昨日の競馬脱税ですが、例えば法人での経費を認めるとハズレ馬券を全て法人の損金に出来、当選馬券は個人購入で一時所得とかも可能ですから、やっぱり理屈ではなく無記名で購入する以上難しそうですね。
2012-12-01 06:52:22別件での更生によると、競馬投資が事業所得にならない理由は『単に偶発性のみに由来する』ギャンブルなので、ギャンブルは事業になり得ないという趣旨のようですが、実際レース研究で勝ち続けた人がいる以上厳しい屁理屈ですね。
2012-12-01 06:58:15まあ、勝ち続ける事は可能でも現行の税負担を考慮すれば、幾ら勝ち続けても絶対に税引後でプラスを維持するのは不可能なのは皮肉な話ですね。
2012-12-01 07:01:28後は今年の改正の店頭先物取引のように業界団体からの陳情により『政令で整備するか』って技術論ですが、当局的にも業界というか運営団体のJRAとしても分析屋を奨励する理由もないので結局放っておくのでしょうね。
2012-12-01 07:22:43少し乱暴な言い方ですが、他の法律と違い税法は、整合性や論理的かどうかより、『課税の公平』や『租税回避の排除』『安定した税収の確保』が優先され、そのために解釈論に持ち込めるように巧妙に作られてるのであまりロジカルに考えても仕方ないというのが個人的な結論です。
2012-12-01 07:26:10例えば法令ではありませんが、実質的に依拠される基本通達にはことあるごとに『社会通念上妥当』とか『合理的な範囲内』って言葉が多用されますが、社会通念ってのがなんなのかは言及がありません。下級官吏の税務職員と上場企業の社長とでは社会通念なんて天と地の差なんですがw
2012-12-01 07:31:57馬券の税金の話は、JRA側が何とかしないと確実に売り上げ落ちる(=赤字幅拡大&税収も減る)ので、お上同士の対決でもあるところが面白いと思うんだよね。食らったご本人には申し訳ないけど。
2012-12-01 07:44:47この辺りの感覚が弁護士には納得がいかないのか、結構弁護士がつまらないレベルの税務訴訟をしていますが、結果的には大体いまいちな形で終わってるケースが多かったかと思います。
2012-12-01 07:45:07偉い人()が時々業界団体や地方公共団体の首長と海外研修()に行きますけど、業務なんてほんのちょびっとですが、みなし賞与にはしていないです
2012-12-01 07:57:04ただの平社員が「表敬訪問」なんてあり得ませんが、偉い人()が表敬訪問することが「社会通念上」妥当だというように解釈して税務処理しています
2012-12-01 08:01:15フリンジ・ベネフィットへの課税は面白い論点です。フリンジベネフィットとは給与以外の福利厚生や社宅・社用車、会社経費での旅行などの「追加の給付」のこと
2012-12-01 15:46:54フリンジ・ベネフィットは充実した教育訓練や社宅施設など、大企業ほど手厚い傾向ですが、ほとんど所得課税はされていないものと思われます
2012-12-01 15:48:41興味深い判例として、秘書を短期大学に入学させて、学費を負担したら、それは業務と無関係の一般的教養を身につけさせるため、ということで本人に給与所得課税された、という事件もありましたが
2012-12-01 15:50:01業務関連性が直接的ではない、金融・経済(MBA!とか)を学ばせるために大学院へ進学させても、給与所得課税はされていないようです(※税務処理に保証を与えるものではありません!専門家の助言を得たうえでご自身の判断で
2012-12-01 15:52:01この国税の見解は、あまりに市場金利実勢を無視していると考えられます いまどき、住宅ローンは1%未満がザラにある No.2609 使用人に住宅を取得する資金を貸し付けたとき|源泉所得税|国税庁 http://t.co/LpZXiuLM
2012-12-01 16:00:34欧州からやってきた駐在員 日本語学校に通う費用 これとかもBig4にお伺い立てて、課税するかどうか訊いてたなぁ… これは業務に関連するから大丈夫だったけど。
2012-12-01 16:00:40