「教養」の文化領域の編制 と 90年代後半の宗教関連や「サブカル」

@helplineさんの冒頭の話は、まとめ「[.review論考024]「文学部」再建論――文学部生への三つの提言/杉本未来」からつながってる話だと思います。 http://togetter.com/li/29442
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鈴木創士 @sosodesumus

死ぬ人を待つとはなしに待つ宵の電波も消える灼熱の月 (村崎百郎殺害さる)

2010-07-27 21:43:56
鈴木創士 @sosodesumus

ここ4日くらい仕事中サントラ「冒険者たち」のレティシア三曲をリピートにしてかけぱなし。ジュネの時は何日もモーツアルト「レクイエム」だった。何でそんなことをするのかといえば一種の癖だ。昔はウェーベルン「眼の光」かけっぱなし。よけい調子悪くなった。ウィーンの精神的危機が俺に取り憑き…

2010-07-28 13:45:32
鈴木創士 @sosodesumus

CDがない頃は、ワーグナーをエンドレステープに入れてかけっぱなし。新宿の友達から教わった。彼は道でも聞いていた。絵描きだった彼は行方不明になってしまった。ずっと前にオープンカーで大音量のワーグナーをかけて運転している老人を見かけたこともある。彼はフルトベングラーだったのだろうか

2010-07-28 13:53:50
鈴木創士 @sosodesumus

子供用の緑と黄色の練習用バレエ服(ミニスカートでひらひらのついたやつ)を着て通りを行く筋肉もりもりの赤銅色の禿げたオッサンを去年見た。破れた網タイツからは尻がはみださんばかり(下着はなし)で靴は小学生が履く様な運動靴。すれ違う人達は全員凍りついていた。笑い転げていたのは俺たちだけ

2010-07-28 14:10:37
@mesmer1709

@sosodesumus 先生!こんなの見つけました。まさにあのシーンです。じつは私も以前・サントラをアップしたのですがこちらは音もいいです。http://bit.ly/cDlmwq

2010-07-28 14:03:43
鈴木創士 @sosodesumus

そう、これです。でもいまも聞いていたので、いまアランドロンが輪唱してる!@mesmer1709 @sosodesumus 先生!こんなの見つけました。まさにあのシーンです。じつは私も以前・サントラをアップしたのですがこちらは音もいいです。http://bit.ly/cDlmwq

2010-07-28 14:18:58
鈴木創士 @sosodesumus

このファクトリー映像見たことないかも。イーディも映ってますね。イーディ万歳!くたばれ最近のイーディ映画!@nonomurax こんな乱痴気騒ぎ繰り返しているから死ぬ奴出てきちゃうんだよなあ…。 http://www.youtube.com/watch?v=uaAAmRDX4ok

2010-07-30 11:39:24
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鈴木創士 @sosodesumus

映像にはロスコが使われているが、ロスコは音楽的な絵画かもしれない。昔ソレルスがロスコの絵について確か「音の壁」とか言ってたが、そんな感じ@asano_shinji フェルドマン聴きながらだと気持ち涼しく感じる http://bit.ly/cfEEiB

2010-07-31 10:57:26
鈴木創士 @sosodesumus

ベイコンはロスコの絵を見ると自殺したくなるといって嫌っていたが、そういえばベイコンの絵画からは「音楽」が聞こえない。「叫び」の絵画であって、音楽ではない。「フィギュール」のアップ映像は音の流れを遮断する。つまりベイコンのタブローには時間が流れていないのだろうか

2010-07-31 11:11:34
鈴木創士 @sosodesumus

確かにそうだけど、抵抗感のある絵もある。ただロスコを見ていると、僕もロスコについてのフォーマリズム的アプローチは全く違うんじゃないかという印象をいつも受けます@asano_shinji ロスコの絵画は実際に目の前に立っても「色」や「面」等の視覚的な抵抗感が希薄な印象を受けましたし

2010-07-31 15:07:44
鈴木創士 @sosodesumus

ソレルスの言う「音の壁」がどういうことだったのか忘れましたが、その前でユダヤ人たちが「詩篇」を朗唱する「嘆きの壁」のことだったのかもしれません。どんなタブローが音楽的なのかを言うのはなかなか興味深いですが、振動を伝える「膜」か・・・そうかもしれません @asano_shinji

2010-07-31 15:11:18
鈴木創士 @sosodesumus

ソレルスの「詩篇(ロスコ)」を読み返した。いい加減な記憶で、「音の壁」ではなく、「意味の壁」だった。ただその前でユダヤ人たちが詩篇を朗唱する「嘆きの壁」は「音の壁」なのだからまあいいや。このエッセイはこんな風に始まる、「背景は表面として、表面は背景として到来する、意味の壁。」…

