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ヘリウムの作られ方
森井啓二 @keijimoriiVet
世界最大のヘリウム生産地は米テキサス州。科学者は近い将来ヘリウムの枯渇を警告中。ヘリウムは再生不可能で、半導体製造、光ファイバー製造、NASAロケット洗浄剤、MRIや宇宙望遠鏡等の冷却材等に必須。風船や玩具などにも乱用。 http://t.co/quiTLmFy
薬作り職人 @drug_discovery
ヘリウムのつくられ方(日本産業・医療ガス協会HP) http://t.co/UdsuG9JQ
Atree / サウンドクリエイター(美少女) @kazuki232
勉強になります / 岩谷産業株式会社 「ヘリウム事業」  http://t.co/BvMIikaM
ヘリウム不足の懸念
梅田 哲 @satoshiumeda
半年前に液体He手に入れるのに苦労したけどまだ状況は変わらないのですね。RT @ymakioka: 半年前に業者さんから聞いてはいたが ; 「ヘリウムガス タイト感が強まる」 http://t.co/VX17tby7
リンク t.co 化学工業日報 化学工業日報
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
我が国の“ヘリウム事情”について情報発信を始めます。ここ数年、超伝導応用の様々な方面で支障が出ています。ヘリウムが潤沢に輸入できていない…。その原因と対策について、政府関係機関から何も策が施されていないのが“問題”です。何かしら動いているのかもしれませんが…見えません。
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
ヘリウムの総輸入量は増えています。が、市場規模は酸素・窒素に遠く及びません。ガス業界の事業としての位置付けも低位なため、監督官庁:経産省もあまり注力していないように思えます。しかしそれを必要としている半導体産業や研究機関の所有機器市場は相当大きなものです。
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
ガソリンや軽油、PLGが無ければ自動車は走らない…のと同様、多くの超伝導応用機器や研究施設は、ヘリウムが無ければ活動が止まってしまいます。そのヘリウムが、ここ数年、夏から秋に掛けて国内流通が滞る事態が発生しています。入手困難…。
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
とは言え医療用MRI向けの液体ヘリウムは優先的に供給されているようです。また製薬会社に相当数あるNMR用液体ヘリウムも、そこそこ供給されている…?が、超伝導機器を使用する研究機関の不定期購入には、供給が難しくなるのがこの数年です。
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
我が国のヘリウムはほとんど米国からの輸入に頼っていまますが、現在(2011)、他の産出国:アルジェリア・カタール・ロシア・ポーランドからも一部輸入あるいは買い付け交渉が始まっているようです。しかし、全量輸入は変わりません。
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
今でこそ米国の産出量は世界の76%程ですが、かつて冷戦時代、自由主義経済圏のヘリウムはほぼ100%米国産でした。ソ連は自国産出、中国は空気分離していたと噂され、それ故米国では“戦略物資”として位置付けていると囁かれてもいました。
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
米国ヘリウムが旧鉱山局管理下にあった頃、まだ採掘施設も新しく、保守のための採掘停止はあっても故障や補修の停止は無かったのですが、国の重要産物の位置付けが解かれると、設備投資予算も少なくなり、最近は老朽化した採掘施設に故障が頻発するようになった様子です。
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
米国ヘリウム採掘基地の定期保守点検は主に8月に実施され、それが長引くあるいは要修理箇所が見付かると9月・10月にずれ込みます。今年(2012)の我が国の8月9月輸入量はほぼゼロになっている…とは、あるヘリウム供給会社の言です。さらには10月も難しい…とか。
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
今、私の関係する超伝導応用機器は昨年被災し、その復旧工事の真っ只中にあります。9月から冷却に入り、2ヶ月で2万リッターくらい液体ヘリウムを使用する予定…でした。それが不可能になりそうな気運です。7月初旬にはヘリウムの備蓄を開始する計画もあったのですが…。
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
我が国のヘリウム需要家は、光通信ケーブル、半導体関連、病院MRI、製薬・化学NMR、加速器施設、核融合実験施設などです。統括関係省庁は、経産省、文科省、厚労省でしょうか。それぞれの需要家が悲鳴を上げても、取敢えずは何とかなってきたから…無関心?ヘリウム供給業界の善処に頼るだけ?
