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対話型鑑賞法に関する連続ツイート

対話型鑑賞法についての連続ツイートをまとめました。今回はナビゲーターの視点に着目してつぶやいています。
アート
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舘野 泰一 @tatthiy
最近対話型鑑賞法について色々考えているのでひとまず感じたことを連続ツイートしてみる。対話型鑑賞法はざっくりいえば、ナビゲーター役の人とともに対話を通して作品を鑑賞することで作品を楽しんだり、理解を深める方法だろう。今回はナビゲーターに着目して書いてみる。
舘野 泰一 @tatthiy
(1)対話型鑑賞法を行うナビゲーターに必要とされている力は非常に多い。鑑賞者の言葉に敏感になり、その意図をしっかりつかんでいく。そしてその意図を踏まえた上で、次につながる感想や質問を即興的につないでいく必要がある。
舘野 泰一 @tatthiy
(2)鑑賞者の言葉をしっかりつかむことが大事なのだが、それは鑑賞者の「意図」を正確につかむためだ。微妙な言葉の言い回しに鑑賞者の感じたニュアンスがつまっている。そのニュアンスを大切にし、逃さない気持ちが大事になる。
舘野 泰一 @tatthiy
(3)対話を進めていく上で難しいのは「予定調和的な対話」に陥らないようにするという点だ。昔学校で、先生が子どもたちに質問するのだけど、進めたい方向が決まっていて、カタチだけの対話になっていることがあったが、そういうパターンにはまってはいけない。
舘野 泰一 @tatthiy
(4)ただし相手の鑑賞に寄り添いつつ、的確なタイミングで作品に対する情報を出していかないといけない。この情報を出すタイミングが非常に難しい。早すぎても遅すぎてもだめ。慣れていないナビゲーターにとっては情報をだすタイミングに習熟するのが一つポイントになる。
舘野 泰一 @tatthiy
(5)情報は作品の見え方にすごく影響を与える。例えばタイトル。これを知って見るのと見ないのでは全然見え方が違う。情報を知るとそれにあわせて見てしまう部分もある。しかし、対話型鑑賞の面白さはそれを知ってもなお、新しい見え方がでてくる点である。情報を知ってわかることはゴールではない。
舘野 泰一 @tatthiy
(6)ナビゲーターにとって対話型鑑賞法は単なる技術にとどまらない。この方法は自分自身と切り離して考えられないところに面白さと難しさがある。例えば、作品の選定。「これは君っぽいね」という作品が存在する。
舘野 泰一 @tatthiy
(7)ナビゲーターにとっての基本的なナビゲーションのスキルはあるのだが、どの作品でも100%の力を出せるとは限らない。得意な作品や、そうではない作品がある。それは自分自身の好みや考え方にかなり関連する。このあたりが自分と切り離したスキルにとどまらない理由だ。
舘野 泰一 @tatthiy
(8)対話型鑑賞のスキルを伸ばして行くことは、上手にやれば自分に対する理解にもつながっていく。自分はどうしてこの作品が好きなのか、どうしてこういう方向に話を進めたくなるのか。作品を媒介にして自分を振り返ることになる。鑑賞者も同じかもしれない。
舘野 泰一 @tatthiy
(9)対話型鑑賞によって身につく力をあえてベタにいうならば、コミュニケーション能力、そして自己理解などがある。大学教育で大事にされているものを押さえている。言葉をいかに上手に扱うか、そして、自分をどうやって知るのか。初年次教育やキャリア教育に求められている力をそのものだ。
舘野 泰一 @tatthiy
(10)ではどの大学でもこの方法を取り入れれば学生は成長するのだろうか。これはおそらく難しいと思う。コミュニケーション能力や自己理解は授業時間だけ身につけるのは難しい。授業を受けるだけというよりも、例えばゼミや研究室のような学びを支えるためのコミュニティが必須になる気がする。
舘野 泰一 @tatthiy
ということで茂木さんのマネをして「対話型鑑賞法」に関する連続ツイートしてみました。10連続でツイートするのはタイムライン占拠してしまいそうでちょっとドキドキしました・・・。たくさんツイートしてしまいごめんなさい。このツイートをもとにそのうちブログに記事をまとめてみようと思います。
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