2010-07-31 20:22:57
鈴木創士 @sosodesumus

いや、このエッセイは『例外の理論』に入っていて、翻訳は宮林さんの訳でせりか書房から出ていますよ。美術エッセイです。この「詩篇」は旧約聖書の「詩篇」のことです。@reger44 ソレルスの詩編なんてあるんですか! 彼にしては珍しく屈託のない哲学的なフレーズですね。

2010-07-31 20:38:16
鈴木創士 @sosodesumus

地震で大量の本を失ったり売り飛ばしたりもしたのですぐに必要なものがないことがある。で、今日も友人に笠井叡『聖霊舞踏』と『神々の黄昏』他を借りてきた。持つべきものは友で、言えばたいてい彼は何でも持っている。彼は元***だが今は会社の社長をやっている。世の中にはこういう人もいるのです

2010-07-31 21:03:06
鈴木創士 @sosodesumus

エルスケンの写真集『セーヌ左岸の恋』には、若き日のドゥボール、後にウィーン幻想派の首領となるエルンスト・フックス、おばあさんになってパティ・スミスの友人となったヴァリ・メイヤーズが写っていた。彼らは戦後サンジェルマンデプレの無名のフーテン族だった。つまりフランス風ビートニクス。

2010-07-31 22:43:13
鈴木創士 @sosodesumus

現代思潮社本についてのコラム第五回、「重力をさまよわせること、など(一) 大野一雄・土方巽・笠井叡」です。どうぞよろしく。http://www.gendaishicho.co.jp/news/n1251.html

2010-08-01 00:08:28
鈴木創士 @sosodesumus

神戸の北野町の三百メートルほどの三角形の中に、カトリック教会、イスラムのモスク、ユダヤのシナゴーグがある。少し離れたところにはロシア正教会もある。たまに機関銃の音がすれば、エルサレムだけど、ヤクザの発砲も最近は聞かない。昼寝にどうぞ。どぜう。

2010-08-01 23:17:41
鈴木創士 @sosodesumus

はい、ひっそりとですが。昔杉浦千畝氏が逃がしたユダヤ人たちは一時期神戸に集まっていたようです。僕が生まれた家の隣もユダヤ人でしたし、その後住んだ近所にもユダヤ人村落の跡がありました@ttt_ceinture 神戸にはそんなユダヤ人排斥以前の中世スペインのような空間があるのですか

2010-08-01 23:27:21
鈴木創士 @sosodesumus

夕方になって涼しくなったので読みかけの小説をぱらぱらめくりながら縁側でうつらうつらしていると、本から座敷わらしが出てきてびつくり。円卓の上の欠けた花瓶の中でだるま落としであそんでいるようだ。さっきまでだるまがどすんと落ちる音や、・・・

2010-08-02 19:53:49
鈴木創士 @sosodesumus

・・・少しずつ小さく縮んでしまっただるまが陶器の内側に当たってカラコロと涼しげな音を立てたりしていたが、いまは首か背骨の先端のあたりがやけにちりちりして気持ちが悪い。(首がもげるといけないので私はじっとしていた)。・・・

2010-08-02 19:54:16
鈴木創士 @sosodesumus

・・・土方はくるぶしの住処に隠れている奴の話をどこかでしていたが、風の足裏を持つ男だからこそ右脚をなくして空中に浮いているのだと、このあいだ近所のなまぐさ坊主がどぜうを食いながら笑っておった。ばかばかしい。・・・

2010-08-02 19:54:42
鈴木創士 @sosodesumus

・・・私はこの坊主が大嫌いである。山門にでかでかと菊の御紋をいただいた京都のお寺の末寺のそのまた末寺のぼろ寺のその住持は、四十がらみのどこにでもいるような痩せの大男だが、どういう理由なのか手を使わずに寝転んで壊れた古い鏡台のガラス板を足で押し外そうとしていたところ、・・・

2010-08-02 19:55:07
鈴木創士 @sosodesumus

・・・そのうち寝込んでしまい、とうとうそいつを蹴っ飛ばして足を二十針も縫う大怪我をしたが、翌日になると庭に出て水を撒きながら、寺の前をびっこをひいて通り過ぎる私をにらみつけていた。・・・

2010-08-02 19:55:29
鈴木創士 @sosodesumus

・・・「どうぞ、どうぞ、どぜう、いいお天気で」、坊主は白粉を塗りたくったようなうらなりの唐茄子の顔をにこりともさせずにそう言ったが、私は返事をしてやらなかった。舌を家に忘れてきたからだ。

2010-08-02 19:55:57
鈴木創士 @sosodesumus

小鳥と話ができた聖フランチェスコ。小鳥と同じように、この美しいキチガイ乞食坊主に耳を傾けようとした神学者のなかには、ドゥンス・スコトゥス、、オッカム、ロジャー・ベイコン等がいた。彼らはフランチェスコ派の神学者だった(ベイコンは何度か破門寸前だったが)。この事実はなおざりにできない

2010-08-03 11:01:41
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