- shirasan41
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「『家業(的な会社)』はシステムも大事にしたいが、俗人性も強いので、人の事情が足を引っ張る可能性もある。まるで海と陸の境界線のように、最も多様な領域が家業。でも、現代は生産の世界の限界もみえてきたので、『家業』は増えていくと思う」
2012-11-17 15:25:22「自分の過去を振り返ると、いま自分のエポックになっているのは、自分がやりたくてやった活動がきっかけではなかった。重要なことの大半は偶然。たいていのことは断らない。『俺はこういうこと出来るのか?』と思えば思うほどやってみる」
2012-11-17 15:30:43「ワークショップは時間を区切った大家(おおや)業。工房そのもの。めいめいで集まりsomethingをつくる。工場ではないので失敗から試行錯誤を重ねる。」
2012-11-17 15:36:33「瞬間に真剣になる。それが丁寧になる。みんな真剣に生きたいんじゃないか。しごとはそれをしやすいチャンネルの一つかもしれない。」
2012-11-17 15:51:11「企業ではたらいている人は、やっぱどこかその人が『居ない』ように感じる。二重性というか、本音と建前というか。折り合いの付け方に、自分は興味があるわけではない。」
2012-11-17 16:16:19「仮説検証型のインタビューは確認が多い。たいていはインタビュアーの方が発言量が多い。でも、確認したいことに漏れたことも質問者はしゃべってくれる。そしてそれに言いたいことが込められていることもよくある。それを聴くことができないききかたに罪悪感を持ったこともある。」
2012-11-17 16:24:17「いまは肖像画を描くようにインタビューをしている。『私にはこうみえました』という感じ。この聴き方をしていくと、その人の様子をよくみるようになる。」
2012-11-17 16:25:51「その人の経験世界についていくような聴き方。本人が話したい方向についていく。そうすると、その人の世界を一緒に生きているような気がして。最後には、気づくと山の話をしていたのに山になったような感じになった。一体。不思議な感じ。」
2012-11-17 16:30:05「聴き方の質が変わると、『仕事』とか『働く』というテーマで開催していたワークショップをすることをやめた。そういうことは自分の中で終わった気がしたから。」
2012-11-17 16:32:21「『仕事』や『働く』をテーマにしていたワークショップの中で、自分のことばが参加者に支配的な影響を与えて、参加者のことばを獲ってしまったという経験がある。それを体験したとき、とてもいたたまれない気持ちになった。」
2012-11-17 16:36:49