映画『阿賀に生きる』公式ツイッター&カメラマン小林さんのつぶやき #minamata #niigata #eiga

11月24日(土)より渋谷ユーロスペースにて! 『阿賀に生きる』公式サイト http://kasamafilm.com/aga 『阿賀に生きる』ツイッター @aganiikiru 『阿賀に生きる』カメラマン @kobacamera 小林茂さん ※試写会に行った方、20年前に『阿賀に生きる』を見た方の10月23日までのつぶやきはコチラ。http://togetter.com/li/391504
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リンク t.co 【特別寄稿】『阿賀に生きる』完成20周年 16mmニュープリント作成にご協力を! text 小林茂 | neoneo web|ドキュメンタリーカルチャーの越境空間 [caption id="attachment_2148" align="alignnone" width="600" caption="▲『阿賀に生きる』撮影風景。左端が佐藤真監督、右端が小林茂カメラマン。/撮影:村井勇"][/caption] 『阿賀に生きる』は、過去の映画ではなく、東日本大震災や原発爆発を経験したわれわれが生きていく世界に、...
小林茂 @kobacamera

@aganiikiru 映画「阿賀に生きる」の撮影担当の小林です。公開後20年。甦る。その意味を一度かみしめたい。

2012-10-16 23:03:06
リンク 映画「阿賀に生きる」公式サイト ホーム 2012年11月下旬よりユーロシアターにてモーニングロードショー!!ドキュメンタリーの常識を覆し、当時異例のロードショー公開を実現!国内外のドキュメンタリー映画祭各賞を総なめした映画史に残る傑作が、いま未来を問いかける。
小林茂 @kobacamera

@aganiikiru 「阿賀に生きる」の撮影の小林茂です。ドキュメンリー映画が日本で初めて劇場公開とされ、異例の長期ロードショウされた佐藤真監督作品。公開から20年。成人を迎えた若者たちにもニュープリントでご高覧いただきたいです。佐藤監督没後5年。佐藤真さんにささげる。

2012-10-16 23:20:53
小林茂 @kobacamera

試写ご来場、ありがとうございます。こういうスタッフ的な言い方も、おかしいくらい、「阿賀に生きる」はみんなもものですね。新たな船出。ふしぎなえいがです。

2012-10-18 08:13:15
小林茂 @kobacamera

@kobacamera 映画「阿賀に生きる」第一回マスコミ試写。ニュープリント にはじめて光が通る。粒子が浮かびあがる。映画の時間が流れる。はたまた観てしまった。

2012-10-18 21:04:10
小林茂 @kobacamera

マスコミ試写。若者から年配まで幅ひろい。初めての人もそうでない人も。 webサイトneoneoが「阿賀に生きる」と佐藤真監督の特集を組みたいという。新たな航海がはじまった。上船すべし。

2012-10-18 21:06:21
小林茂 @kobacamera

@kobacamera 映画「阿賀に生きる」第一回マスコミ試写。ニュープリントにはじめて光が通る。粒子が浮かびあがる。映画の時間が流れる。はたまた観てしまった。

2012-10-18 21:08:17
小林茂 @kobacamera

伝説の傑作ドキュメント『阿賀に生きる』16ミリニュープリントで公開決定 http://t.co/5Xj6waie #movie

2012-10-18 23:19:22
小林茂 @kobacamera

20年前「阿賀に生きる」の感想で驚いたのは「この映画を観終わって、早く老人になってみたい」というものだった。いま、老境になり、私もこういう年のとりかたをしたいとおもうようになったが、そうはいかないのです。

2012-10-19 08:01:49
小林茂 @kobacamera

これから、みなさんが興味を引くような話題を少しずつツイートしますね。

2012-10-19 09:22:17
小林茂 @kobacamera

@lookingawry いやはやどうも。ご指南よろしく。

2012-10-19 10:41:33
小林茂 @kobacamera

@EARTH_VISION @kobacamera 貴映画祭第1回で環境庁長官賞をいただいた映画「阿賀に生きる」が16mmニュープリントで全国リバイバル公開されます。(撮影小林茂)http://t.co/TfnWocP1 :

2012-10-19 10:46:07
小林茂 @kobacamera

「阿賀に生きる」がクランクインした1989年。「山形国際ドキュメンタリー映画祭へ行こう」と佐藤真監督は言った。宿泊費節約。橋の下に寝泊り。オープニング上映はヨリス・イベンスの「風の物語」。衝撃にイスから立ち上がれなかった。「ドキュメンタリーも映画なのだ。自由でいいんだ」

