因果防人(IngaSakimori)氏による『大逆転!幻の超ふ号兵器、米本土急襲す』

三千世界一の変態(ry… 失礼、健全神こと因果防人先生の次回作にご期待ください。
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防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

『風船爆弾型パンジャンドラム』という単語を見たら、昔、軍事板に書いた『大逆転! 幻の超ふ号兵器、米本土急襲す』シリーズを思いだした。せっかくなので、ログ代わりにサルベージしておこう(・∀・)

2012-11-23 15:14:31

第一巻「ふ号兵器、発進」

防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

(軍事板に昔書いたログから転載)『大逆転! 幻の超ふ号兵器、米本土急襲す』(作・火山吉飽)  第一巻「ふ号兵器、発進」 昭和19年、追いつめられた大日本帝国は乾坤一擲の秘密兵器を出撃させようとしていた。 米英が欧州で行っている戦略爆撃にならった米本土攻撃作戦である。

2012-11-23 15:15:35
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

いかに太平洋を怒濤の勢いで進撃している米軍と言えども、その原動力たる国内工場が壊滅すれば水をたたれた花のように枯れ落ちることは必定。 霞ヶ浦秘密基地……ここに姿を現したふ号兵器の要目は以下のごとくである

2012-11-23 15:15:55
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

全高 67m 全幅 21m 搭載爆弾 10番爆弾x20 乗員 14名 国内資源のみで生産されたふ号兵器は巨大な風船とも気球とも言える構造である。ペダル・チェーンタイプ人力推進器が設置され、フレキシブルな方向制御を可能とした(同時に発電機能も備える)。

2012-11-23 15:16:23
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

すべての乗員は必死敢闘の覚悟で乗り込み、念願かなって米本土上空へ至れば爆弾を抱えて 飛び降りる覚悟であった。

2012-11-23 15:16:33

第二巻「ふ号改、出撃!ボーイング工場を殲滅せよ」

防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

『大逆転! 幻の超ふ号兵器、米本土急襲す』(作・火山吉飽) 第二巻「ふ号改、出撃!ボーイング工場を殲滅せよ」

2012-11-23 15:16:58
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

ふ号兵器の第一派はサンジェゴ軍港、ロサンゼルスを原野へと還し去った。隊長として出撃した近藤武蔵少佐は見事、爆弾を抱えて高度2000メートルから決死突入を謀ったものの、ついつい五点着地法により生き残ってしまったことを後悔する。

2012-11-23 15:17:16
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

「みんないい奴だったのに……」カナダからアラスカ、ベーリング海峡を突破し、樺太経由で帰国した近藤武蔵少佐は次こそ見事散ってみせるぞと、空のセプテントリオンに誓うのだった。 そんな折り、ふ号を大型化し世界を一周して日本に帰還することが出来るふ号改の実戦配備が開始された。

2012-11-23 15:17:44
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

要目は以下の通りである。 全高 120m 全幅 39m 搭載爆弾 10番爆弾x60  7.7mm機銃x1 乗員 30名

2012-11-23 15:18:20
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

タコマにあるボーイング社の工場爆撃を命じられ、「いいか、生きて帰ろうと思うな。敵地に辿り着いたら体を緊縛して飛び降りるんだ、全裸で」と非道なことを言い出す近藤武蔵隊長。

2012-11-23 15:18:27
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

しかし、米軍は既に西海岸全体をカバーする迎撃網を構築していたのだった。超低速で迫り来るふ号を撃墜するのは、高速機ほどむしろ難しい。

2012-11-23 15:18:43
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

「なんだ、あれは!?」「前方から複葉機接近中」「ははっ」 彼らこそは英国よりやって来たソードフィッシュ雷撃隊。レーダーとロケット弾を満載した布張り機vs紙の巨大風船の戦いが今、始まる……。

2012-11-23 15:18:56

第三巻「ドイツを救え!ノルマンディー大爆撃」

防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

『大逆転! 幻の超ふ号兵器、米本土急襲す』(作・火山吉飽) 第三巻「ドイツを救え!ノルマンディー大爆撃」

2012-11-23 15:19:24
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

ふ号改七番基、決死の活躍によってソードフィッシュ隊の攻撃は空振りにおわった。近藤武蔵隊長をはじめとする、ふ号改総勢100基の大爆撃(紙が衝撃を吸収して不発だったロケット弾ふくむ)はB-29の製造工場を焦土へと変えた。

2012-11-23 15:19:43
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

帰還途中のふ号部隊は成層圏から急降下してきた謎の物体によって、大西洋上で攻撃を受ける。修理と点検のため着陸したドイツで待っていたのは大本営からの指令だった……。

2012-11-23 15:19:56
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

「ノルマンディーに上陸した敵軍を攻撃しろだって!?」「そうだ、ドイツ軍の部隊がふ号に与圧装置を付けてくれるぞ」「中山、そりゃないよ。非常にキビシーよ」 文句を言いつつも、近藤武蔵少佐はいつもこの手で中山少佐にやりこめられてしまうのだった。

2012-11-23 15:20:18
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

日本の伝統(和紙とこんにゃく糊)とドイツの技術が合体した真・ふ号の要目は以下の通りである。 全高 200メートル 全幅 63メートル 上昇限度 15000メートル 武装 10番爆弾x120, 7.7mm機銃x1 乗員 82名

2012-11-23 15:20:47
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

ドイツからノルマンディー海岸までは地球をもう一周しなければならない。だが、連合軍は既にふ号対策の決定版、阻塞気球Zこと『スカイ・パンジャンドラム』を完成させていたのだ……。 その隊長は米国でふ号改に苦渋を嘗めさせられたヤングマン少佐である。

2012-11-23 15:21:09
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

彼は連合軍でもっともふ号に詳しい男こと、ドッドナルド・フォス中尉にぼやくのだった。 「くそう、モンスター・バルーンめ!憎いやつらだ!」「どうやら奴らの隊長は近藤武蔵というらしいですね」「そうか!近藤武蔵め、にくい!近藤武蔵憎い!近藤武蔵憎い!」

2012-11-23 15:21:29
防人因果@ラズパイドラレコ @IngaSakimori

高度15000メートル。ここに史上最長そして史上最大、なおかつ史上最高度の爆撃行がはじまった……。

2012-11-23 15:21:41
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コメント

IngaSakimori@カクヨムで世界初(たぶん)コロナ架空戦記掲載中 @IngaSakimori 2012年11月24日
一応、補足しておきますと、このインチキ仮装戦記あらすじだけ企画は、檜山良昭氏の傑作、『大逆転!幻の超重爆撃機「富嶽」』に紺碧の艦隊とかゲッターロボとか要塞シリーズとかつボイノリオのエッセンスが混じっています(・∀・)
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