【突発】黒化騎乗陣営企画　①

性欲王イスカンダル @Rider_4th

（電気もつけずテレビの明かりだけがついている薄暗い室内。テレビの前で巨体を横たわらせゲームに熱中する背後に黒い染みがじわりと滲み）（その染みは床から沸き出る泉のように、水溜りを作り波紋を広げながら大きくなり）

性欲王イスカンダル @Rider_4th

…！？（背後からの不穏な気配にいち早く気づき、がばりと体を起こして背後を振り返るが、気づかれたと分かったソレは勢いを増し、洪水のように容量を増し）…くっ（立ち上がるまでは成功したものの、足はすでに侵食され身動きが取れず）

性欲王イスカンダル @Rider_4th

（足を取られ、また中からまるで誘いこむようにずるずると引きこむような強い力に、抗う術はなく）（どぷん、と泥に沈み） （泥の水面に、ゲームオーバーと書かれたテレビの光が反射するだけの静寂が訪れ）

@waver_s

(緩り白い瞼上げれば、余興愉しむ様に口許は三日月の孤を描き)　――…。

性欲王イスカンダル @Rider_4th

（しばらくすると、泥の中から指がにゅと出て）（床を掴むとそれを足がかりにざばりと泥の中から巨体が黒い泥を纏いながら現れ） ……なんだ、今のは…（泥にまみれた銀髪を後ろにかき上げ、淀んだ内側を払うように頭を軽く振り）

性欲王イスカンダル @Rider_4th

（手を握り締め開くを繰り返し、己の体の変化を感じ取り）また妙な力を得たか。

@waver_s

(細めた碧は黒の男見据え、くつくつ愉快に肩揺らせば喉鳴らし)――さあ、ライダー。これで、お前は僕と同じ色だな。

性欲王イスカンダル @Rider_4th

@waver_s フン、何をたくらんでおる（指で顎を掬い、見下ろす視線は精気なく冷たくすら感じる眼差しで）

@waver_s

@Rider_4th (泥の中より這い出れば白髪の男見上げ、小脇に抱えた魔術書は泥へと捨て遣り)　(堪え切れぬ嘲笑その頬に浮かべれば)――…いいや？何を企んでるという訳でもないけれど…はは、僕にお似合いの姿じゃないか。

性欲王イスカンダル @Rider_4th

（辺りを見渡し）ふん、皆はろうぃんなどという物に執心か。菓子はすべて余の物だ。

性欲王イスカンダル @Rider_4th

@waver_s （姿を見ればどろりと何かを蜂起させるように体内に巡る泥に、慣れない感覚に僅かに顔を歪め）満足か？ウェイバー（掬った顎を指先でなで）

@waver_s

あれには、菓子を与えて悪戯するというよりも、僕の手で這い蹲らせた方が楽しそうじゃないか？(黒の天に掲げた手の甲には鈍く光る赤の令呪、ふは、と零れた嘲笑は夜風に掻き消され)――…素敵な夜になりそうだ、なあ、ライダー。

@waver_s

@Rider_4th (にんまりと弧描く薄い唇、頬撫ぜる褐色の指は普段の其れより冷やかに)　(ちろり深碧の視線向ければ、呼応する様に唇開き)　…嗚呼、満足だ。…この日がいつ来るのか、と――ずっと心待ちにしていたんだよ。　(逃れる様に影より躰這う泥の触手は、頬伝う指の腹を弾き)

性欲王イスカンダル @Rider_4th

@waver_s （ぱしんと弾かれれば、フンと鼻を鳴らしてがしりと強く顎を掴み）…いい事を教えてやろう。貴様の記憶が曖昧だ。分かっておるような気もするが、はっきりと思いだそうとすると黒く霞がかる。あまり余を怒らせると何をするか分からんぞ？（覗きこみにやりと笑い）

@waver_s

@Rider_4th (す、と落した瞼は碧細め、攫まれる下顎と共に澱む赤黒き視線と絡み合い)――…ああ、悪くないぞ、ライダー。寧ろ最高の褒美だ。…そう挑戦的でなくちゃ、お前を侍らせる意味がないから、な。　(視界一杯に広がる愉快を書き写した冷笑に仄か背筋凍らせ、頬は一筋の汗伝い)

性欲王イスカンダル @Rider_4th

@waver_s また異な事を言うものだ。坊主よ。王である余を侍らそうなど、そう簡単に余が屈すると思っておるのか？（挑戦的な眼差しを間近を向けるも、反らされぬ視線に満足げに口角を上げて）ふふん、面白いお手並み拝見といこうか。

@waver_s

@Rider_4th 王であろうとなかろうと、関係ないな。だってお前は、僕に従わざるを得ないんだろ？(令呪宿す白魚の掌で頬撫ぜれば赤黒の徴見遣り、虚ろ心中が黒に満る感覚に仄か喜びさえ覚え)――…お手並み拝見？いい覚悟だ。　(する、と影から伸びる無数の黒の手は男の四肢へと絡み付き)

@waver_s

――――侍らす。屈服させる。地に這わせる。普段の姿は眩しく罪悪感に駆られるけれど、あの姿ならば、面白い。

@waver_s

(甘く紡ぐ猫撫で声はねとり粘膜の様に肌伝い)『…僕のライダーを返してくれ、お願いだ』――…とでも、言えば良かったか？これは、あれの唯我独尊を矯正する好い機会じゃないか。お前は僕の英霊だと、僕が主人だと認識させる取って置きのチャンスを、わざわざ無碍にする理由がない。

性欲王イスカンダル @Rider_4th

@waver_s （冷たく撫でる手に浮かぶ赤い刻印と、冷たく見据える相手の視線は本気であると示し）ほう…それを貴様が使うのか？（内心些かの焦燥を覚えながらも表にはまるで出さず）…！？（避ける間もなく拘束される四肢に目を剥き）

性欲王イスカンダル @Rider_4th

性欲王イスカンダルは胸が痛くなる意味を知らぬままの、美しくも儚い戀をしています。性欲王イスカンダルにとっては、それが初恋だったのかもしれません。 http://t.co/lBgd8n9q　　　今の余は恋など知らん。

@waver_s

@Rider_4th (僅か剥かれた瞳見逃す事無く、焦燥捉える様に男の躰這う赤と黒に色取られた触手は頬や腕を撫ぜ)　使ってもいい。でも、――勿体ないな。今の僕がお前の動きを制止する位なら、こんなモノ必要ない。……さあ、改めて互いの上下関係の確認でもするか？(くつ、と肩揺らし)

@waver_s

黒ウェイバーは物語が終わらない様にと息をとめて祈る、たどたどしくもひたむきな恋に落ちたのでした。黒ウェイバーの指に赤い糸が結ばれているかは誰にもわからないのです。 http://t.co/9zyZYWvk ―――彼奴が何も覚えていないなら、こんな言葉は関係ないだろ。

性欲王イスカンダル @Rider_4th

@waver_s （肌を這う触手の群れには眉一つ動かさず、ジっとただ相手を見据え）この程度で余が屈するなど思っておるようでは片腹痛いのう。仮にこれで余が犯されようとも、それで貴様に屈した事になるはずもない。どんな苦痛にも耐えて見せるが…（腕に力をコメぶち、と音を立て引きちぎり）

@waver_s

(あれが、覚えていないなら――――…語る想いも、重ねた記憶も忘れたの一点張りなら、僕も忘れた振りをして従順な英霊への理想像へと導き躾けるだけだ。)