2012-10-19 23:29:34
小林茂 @kobacamera

「阿賀に生きる」は編集途中にもかかわらず第2回目の山形映画祭が招待してくれた。 夜中の3時間半のラッシュ上映。終了後、雨のような批評にさらされる。佐藤監督応戦。しかし、他のスタッフは他人事のよう。 これは編集体制が失敗だと思った。「新潟にかえるぞ!」。私は怒鳴った。

2012-10-20 18:34:09
小林茂 @kobacamera

「阿賀に生きる」35時間のラッシュ。人物を時間軸につなぎ直し、スタッフ7人で見て、お互いの関係の変化を話しあった。それが一ヶ月。いざ、編集。フィルムをカッターで切るのは怖いものだ。「切ってみろ! 」。パチン・・・「ウォーーー」。91年暮れ。映画の時間が流れた。その瞬間、興奮した。

2012-10-20 18:58:38
小林茂 @kobacamera

「阿賀に生きる」は山形映画祭に育てられた。93年。世界の15本に選ばれ優秀賞受賞。佐藤監督がカッコえかった。素人集団が、市民による製作委員会にささえられ、「山形映画祭で受けた圧倒的な刺激」を受け「水俣病の告発映画からも文化映画からもズレて、普通の暮らしに魅了されてきた」(佐藤)。

2012-10-20 19:36:54
小林茂 @kobacamera

「阿賀に生きる」は佐藤真監督の「日常」という映画言語の発見である。キャメラが存在することは非日常である。しかし、キャメラが掴み取る「日常」には、登場人物の演技力が反映し、被写体との関係性も映りこむ「映画的日常」である。「映画的空間と時間」が 映りこむ「日常」なのである。

2012-10-20 19:44:18
小林茂 @kobacamera

「阿賀に生きる」は「映画的日常」にあふれている。その「映画的時間と空間」を創りだすことがスタッフ全員の仕事であり、被写体との共同作業である。普段の日常の中に、そういう力が作用すると、スルッと4次元空間にすべりこむ瞬間がある。

2012-10-20 19:52:23
小林茂 @kobacamera

その4次元空間をキャメラマンはキャッチしろ。スタッフも喰らいつけ。ああ!これがドキュメンタリー映画なのだろう。なんという時空間なのだ。これを一度くらった人間は忘れない。人が生きていくということはわからないことなのだ。悲しいことなのだ。でも至福な人生は映画にはあるのだ。

2012-10-20 20:08:15
小林茂 @kobacamera

この映画的瞬間を「阿賀に生きる」で再現してみたいが、同映画公開のため上京、透析、マスコミ試写、今朝からは天日乾燥の稲の脱穀とあいなり、後日。閲覧深謝。

2012-10-20 20:15:29
小林茂 @kobacamera

「阿賀に生きる」の加藤作二さん宅での「餅つき」の撮影。妻のキソさんはベッドに寝ていた。お昼の時しか囲炉裏ばたに来ない。カメラは真正面から構えた。作二さんはつきたての餅を私やスタッフに勧める。実は私も餅は大好き。それとこれとは別。「食べなせ」としきりに餅をすすめる作二さん。

2012-10-21 20:20:00
小林茂 @kobacamera

佐藤真監督がしびれをきらして「コバさん、餅食べてからでも」。この時間をねらっていた私は「餅を食べるのは監督の仕事っだろ!」と小声で言い返した。そのやり取りを見ていた作二さんの表情が一瞬変わったように思えた。「・・・お前たちも職人だな」。それからなのだ。あのシーンが展開したのは。

2012-10-21 20:31:14
小林茂 @kobacamera

カメラの前で作二さんとキソさんのケンカが始まった。口達者なキソさん。「鍋なか、箸つっこましゃんなてば、ばか」「そんげに酒飲まんね」。応戦する作二さん。「人の場所とて何だ。あっちへいけ」。粘るキソ。「豆食てから」。4次元からカメラを回している感覚。その晩、スタッフでうまい酒飲んだ。

2012-10-21 20:43:36
小林茂 @kobacamera

服部さん。ごくろうさまです。応援深謝。参治さんの表記が正確ではあります。小林

2012-10-22 07:18:16
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