辻元氏に見る、資源ピークアウト不況説の問題点

アゴラ論説員の一人、辻元氏と資源ピークアウト不況説について議論しました。
1

**日本の高度成長期においてジニ係数は「漸減」していました。訂正します。(参考[PDF]http://tinyurl.com/dyt7kgn)

@Meer_A_Spirit

@galois225 また、「豊かさ」の総量の増減は物理的なエネルギーとは無関係です。加え、生産「性」を上げないのあれば、失業者数は均衡、もしくは減少します。

2012-11-17 17:12:56

*主観的な「豊かさ」は、心理的な影響で決まります。

*「生産性 = 成果 / 人数」なので、「生産性を上げない」は、「働く人数を増やす」となる可能性が大いにあります。

H. TSUJI @galois225

@Meer_A_Spirit 物質的豊かさ= エネルギー× エネルギー効率です。 生産性を上げなければ、競争に負けるので、生産性は上げなくてはなりません。 ですから、必然的に失業が増える。これが現在の先進国の状況(実は新興国の失業も深刻です)。

2012-11-17 19:56:32

-結論-

*発言に矛盾があると判断したため、まとめにかかります。

@Meer_A_Spirit

@galois225 物質的豊かさは「上げれない」のか「上げない」のかどちらでしょうか?

2012-11-17 20:21:21
@Meer_A_Spirit

@galois225 上げれない」、エネルギーのピークアウトによってエネルギー・エネルギー効率を上げにくいのであれば、その分ヒトで補う必要があります。一方、「上げない」、意図的にエネルギー(ヒトを含む)を制限しているのであれば、エネルギーのピークアウトは関係ありません。

2012-11-17 20:27:36
H. TSUJI @galois225

@meer_a_spirit エネルギー資源が枯渇してきているため、エネルギーの絶対量が減ります。エネルギー効率を上げることでしか物質的には豊かになれませんが、これも熱力学の第二法則により限界がすぐに来ます。人口を持続可能な水準、現在の100分の1程度に減少させる必要があります。

2012-11-17 21:26:19
@Meer_A_Spirit

@galois225 その「すぐ」は今ではありません。引用になりますが、「いつか必ず起こり得るのなら、わざわざ今やる必要性はない」です。

2012-11-17 22:07:17
H. TSUJI @galois225

石油に大きく依存した日本経済が成長を続けることは困難になっている。エネルギーの自給率は7%しかない。91%のエネルギー自給率のアメリカですらリセッション。低炭素社会にならない限り、成長は難しい。金融緩和や公共事業で経済成長するのは不可能。

2012-11-18 12:43:23
H. TSUJI @galois225

今、やるべきことは、リセッションが一時的なものではなく、長期間続くものであり、これはエネルギー効率を上げ、人口を減らさない限り解決しないことを全国民が、はっきりと認識することだ。 日銀の国債引受といった破滅的な経済政策が語られる現状を憂う。

2012-11-18 12:48:12

-おわり-

***氏の発言は「正しい」ですが、具体的に「いつ」なのか誰にもわからないという点で、「資源ピークアウト不況説」は机上の空論にすぎません。