totinohanaさんのアニメ感想『RED GARDEN』

橡の花 @totinohana

以前にもつぶやきましたけど（そして放送当時ガン無視した“業界”には正直怒ってもいるんですけど）、『ＲＥＤ ＧＡＲＤＥＮ』（０６）は『シムーン』に匹敵するくらい凄まじい「ジェンダーＳＦ」ですからね。

橡の花 @totinohana

『ＲＥＤ　ＧＡＲＤＥＮ』と『まどマギ』を完全に分けるのはある「態度」の表裏なのだけど、多分これ私しかやらない見方なのだけど、『輪るピングドラム』第１３話でプリクリ様へ再契約を望んだ冠葉に、彼女が「あれ（契約）は初恋のようなものだ」とこぼしたところが、この問題系の結節点的主題。

橡の花 @totinohana

アレ（「初恋のようなもの」と拒むの）はね、「ピンドラ」の結末（桃果の正体が見えてくる頃）まで見ると想像できるけど、「説話的神話的な“倫理コード”」について話している。ではどういう性格類型の、一体何が抵触するのか？までは、言いません。

橡の花 @totinohana

『ＲＥＤ ＧＡＲＤＥＮ』はね、「少女/少年だからといって、許されえない」という主題でみてみるとおもしろいですよ。そしてそれは、多分二種族の起源にもかかわること。故にこそ、「行きて、愛せ」（ブレイク）。

橡の花 @totinohana

それ（「少女/少年であっても、許されない」「だが、」「しかし…」）を途轍もない位相へまで深化してしまった作品が、『輪るピングドラム』。

橡の花 @totinohana

『ＲＥＤ ＧＡＲＤＥＮ』を私が「ジェンダーＳＦ」だというのは、実のところそういう主題系における、話。