第4回インディーズゲーム勉強会が熱い

第一講演「ゼロから始めるノベルゲーム作成のススメ」

最初の講演は、したいがぁるくぅのめがねさん。
ゲーム制作の頓挫する理由、気を付けるべき点などを列挙した詳細な資料をもとに、テンポよく講演を進めていく。
経験者にとってはなじみ深いテーマが多く、発注に際するトラブルや、締切の設定、販売媒体の選択など、講演のカバーする範囲は多岐にわたり、熱心にメモをとる参加者の姿が目立った。

第二講演「ゲームプログラミングって難しくて孤独だよな？な？ ～とあるゲームエンジン『AEn』の挑戦～」

第二講演者は、ゲームエンジンAEnの開発者であるookamiさん。
さんざん「緊張している」と予防線を張っていたのに、いざ講演が始まると誰よりも堂々としていた。
小粋なトークで会場を湧かせる。

AEnは、どんなジャンルでも作れる汎用的ゲームエンジン。
ホットデプロイ機能、多彩なテンプレート、強力な構文解析によるコード構造のツリー表示などによって、ラピッドで直感的な開発を実現する。
実際に、会場ではAEnによる開発を実演し、わずか8分でシューティングゲームのポーズ画面処理を完成させた。

第三講演「ゲームデザイン最前線！ ゲームUIの構築テクニック(仮)」

トリを飾るのは、yu-さん。
プロのプランナーとして、UIの様々なTIPSを解説する。
トンマナによるゲームのカラー統一や、画面における視線の移動を説明するZ型、F型の話題。
アニメーションを利用して直感的に操作方法をユーザに伝えるテクニックなど、その内容は実戦的だ。

ライトニングトーク

会場で参加者を募っての、ライトニングトーク。
パワポ資料やトークによって、5分程度の短いプレゼンを展開する。

そして、交流タイム

各自軽い自己紹介をしたのち、交流タイムに入った。
既に会場は充分に温まり、そこかしこで名刺交換が始まる。
その盛り上がりはすさまじく、近くの人と会話するのも時に困難になるほど。
とにかく全員ノリがいい。

参加層は、様々。
インディーズゲーム制作者、これから作ってみたいというかた、フリーランスとして活動されているかた、企業に所属して制作しているかた等々。
また、制作ツールも吉里吉里やウディタに始まる定番ツール、C++を用いたフルスクラッチなど、割と綺麗にばらけていた印象。

二次会へ

勉強会が終了し、二次会参加組と解散組に分かれる。
二次会参加率が高かったのも、今回の特徴。
すぐ近くの飲み屋の部屋を二つ借り切って、皆でがやがやと飲む。

終了～お疲れ様でした～

なんと最終的に四次会まで行った。
皆の驚異的な参加率とテンションの高さ、ノリの良さとアクティブさに助けられた会だった。