辻元氏に見る、資源ピークアウト不況説の問題点

アゴラ論説員の一人、辻元氏と資源ピークアウト不況説について議論しました。
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H. TSUJI @galois225

現在のエネルギーを始めとする資源高や環境問題は、世界経済の成長を不可能にすることは、明らかで、これは、エントロピーの増大により、人類の文明の継続が困難であることを示唆していると考えるべき。 右肩上がりは永遠には続けられない。

2012-11-15 17:13:32
H. TSUJI @galois225

衆議院議員選挙で、景気回復を公約にする政党が多いはずだが、これは、単なる願望と捉えるべき。人類の生存条件が悪化している現状では、経済成長自体が持続可能とは考えられない。

2012-11-15 17:16:09
H. TSUJI @galois225

金融緩和が景気回復を起こすというのは、正に「雨乞いの踊り」で、単なる呪術的願望。 金融緩和をしても、エネルギーも水も増えるわけではない。そもそも、景気回復は政府の役目ではない。

2012-11-15 17:20:19
H. TSUJI @galois225

経済成長がいろいろな問題を解決することは確かだが、これから経済のパイは縮小するものと心得ないといけない。 地球は有限なのだから。 本当に当たり前のことなのだが...

2012-11-15 17:23:22

-ここから-

H. TSUJI @galois225

選挙で勝とうとすれば、景気回復や増税先延ばしを主張する必要があるのかもしれないが、世界経済を見渡せば、先進国は全て景気後退の中にあり、日本だけ成長できる理由はない: アゴラ : 安倍晋三氏の無責任な経済政策 http://t.co/mUBUPxHb

2012-11-16 12:57:14
@Meer_A_Spirit

@galois225 日本だけ成長できない理由もありません。

2012-11-16 13:18:49
H. TSUJI @galois225

@Meer_A_Spirit 世界的な経済不振の原因は、エネルギー制約の顕在化です。 イギリスのシンクタンクnefによると、現在の原油価格、ガス価格は、リセッションの永続化をもたらす水準だと報告書で述べています。 またこれもご覧ください:http://t.co/M2eYoYFi

2012-11-16 13:29:36
リンク アゴラ ゼロサム社会のゆくえ : アゴラ 先日のアメリカ大統領選挙では、経済を中心に論戦が戦わされ、日本でも、衆議院議員選挙が近いことから、安倍晋三、自民党総裁が、インフレ目標の設定など、日銀のさらなる金融緩和路線を打ち出しています。しかし、世界全体を俯瞰してみると、世界全体としては、経済成

*編集者注 辻元氏より、アゴラのエントリー「ゼロサム社会のゆくえ」を紹介して頂きました。

*エントリー内にある「World Energy to 2050」(http://tinyurl.com/2oy2eu)を検索し、内容を確認しました。

**日本語約したものを見付けました。(http://tinyurl.com/c4u5dnm)

*石油ピーク(http://tinyurl.com/bnz48rz)、Hubbert curve(http://tinyurl.com/yvh6je)、Hubbert peak theory(http://tinyurl.com/hcszy)、について検索しました。

@Meer_A_Spirit

@galois225 提示された資料拝見しました。疑問点は四つあります。1)投資の性質上、原油価格、ガス価格他、エネルギー価格が常に上がり続けることはない。 2)"World Energy to 2050"は、筆者が認める程過度に悲観的な予測であり、それを根拠に一般論化できない。

2012-11-17 02:04:29

* 1)投資は相対的な価値によって投資先が変化するので、資源価格が上昇し続けることはありません。

* 2)Notesより「I have made deliberate efforts throughout to be objective in my choices, ..., and to refrain from wishful thinking at all times(楽観的と思われるデータは全て差し控えた).」という表記がありました。

@Meer_A_Spirit

@galois225 3)エネルギー制約そのものは1960年代から言われていたことであり、現在の世界的な経済不振とは無関係である。

2012-11-17 02:05:29
@Meer_A_Spirit

@galois225 4)世界的なエネルギー制約の予想は2025年であり、また、国際条約等で具体的な規制されないていない現状では、少なくとも現在から向こう10年の景気動向に影響は与えないはずである。

2012-11-17 02:05:44

* 4)「World Energy to 2050」参照。

@Meer_A_Spirit

@galois225 加え、「経済成長」とは、経済規模の増大や生産性の向上等の経済的な能力の伸びを示す「概念」のことであるため、「余地がある/ない」という表現は不適切です。

2012-11-17 02:08:29
H. TSUJI @galois225

@meer_a_spirit まずネットのエネルギー産出は既にピークアウトしています(エネルギーの産出そのものに使うエネルギーが増大しているため)。物資的豊かさの総量が減少する。従って、生産性を上げることは成長につながらず、失業者が増えています。これが格差の原因です。

2012-11-17 08:50:08
@Meer_A_Spirit

@galois225 エネルギー価格の高騰はあくまで制約であり、打消しではありません。コストとリターンは相対的な関係で評価されるので。さらに、「失業者が増えたから格差が起きた」は高度成長期のジニ係数増加に反します。

2012-11-17 17:12:00