明智カイトによる政治的文書「政治家は左右にいるノイジー・マイノリティ（声高な少数派）の声ではなく、声を上げることができないマイノリティたちの「声なき声」聴いて」解題

乙か。＠泥船 @radio_tg

まとめをつくる（かどうか決めてないけど）前に、明智カイトによる政治的文書「政治家は左右にいるノイジー・マイノリティ（声高な少数派）の声ではなく、声を上げることができないマイノリティたちの「声なき声」聴いて」https://t.co/RHaX2mte　の問題点を指摘しておく。

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文体が完全にアジビラ状態になっているがご容赦いただきたい。

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引用１＜私は今までＬＧＢＴや自殺対策、それ以外にもたくさんの市民運動に関わってきたけど、いつも気になるのは左翼や右翼といったノイジー・マイノリティ（声高な少数派）の存在。いつも彼らの声ばかりが強調されて、声を出せないマイノリティの声はかき消される。＞

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引用２＜そして、声をやっと社会に向かって出せたとしても左翼運動に巻き込まれないように抵抗するのがやっとな状況である。そのことは保坂展人氏（当時、社民党）や川田龍平氏（当時、みどりのテーブル）の近くにいて嫌というほど市民運動と左翼運動の狭間を見てきた。＞

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引用３＜杉並区では保坂展人氏の激励会のときに新左翼の人たちと一緒にお酒を飲んだこともある。もちろん彼らの要求事項は「護憲」の一点張りである。 まずはマイノリティや市民運動の側が安心して声が出せる、イデオロギー論争に巻き込まれないような環境を作って欲しいと願うばかりである。＞

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・一読してわかるのは、一番最初に「左翼と右翼」と書きながら、書いているのは左翼のことだけだということである。左翼を打撃するという政治的意図があることが端無くも露呈している。（引用前段で石原慎太郎や安倍晋三の名前や彼らを支持する若者も出てくるが、右翼と規定されてはいない）

乙か。＠泥船 @radio_tg

・その挙句に＜彼らの要求事項は「護憲」の一点張り＞のレッテル張りである。冗談ではない。左翼で「護憲」の一点張りなのは社民党のごく一部と共産党のごく一部くらいのものだ。また新左翼で護憲（象徴天皇制擁護）を言う人間がいるとしたら、よっぽど不勉強な新左翼である。

乙か。＠泥船 @radio_tg

・かように明智は「ノイジー・マイノリティ」なるラベリングにより、勇気を奮って発言している少数派を圧殺し、「マイノリティや市民運動の側」という言葉によりマイノリティから排除し、自分に都合のよい、「イデオロギー論争」をしない少数派の声のみを政治に届けようとしているわけだ。

乙か。＠泥船 @radio_tg

・そして運動に「市民運動」「左翼運動」なる分断線を持ちこむ。実際にあるのは左翼のやる、右翼のやる、そうでない人のやる市民運動であり、「市民運動」と「左翼運動」が分離しているなど妄想である。

乙か。＠泥船 @radio_tg

・明智がこの政治的文書を執筆した動機並びに政治的背景は次のようなものと推定される。

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・かねてより民主社会主義（民社主義）を奉じる政治勢力は、社会党・共産党・社民党を主要打撃対象として見定め、自民党政権の延命に手を貸してきた。ワイマール共和国下において共産党弾圧とナチス誕生に手を貸したドイツ社会民主党のような役割である。

乙か。＠泥船 @radio_tg

・明智が代表を務める「あいぴーネット」は民主社会主義/社民主義を旗印に掲げる団体である。まったく一般的な用語ではない民主社会主義を筆頭に挙げる時点で、この団体が民社系とみなされるのは政界の（いささか古いが）常識である。

乙か。＠泥船 @radio_tg

・また、この団体には、1999青梅市議選に民主党から出た西形公一が大きく関わっているが、彼は民主社会主義の旧民社党の全国青年部から派生した「民社ゆーす」の事務局長であった。そうした人物を同志とする人間が民社系とみなされるのは、あまりに当然である。

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・そして、明智のこの政治的文書がまったくもって「民主社会主義者」の政治的意図と合致しているのもまた当然なのだ。

乙か。＠泥船 @radio_tg

・そうだ、そもそも「声なき声」というのが、岸伸介総理大臣による「国会周辺は騒がしいが、銀座や後楽園球場はいつも通りである。私には“声なき声”が聞こえる」という、いわゆるサイレント・マジョリティ発言に端を発するものであることも指摘しておきましょう。

乙か。＠泥船 @radio_tg

・最後にひとこと加えると、確かにウザイ護憲左翼は存在します。ウザイよね。