山本ニュークリティクス
@yamnew3
ひとりぼっちの仕事場で声出して泣いていた。ちんちんの思い出がこんなに強烈だったなんて自分でも驚いた。少しだけすっきりした。
2012-11-15 19:48:00
山本ニュークリティクス
@yamnew3
ある日窓から飛びこんできたちんちんもいた。いっぱい遊んだ。わりと長生きしたけど、ある日冷たくなっていた。そのちんちんは、ぼくが大きくなるまで何度も何度も夢に出てきた。
2012-11-15 19:53:16
山本ニュークリティクス
@yamnew3
夢の中では、ちんちんのエサが空っぽで、それにぼくが気付かなかったせいで、ちんちんは死んでしまった。そんなことなかったのに。夢の中でぼくは何回も泣いた。現実の世界では、ぼくは絶対に泣かなかった。
2012-11-15 19:56:09
山本ニュークリティクス
@yamnew3
今はっきりと思い出した。ちんちんを殺したのは自分だ。弱って、とまり木の上でふらふらしてるちんちんをぼくは見た。なのになにもしなかった。夜だったから。子供は寝る時間だから。いつだって夜ふかししてたクセに。翌朝、ちんちんはカゴの中で冷たく、固くなっていた。ぼくが殺した。今思い出した。
2012-11-16 13:07:34
山本ニュークリティクス
@yamnew3
ちんちんは、一度だってぼくを責めなかった。なのに、ぼくはちんちんを二度も殺した。今でも時折、ちんちんの夢を見る。ちんちんは「あんたが悪いんじゃない」と言う。オレのせいだと言っても、ちんちんは聞かない。誰のせいじゃない、何も悪くない、あるがままに、あるだけさ。また遊ぼうな。
2012-11-16 13:15:30
山本ニュークリティクス
@yamnew3
これは、ちんちんの話だ。ちんちんとぼくの話だ。ぼくじゃなくてもよかった。ぼくが選んだんじゃない。ぼくはたまたま選ばれてそこにいた。誰だって一度はそこにいたんだ。ほとんどの人は忘れてしまう。そして、時々思い出す。これはちんちんの話。
2012-11-16 13:19:55
山本ニュークリティクス
@yamnew3
@labrador_gonta ぼくがちんちんについて語れることはこれで全部です。全て思い出しました。もうちんちんを語ることもないでしょう。ご清聴ありがとうございました。
2012-11-16 17:45:06