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
とまぁこんな状況ですが、ヘリウム管理の我が国の“文化”について、もうすこし詳しくお伝えしてゆこうと思います。次回は、様々な固有の事情を示す資料を紹介してみます。2012-08-18
かおなしひらひら @hirarihira
@nogchiTAKASHI 素朴な質問ですが、日本の購入液体ヘリウムに対する、再液化使用の割合はどれほどなのでしょうか。冷凍にかかるエネルギとのトレードオフで大気放出が多かったりするのでしょうか。
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
@hirarihira 我が国全体でのヘリウム再液化使用率の、信頼できる数値は見当たりません。追ってご紹介しますが、施設ごとの“回収率”については、大学低温センターなどが出している数値があります。またMRIなどで個体ごとに“再凝縮機能”を持っているものも増えています。
野口隆志(cryogenics) @nogchiTAKASHI
国全体での“再液化使用率”を把握するには、個別データの積算では難しく、期首・期末の、液体ヘリウム総入荷量と総保有量、期中総使用量と総未使用量から出すのでしょうか…。ヘリウムに関する“統計データ”の収集は今後の行政の課題と思います。
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コメント

にゃあ @kirikami 2012年11月21日
ヘリウムガスの供給不足 - blog - 川口液化ケミカル 2011年9月20日 火曜日 http://www.klchem.co.jp/blog/2011/09/post_1566.php
にゃあ @kirikami 2012年11月21日
ヘリウム供給逼迫について 低温物質科学研究センター 平成24年10月11日 http://www.ltm.kyoto-u.ac.jp/liq_supp/announce/LHe_tightness.html
hiroharu.minami @hiroharu_minami 2012年11月21日
分析屋が大打撃だと思うんだよなぁ。今時のGCってMS付いてなくたってHeキャリアなのが多いし。あと大深度潜水用のトライミックスガスとか、溶接用イナートガスとかなあ。
Hiro0138🤔㋿元年度中に本気出す(多分) @Hiro0138 2012年11月21日
素人考えだけど、使用済み核燃料に含まれる短寿命なマイナーアクチニドからヘリウムって回収出来ないモノなんですかね?
あんこだま @ankodama_oishi 2012年11月21日
Hiro0138 そんな怪しいものからより、ガス田から取った方がずっと安いですよ、論外。技術的に可能かどうかじゃなくて、コストが最重要ですからね。
天雪 @amayuki000 2012年11月21日
ジュピトリスの建造が待たれるな
じ〜げん〜 @jigen357mgnm 2012年11月21日
子供のオモチャにする風船だったら・・・ヘリウムがなければネオンを入れればいいじゃない? [故マリー・アントワネット談]w
空者 @kuuzya 2012年11月21日
風船に入れるヘリウムの代わりに軽いガスか…… 水素を入れればいいじゃないか!(迫真)
ardbeg32(酒好き @ardbeg32 2012年11月21日
こういう戦略物資に目が行かないのが、化学嫌いクラスタのクォリティ
きっし= @lr_ishy 2012年11月21日
こんなことになっていたのか。MRは優先的に供給されているなら大丈夫なのかな。
石ころ @freeviability 2012年11月21日
工業的な利用や科学実験などで使用する場合は直ぐには替えが効かないし、本当に困る。リーマンショックの時のアセトニトリル(自動車の部品を製造する際の副産物なので自動車製造が滞ったら品薄になる)も困ったけど、それ以上かも、、、ヘリウムが地下資源だったと知ったのもこの品薄になってからで、自分が知らないだけで色んなインフラに現在の生活水準は支えられているのだと実感する。
kagemi @kaGemi0119 2012年11月21日
ヘリウム不足って正直考えたことすら無かった。ヘリウム無くなったら一部の分析機器が動かせなくなってしまう…
ひなたぬき@哺乳類 @Day_of_Hinata 2012年11月22日
ヘリウムって確か元はα粒子じゃなかったですか?花崗岩とかα崩壊する物質が発生元とどっかで聞いたことあるんですが、α崩壊する放射性物質からは取れないんですかね?
