呆れて溜め息が出る。…そう、私は呆れているはずだ。なのに、なんで断ったことを少し後悔しているの? #黒バスプラス

2012-11-11 00:46:13
@miyachiya_kbs7

「嫌なのだよ」きっぱり。面白半分ではあったが真太郎にポッキーゲームを持ちかけてみたところ即答で断られた。『そっか…』肩を落としてみる。彼は少し慌てたようだ。ちなみにこの作戦は高尾くん直伝だ。「ぷ、プリッツならいいのだよ!」思わぬ返答に吹き出したのは言うまでもない。 #黒バスプラス

2012-11-11 00:43:55
@miyachiya_kbs7

「◯◯っちー!ポッキーゲームするっス~」『やだ』魂胆が見え見えな涼太の誘いをきっぱり断る。すると犬は目に見えて落ち込んだ。「なんでっスかー…」少し可哀想な気もする。どうしたものか。そう思案していると。──ちゅ。 #黒バスプラス 「…なら、普通にキスしちゃうっスね♡」

2012-11-11 00:40:20
@miyachiya_kbs7

「ポッキーゲームしませんか?」思いもよらない彼からの誘い。乗ってみたけれど一向に間は縮まらない。『…テツヤ?』ポッキーを離して呼びかける。するとハッとしたような表情の彼。「…すみません。貴女の唇を意識してしまうとなかなか動き出せなくて…」 #黒バスプラス その言葉にお互いに赤面。

2012-11-11 00:38:03
@miyachiya_kbs7

《いつまでそうしているんだい?》ポッキーを咥えたままだから言葉は聞こえないけれど彼は確実にそう言ってる。目が言ってる。だってこんな近くに征十郎の顔があるなんて恥ずかしくてポッキーゲームどころじゃ…!「遅い」いつの間にかポッキーはなくなっていて。 #黒バスプラス 唇には甘いキス。

2012-11-11 00:34:18
@miyachiya_kbs7

勝つことが全て。勝利は生きるための基礎代謝。彼はそう言った。言葉通り、彼は今までずっと勝ち進んできた。言葉に嘘偽りはなかった。「行くよ◯◯」私がついて行くのが当たり前かのように彼は告げる。ねえ、征十郎、 #黒バスマイナス 貴方にとって“彼女(ワタシ)”は必要ですか?

2012-11-10 01:36:36
@miyachiya_kbs7

「◯◯ちん何してんのー?」お風呂上がり、腹筋運動をしている私に敦が尋ねる。『最近太ったから!』「えー全然だし」『太ったの!』ふーん。敦が持っていたお菓子を机に置いて私に近付く。『う、わ…!』持ち上げられてベッドへダイブ。「…そんなに運動したいなら手伝ってあげるし」 #黒バスプラス

2012-11-10 01:32:25
@miyachiya_kbs7

彼は努力家だ。それは近くでずっと見てきた私が保障する。一つの目標に向けて真剣に頑張る彼の姿は“影”なんかじゃなく“光”そのものだと私は思う。「帰りましょうか」いつも通りの帰り道。『…テツヤ、』口を突いた彼の名前は夜風に消える。 #黒バスプラス もし、私が貴方の光になれたらなら。

2012-11-10 01:25:06
@miyachiya_kbs7

彼は私の太陽だ。どんなに元気のない日でも辛いことがあった日でも、彼の笑顔を見ればあっという間になくなってしまう。「◯◯先輩、今日も可愛いっスね!」涼太は私を太陽みたいだと言う。けれどそれは買い被りすぎよ。私はそんな綺麗な存在じゃない。 #黒バスプラス どうせなら貴方と対の月に。

2012-11-10 01:21:56
@miyachiya_kbs7

彼の瞳はまるで魔法そのものだ。「◯◯」見つめられて名前を呼ばれれば、もうその声に従うしかなくなる。そう言えば古い英雄で泣き黒子に魅惑の魔力を秘めている人がいたと聞いたことがある。確か、その話は悲恋物だ。『辰也…』 #黒バスプラス まあ、私達には永遠に関係のないお話だけれど。

2012-11-10 01:19:39
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