上手な年齢の重ね方~目的のない旅に出たときから堕落が始まる
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2012-11-12 10:11:01【年を重ねる】年をとるということと真剣に向き合うようになるのは、いくつからでしょうか。子どもの頃は「早く大人になりたい」と願い、大人になると「年を取るのが怖い」と思うこの不可思議さ。
2012-11-12 10:12:07【年を重ねる2】“上手に年齢を重ねる”ことは、誰もが一度は考えるテーマ。本日はひとつ、こんなお話をいたしましょう。上手な年齢の重ね方と堕落の関係性についてです。読んで「なるほど」と思われるかたは、きっと多いはずです。
2012-11-12 10:12:24【年を重ねる3】この頃、還暦をとうに過ぎた同年代の友人が集まると、どうしても健康の話になってしまいます。
2012-11-12 10:12:54【年を重ねる4】そんなある日、友人の一人が、先に紹介したシンガポール初代首相のリー・クアンユーさんによる、「どう年を上手くとるか」という記事をメールで送ってくれました。
2012-11-12 10:13:06【年を重ねる6】インターネットや雑誌等によって、老化対策について世の中に情報が溢れているが、若いときは全く関心が無く、酒もタバコも徹夜もしたが、
2012-11-12 10:13:33【年を重ねる7】ある程度年をとったときに体調を崩してからは、もう少し国のために働かなければと、ビールを控え、タバコをやめ、勧められて、やれゴルフだ、エアロビクスだ、自転車だ、ランニングがいいようだ、水泳だとトライし、
2012-11-12 10:13:52【年を重ねる8】あのサプリメントがいい、ビタミンの補給もいいようだと、あらゆることに挑戦してきたが、どれもあまり長続きせず効果は少なかった。
2012-11-12 10:14:04【年を重ねる9】そんなある日、医者にこの頃どうも、のろまで物忘れもひどく困っていると言ったところ、当たり前だと一笑に付された。
2012-11-12 10:14:18【年を重ねる10】人間の心身のピークは20代から30にかけてで、あとは落ちる一方だと自覚することが重要だ。今は医学の発達で、新しい療法や薬がどんどん開発され、長生きできるようにはなったが、
2012-11-12 10:14:43【年を重ねる11】60を過ぎて仕事も辞め、そこそこ余裕ができ、さあ、これからは働かなくても良いのだ、人生を楽しもう、自分の好きなことに、小さな自分の世界に閉じこもって楽しもうと思ったときから、長生きを放棄することになる。
2012-11-12 10:14:57【年を重ねる12】何にもすることも無く、目的のない旅に出たときから堕落が始まる。諸君は、そんなに早く死にたいか?
2012-11-12 10:15:26【年を重ねる13】もし明日の朝日や夕日を見たければ、生きる理由と刺激を持つことだ。好奇心を常に持ち、挑戦する気持ちを失ったら終わりだ」と、88歳になられる老政治家の言葉に、正に刺激を受けました。
2012-11-12 10:15:39【年を重ねる16】この文章を書いたのは、白洲次郎さんと正子さんの長女・牧山桂子(まきやま・かつらこ)さん。
2012-11-12 10:16:28【年を重ねる17】白洲夫妻の終の棲家(ついのすみか)となった旧白洲邸は「武相荘(ぶあいそう)」と名づけられ、現在一般公開されています。
2012-11-12 10:16:44【年を重ねる18】牧山さんはその武相荘のメールマガジンを発行されていて、歳時や季節のできごとなどを書き綴っておられます。それらを1冊にまとめたのが、本書『白洲次郎・正子の娘が語る 武相荘のひとりごと』です。
2012-11-12 10:16:56【年を重ねる19】人生にはよきことも多いですが、不可思議なこと、不可解なこと、理不尽なことが多々あります。そんなときに本書を一読すると、ふっと肩の力が抜けるような、胸のすくような一節と出合えます。
2012-11-12 10:17:12【年を重ねる20】心意気をもつこと、礼儀を重んじること、深い教養をもつこと、文化を愛すること……などなど、形ないものにこそ宿る人のありよう。それらは人生をこんなにも豊かにするのだ、と。
2012-11-12 10:17:27【年を重ねる21】武相荘からのお便りをもっと読むなら>> http://t.co/jqMKmANC
2012-11-12 10:18:02