マジンカイザーSKL感想
さて、マジンカイザーSKLの視聴を完了。蒼き眼を持つ魔神は新しい形のマジンガーを見せてくれたとでもいおうか。
2012-10-31 21:44:28ただ……最大の欠点を挙げるとしたら尺が短い。かなり詰め込んでしまったような内容になってしまい、あと3話程あったらもう少し色々楽しめたのではないかと思ってしまう。
2012-10-31 21:45:46評価とすればストーリー3、キャラ3、メカ4、作画5。大体73点。まぁBランクだが、新しい雰囲気を持つ作品だっただけに、もう少し彼らの物語を見てみたいと思ったことはある。
2012-10-31 21:47:02まず、ふと思ったことは鋼鉄神ジーグをよりダーティーによりグロテスクにしたかのような作品である。突き抜けたとも言えるノリはどちらも健在だが、鋼鉄神が陽ならばSKLは陰と言おうか。
2012-10-31 21:48:46ダーティー、グロテスクな点はOVAとの媒体もありおそらくダイナミック系ロボットアニメでは1,2を争う描写だと思う。
2012-10-31 21:51:30そして剣と遼の「戦いたいから戦う、潰したいから潰す。俺たちが地獄だ」とのセリフの通り大義名分なんぞくそくらえ!な本能に忠実なダーティーな主人公コンビはなかなか良い刺激だった。
2012-10-31 21:52:36ただ、全3話では彼らのバックボーンまで描けず。描かない事も手だったが、遼の過去に中途半端に触れてしまい、過去を乗り越える描写もままならないままで終わってしまったかも。
2012-10-31 21:56:30またゴッドマジンガー、バイオレンスジャック(ちょっと自信ない)、キューティーハニーからのスターシステムのキャラクター達があまり出番がなかったのも惜しい。
2012-10-31 21:57:08早い話、全3話はやはり短い。キャラの魅力をまだ描き残してしまった所もあり、ストーリーにおいてもかなり急ぎ足で進めなければならない状況だった。
2012-10-31 21:58:10そこから一転、メカニックについてだがマジンカイザーSKLは今まで黄色の眼がデフォルトだったマジンガーシリーズの機体に対し蒼い眼を持つ点が新しく、もちろんバトル描写もその新しさを存分に感じさせてくれるものであった。
2012-10-31 22:00:00また、後述するが最終回でのスクランダー装備形態において黄色の瞳となり、マジンガーらしくルストハリケーン系、ブレストファイヤー系の武器も使ってくれた点は面白い。
2012-10-31 22:02:02そんでもってガン=カタである。マジンカイザーSKLの魅力と言えばブレストリガーは欠かすことはできないだろう。
2012-10-31 22:02:54また戦争を背景としていることから、大群対大群の戦いが見れる訳だが、その場においてガン=カタで次々と雑魚を一掃していくマジンカイザーSKLの姿はまさしく無双系ロボット。作画もかなり気合が入っているのが嬉しい。
2012-10-31 22:04:33名無しにとってはザンボ・エースに並ぶ銃が良く似合うロボットとしてマジンカイザーSKLの名前を覚えておきたい。ロボットアニメでガン=カタが見たいなら、マジンカイザーSKLを見ればいいと思うよ!
2012-10-31 22:05:51少なくともロボットアクションとしては結構面白い。それを目当てに見るなら尺の短さも気にはならない……あ、それだともっと活躍してほしいと思ってしまうかも。
2012-10-31 22:07:51あと二人乗りの上に、メインパイロットが交代することでバトルスタイルも変わる設定も面白かった。遼が銃と剣を駆使する無双用なら、剣が肉弾戦の決戦用。完成形態で万能になるパワーアップも良かった。
2012-10-31 22:10:10第1話……この時点で説明不足な感じもあるが、まだテンポの点では特に問題はないかもしれない。ここではやはりマジンカイザーSKLの無双っぷりもそうだが、爆劉鬼もなかなかギミック矢作画面で迫力のある敵に仕上がっている。
2012-10-31 22:11:08第2話……いわば中盤での主人公敗北のエピソードを描きたかったのかもしれないが、さすがに第2話では無理がある。遼のトラウマを描くのもちょっと尺としては厳しかった。
2012-10-31 22:12:40第3話……怒涛の勢いで駆け抜けてしまった印象がある。ウィングルがいきなり登場した、デモンもいきなり死んだ、アイアンカイザーもいきなり出てきた。
2012-10-31 22:13:21だが、スクランダー装備のSKLとアイアンカイザーのバトルはかなり迫力のある画面に仕上がっている。挿入歌もなかなかイメージにピッタリであり、このバトルはついつい勢いに乗って楽しんでしまった。
2012-10-31 22:14:25ストーリーとしては駆け足だが、バトル描写としては十分合格点だろうということで。各話感想は少々辛口気味だけど名無しは結構楽しんでいたなりよ。
2012-10-31 22:15:22スタッフ面で見ると、山下将仁さんや阿部通孝さんなど、鋼鉄神ジーグでも猛威をふるったメカアニメーターの方が全話に参加されていたのは嬉しかったかなと。
2012-10-31 22:16:43キャラデザの面では伊藤岳史さんの起用が珍しかった。アニバスター以降の伊藤さんのデザインはちと苦手だったが、SKLに関しては今までのダイナミックロボットアニメとかでは見られない絵柄が新鮮だった。
2012-10-31 22:18:11