中島飛行機の生産とスピットファイアを埋める英国人

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ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

悲劇の発動機誉を160pぐらい読んだのですが、日本の水準だと野心的すぎた気はしますが、アメリカの水準ならきっちりと運用し切れたぐらいのエンジンだったのかなーと思ったり、工学知識があれば検討出来るのでしょうが、トホホ

2012-12-12 19:49:22
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

前も書いたと思いますが、あの時代アメリカの協力を得られないとそれだけで航空開発は結構大きなハンデになったのではと思うのですよ、工作機械を日本では国産できなかったみたいな話が有名ですが、イギリスでもセイバーエンジンのトラブル解決のためにアメリカから工作機械を緊急輸入したようですし

2012-12-12 19:53:05
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

ドイツの航空産業はそういう部分の話をあんまり見かけないので、よくわからないのですけど、アメリカは工作機械の品質でも頭一つ抜けていたようですし、高グレードの潤滑油もアメリカ産で、石油は言うまでもないですし

2012-12-12 19:55:29
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

でも、仮に誉が安定して運用できるようになったとしても今度はブースト圧を挙げて馬力アップしようと言う段階になった時どの程度伸び代があったのかは少し気になります。排気量の小ささもさることながら、クランクが出力アップに耐えられないんじゃないかなーとか

2012-12-12 20:04:19
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

マーリンは腕の良い過給器の開発者に恵まれたのもあって、ベンチマークでは2000馬力オーバーを叩き出したりしてますけど、リノではクランクが弱いのでV-1710のクランクに交換したりしているみたいで

2012-12-12 20:07:39
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

戦略爆撃調査団のレポートに、日本は生産現場へのマンパワーの供給はきちんと行っていたが、戦争が激しくなると人員当たりの仕事量が減少して行ったという話があったと記憶してますが

2012-12-12 20:39:58
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

悲劇の発動機に大増産の号令のもと海軍から出向した田中修吾監督官は本来の職務範囲から逸脱し海軍の命令を盾に主任設計の中川を差し置き独自の判断で設計変更を設計者へ要請、生産現場には自身が考えた手間のいらない加工法や作業法を提案して強制的に変更

2012-12-12 20:45:09
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

これらは懐中電灯事件と呼ばれることになる懐中電灯の外側の円筒のケースを潤滑油の通路カバーに変更するように支持する自体まで悪化する。

2012-12-12 20:47:22
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

また、造船業で実績を積んでいた三菱は開発ペースは遅くとも非熟練工でも生産できるように治具や専用機械の採用に積極的でどちらかといえば質実剛健だったのとは対象的に中島は開発ペースを早くし、高スペックなエンジン作りに注力し製造技術さらに量産技術は劣る傾向があった

2012-12-12 20:51:33
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

そんな中島飛行機のエンジンの品質を支えていたのは熟練工の技術によるところが大きく、これは熟練工の徴用から始まり、先述の田中監督はじめとする軍部からの増産の圧力の元、数が必要なんだからこの程度のものでも良いと生産現場でのモラルの荒廃が起き、誉は回らなくなってしまった。

2012-12-12 20:54:24
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

これは主観ですが、中島飛行機はその歴史からして政商の側面が強い会社で、軍部の要請は非常時であったのもさることながら中島飛行機のほぼ唯一の顧客である軍部に逆らうことは事実上不可能だったということなのでしょうね

2012-12-12 20:56:29
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

昭和19年の中島飛行機の生産現場は最低限の品質を維持しようという非常時に課せられた実現不可能なノルマによってモラルが完全に崩壊してしまったのでしょうね、

2012-12-12 20:59:01
松田未来 コミティア146 C50b 「翼駆人アラン 第Ⅵ章」 @macchiMC72

@futaba_AFB 興味深いのは、こと機体の生産になると中島のほうが合理的で効率が良かったと言われることですね。

2012-12-12 21:00:39
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

それら戦後米軍に人はいたのに仕事が出来てないと言う評価になったのでしょうねぇ...なんだか最近ビジネス系の記事で見かける分厚い中間管理職層の崩壊による企業のブラック化とか崩壊みたいですね...

2012-12-12 21:00:55
@haruna822

@futaba_AFB 戦時中の話なのに他人事でない気がします。

2012-12-12 21:01:10
アキアカネ・高雄型重巡洋艦氏族・高雄 @AkiAkane13End

@futaba_AFB 『最低限の~という』と『非常時に~によって』の部分を入れ替えるとだいぶ読みやすくなると思います。

2012-12-12 21:02:25
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@macchiMC72 字数の関係で省いちゃったのですが、提携していた会社が中島はライト三菱はP&Wの影響を受けてそういう体制になったみたいに書いてある箇所があったので、そのせいかもです。

2012-12-12 21:06:33
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

ただ戦後のインタビューですから田中監督官が実態以上にスケープゴートになっている可能性もありますけどね

2012-12-12 21:08:18
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

空冷は冷却にしろオイルの潤滑や燃料の濃さにしろムラが液冷に比べて大きいから妥協してなんとかとっていたバランスがチューンですぐ崩れちゃうんでしょうかねぇ、R3350もかなり難航しましたし

2012-12-12 21:30:56
ぼろ太@C103 日曜日 東地区 “シ” ブロック 02b @futaba_AFB

@haruna822 組織が崩壊する時は時代が変わらず同じようなことが起きるのかもですね...

2012-12-12 21:36:38

スピットファイアを埋める英国人

岡部いさく @Mossie633

ちょっと待てぃ!なんだと、バーミンガムにスピットファイア1個スコードロン分が、丁寧に箱詰めされて埋められてるだとぉ!? http://t.co/lfiyvSqK

2012-12-12 20:10:59
Finish Roundel @derGeist1

Boxing Day is the first week-day after Xmas(^^;.RT @Mossie633: スピットファイア1個スコードロン分が、丁寧に箱詰め http://t.co/y3Ug3FiZ

2012-12-12 20:55:49
たき @sikisima

発掘しないと。 RT @Mossie633: ちょっと待てぃ!なんだと、バーミンガムにスピットファイア1個スコードロン分が、丁寧に箱詰めされて埋められてるだとぉ!? http://t.co/JnDEqQRO

2012-12-12 20:12:23