演劇鑑賞マナーについて

清水みちる @Naommin

夏の陣のとき、役者が登場するたび、キメ台詞を吐くたびに「きゃあああ」って大歓声があがってた。それはそれは楽しそうで、会場にすごい一体感があって、本来この作品のファンの人は「こういう感じ」で彼らのアクションを楽しみたいんだろうなって感じた。彼らは「SHOW」との相性がいいし。（続）

清水みちる @Naommin

つまり劇場では、叫びたいのを息を殺して、飲み込んで、我慢してる人も多いんだろうなと思ってた。その証拠に、一幕終わりで明転して「ただいまより…」ってアナウンスが流れた瞬間、どっと歓声とも言えるほどの声があがる。そんなにも観客の心を昂らせることができる彼らは凄いと思う。（続）

清水みちる @Naommin

では「演劇」を観るための、劇場でのマナーは誰がいつ教えてくれるもの？　知ってて当然ものじゃないと思う。演劇を生で体験しないまま死ぬ日本人のほうがまだ圧倒的に多いのだから、劇場でのマナーは一般常識じゃない。だからちゃんと、公演側が前説で教えてあげるべきなんだと思う。（続）

清水みちる @Naommin

たまたま観劇マナーが身についている「先輩」たちは、地道に教えてあげていって欲しいなと思う。マナーの基準は「多数決」なことが往々にあるので、9割の人が赤で渡る信号は、待ってるほうが馬鹿みたいに見られてしまうもの。そうならないために、地道にアドバイスしていくしかないよね。（続）

清水みちる @Naommin

誰もに観劇デビューの日はあったわけだから、客席での過ごし方を丁寧に教える姿勢が大切だと思う。場内アナウンスは聞こえなかったりするので、やっぱ役者による前説が効果的だよね。お客様全員が素晴らしい演劇体験ができるよう、少しずつでも観劇マナーが浸透していくといいですね(^_^)（終）