2012/11/23「甲状腺被曝をめぐる放射能リテラシー」(TGF主催)

北海道がんセンターの西尾正道医師が甲状腺被曝と内部被曝について講演したものを主にまとめました。 ツイートのほかにTGFの島薗進教授、共催のヒューマンライツナウ、双葉町・井戸川町長のご挨拶がありました。 補足:主催のTGFとは、東京大学原発災害支援フォーラムhttp://311tgf.org/です。
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クリエネ(出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす) @morecleanenergy

【11/23TGF】西尾:(東京でも甲状腺がんが増えるのか?の質問に)わかりません。正確な被曝量がわかっていないから。ただ、自分の感覚としてはそんなに増えることはないだろうと思う。

2012-11-24 11:56:57
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【11/23TGF】西尾講演の感想:多数の患者に放射線治療を施してきた経験と自負にあふれていた。放射線のエネルギーが生体に与える影響を熟知しながら内部被曝の危険性を説いていたが、決して何でも危険という煽りはしなかった。甲状腺検査についての指摘は専門医ならではのもので参考になった。

2012-11-24 12:02:20

後半 討議:福島大学教員 荒木田氏、石田氏、福島大学学生の保護者・首藤氏

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【11/23TGF】後半の福島大学教員二人と学生の保護者による討議はまとめづらいのでTwしませんが、いま核災害地で起きている問題は、放射線による健康被害よりも、その問題自体をなかったことにしようとする行政や社会の方が問題なのだと強く感じました。

2012-11-24 01:02:32
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【11/23TGF】後半は福島大学の荒木田氏、石田氏、保護者の首藤氏による討議。前提として、東大・影浦氏が大川小の悲劇の事例を紹介。教諭が避難する児童たちを留めたため多くの犠牲が出た。被曝問題に関しても、教師が同じことをやっているのではないか、と問いかける。

2012-11-24 12:17:41
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【11/23TGF】また、影浦氏はWHOの「健康」の定義http://t.co/2ILZkS0Eを紹介。「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあること」。病気がないだけでは健康とは言えない。

2012-11-24 12:39:57
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【11/23TGF】荒木田氏の話で印象に残ったのは、授業開始の話。昨年4月早々に福島大学は線量も授業開始を決めた。反対したが、すでに周囲の小学校が授業再開していたので押し切られてしまった、と。この話は「ナチスが共産主義者を迫害した時、声をあげず…」という歴史を髣髴させた。

2012-11-24 12:51:01
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【11/23TGF】荒木田氏、石田氏は「福島人権宣言」http://t.co/hS4aKJNHに関わっている。「この問題は、決して福島だけの問題ではないんです。皆さんのお力も借りたい」と訴えた。会場には同じく宣言に関わった野村弁護士も来場。

2012-11-24 12:55:38