アニメ監督・錦織博氏、アニメ映画をどう考え、作るのかを語る
アニメーション演出者。アニメの監督をしています。TV「あずまんが大王」「天保異聞 妖奇士」「とある魔術の禁書目録」映画「マジック・ツリーハウス」など。「トリニティセブン」「デリコズ・ナーサリー」「劇場版アイドリッシュセブンLIVE4bit BEYOND THE PERiOD」
アニメ映画はジャンルとして、既に映画ではなくなってしまっているので、ますます監督自身が何を作っているのかという自覚が問われるようになりました。 実際、必ずしも映画である必要もないので、観客の方に喜んでもらえる「何か」ということかもしれません。
2012-11-11 22:09:29原作ものであっても、様々なスタンスやアプローチがありますし、作品として何を楽しんでもらうかというのは、関係者的にもなかなか絞りにくいことなのです。丁寧に描くからOK、ということでもないですよね。
2012-11-11 22:15:46アニメを劇場で公開するからといって、監督がことさらに「これは映画だ!」と主張するのも、何かをこぼしてしまいそうな気がします。実際それほど「映画である」ことは求められていないですし。興行収入以外の部分で作品が映画たり得るというのはなかなか難しい課題です。
2012-11-11 22:23:26アニメを見てくれている若い観客の殆どは、映画の歴史や多くの作品に触れる機会も少なくなっていると思いますし、コンテンツとしての映画の位置づけも変わってきています。そんな中で、アニメ映画をどう考え、どう作るのかは、個人的に大きい命題になっていますね。
2012-11-11 22:44:11押井監督がこだわるアニメ映画というのは、アニメを映画の1ジャンルとしていかに存在させるかであって、事実それは素晴らしい作品として結実してきたと思います。今は、果たして映画である必要はあるのかというところに来ています。
2012-11-11 22:29:29つぶやきに対しての反応
もしアニメ映画が企画として「体感型イベント」としての要素が高いのだという説が正しいとするならば、その説に最も近しい映画はハリウッド映画のような気もします。
2012-11-11 22:44:04@nishiki_hiroshi 本質的にやって、しかも「成功」してるんですよね、スピは。その辺りをもっと真摯に受け止めつつ掘って行ってみても良いんじゃないかとも思ってます。
2012-11-11 22:54:29@nishiki_hiroshi 体感型という意味では、内容は「俺ポカホンタス」ですけどアバターがやった事については冷静に考えてみるべきだと思うんですよ(待って待って、僕、今、演検中)
2012-11-11 23:07:21@kyoda_contact @nishiki_hiroshi 私は単に「映画」の枠を広げているだけで、それもまた「映画」なのだと考えます
2012-11-11 23:12:02@nishiki_hiroshi 映画って何なんですか?例えばTVアニメを劇場で映写しても映画にはならないんですか?画の情報密度が違うってのは因子の一つだとは思うんですが、根本的に何が違うのかよくわかりません!って世代です。
2012-11-11 22:56:03@nishiki_hiroshi ありがとうございます!押井守さんの演出ノート辺りに書いてあるんじゃないかと目をつけてはいるんですが、なかなか手に入らないんでヤキモキしてます。
2012-11-11 23:04:22@nishiki_hiroshi あらまっ、その本なら見かけたことあります!順次買ってきて勉強します!ご指導ありがとうございました!
2012-11-11 23:11:52@nishiki_hiroshi テレビドラマの続編などが映画化されるのもスペシャルでもいいのでは?と感じるようなものでしょうか?
2012-11-11 22:57:17