ひなたぬき@哺乳類 @Day_of_Hinata 2012年11月22日
と思ったら、すでに書き込みされてるの見落としてました。申し訳ない
ひなたぬき@哺乳類 @Day_of_Hinata 2012年11月22日
化石燃料みたいにすでに地殻内部で溜まっているものを取り出したほうが確かにコストは安そうだ
石部統久 @mototchen 2012年11月22日
感想を追加しまとめを更新しました。#ヘリウム
たるたる @heporap 2012年11月22日
工場そのものをドームで囲って、ドーム内上層にたまった空気からヘリウムを取り出せば、回収率100%(理論値)とかならへんかな。
撃壌◆ @gekijounouTa 2012年11月22日
アメリカにヘリウム売ってもらえなくて仕方なく水素使ったヒンデンブルグ号の悲劇再びか_
Kenichi.Kus @kenichi_kus 2012年11月22日
超伝導の液体窒素温度と液体ヘリウム温度の差って、こんな所でも決定的なんだな…単にコストの違いじゃなく、入手自体に限界があるとは。
アンキモ @MDMMMO 2012年11月22日
昔、サブプライムローン問題からアセトニトリルの供給量が不足し、HPLCの分析に大きな支障をきたしたことを思い出した。こういうときに対応できるように金を使わないと日本は死ぬ
M-鈴木 甲17 @kapitan_black 2012年11月23日
真空装置・ポンプ・高圧ガス機器・・・医療プラント半導体プラントでの基礎設備の生産現場でも検査用に必須なのがヘリウム、遊離元素分子量最低で拡散速度も浸透率も最強
ざの人 @zairo21 2012年11月23日
実は自分の仕事は少なかれ、ヘリウムガスを購入して風船を作りたいとする業者に提供する仕事だったりする。ヘリウムボンベを扱うのです。単純に水素やメタンガスとか使えばいいじゃんって話じゃなく、不活性で軽くて燃えないから風船に使われていた事も知らない人が多いのには驚き。
ざの人 @zairo21 2012年11月23日
夢がない話だが、現実(娯楽風船における)風船へのヘリウム使用の禁止。という訴えを政府レベルで行う話が現実化してきたということですね。
齊藤明紀 @a_saitoh 2012年11月24日
大学とか貧乏なところは建物にパイプを張り巡らせてヘリウムは回収・再液化してるけど、これまで使い捨てしてたところは回収パイプライン工事を後付けでするのは難しいのかなぁ?
ゆずりはかずき @yuzurihakazuki 2012年11月25日
風船なんて些末な問題だけど、液体ヘリウム冷却が必須の超伝導マグネットが使えなくなるのは化学・物理系の研究分野にとって致命的なんだよなあ。東大や京大でも前々からヘリウムガスの回収・再液化をしているけど、それでも逼迫してるみたいだし……。
桜浴衣王さん✬ @Dr_sakura 2012年11月27日
NMR用のが既に足りなくて困ってます。回収・再液化するといっても、回収漏れはあるので、その補充も必要なのですが、それも足りないそうで…。
A級3班国民 @kankichi573 2012年11月27日
He is short. ×彼は背が低い ○ヘリウムが不足している。
へぼ担当 @hebotanto 2012年11月27日
副読本として「ヘリウム需給の見通し」大家泉 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshpreview/22/3/22_185/_pdf を強くお勧めします。各データも具体的で参考になるかと。
BUNTEN @bunten 2019年11月9日
「宇宙全体で見れば多い部類の元素なんだから、探せば日本からも出ないのかしらん?」日本にもウラン鉱床はあるけど近くに油田やガス田がなかったと思うので期待薄では? 軽いから、一端大気中に出るとたぶん宇宙まで逃げていく。(ヘリウムは最初太陽の大気中から発見され、地球にもあることがわかったのはその後。)▼木星あたりまで取りに行けたら話が早いのだけれど、今のところ非現実的。
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