「特集:国際原子力ムラ その虚像と実像」『日本の科学者』①
- karitoshi2011
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1「特集:国債原子力ムラ その虚像と実像」『日本の科学者』2013年1月号①イヴ・ルノワール「国際原子力ムラ―その成立の歴史と放射線防護の実態」1957年のソ連のキシュテム事故は76年になって生物学者メドヴェデェフによって初めて西側に知られるようになったが、CIAには知られていた
2012-12-14 10:35:272「特集:国債原子力ムラ その虚像と実像」『日本の科学者』2013年1月号より①ルノワール「国際原子力ムラ」「陰謀などないのである。なにしろ原子力マフィアは公然と振る舞えるのだから」57年、国連安保理管轄下にIAEA設立。「この機構の目的は、とりわけアメリカの軽水炉技術の輸出」
2012-12-14 10:35:443「特集:国債原子力ムラ」①ルノワール「その成立の歴史と放射線防護の実態」「IAEA,平和のための原子力:全世界における平和、保健及び繁栄に対する原子力の貢献を促進し、及び増大するように努力しなかえればならない」といったIAEAのスローガンは、アイゼンハワーの演説から借用…」
2012-12-14 10:37:364「特集:国債原子力ムラ その虚像と実像」①ルノワール「国際原子力ムラ」「このように…国連はアメリカの見解に忠実であり、アメリカの利益が優先されなければならない」「そこで、まず何よりも、放射線の影響について的確なデータを選択する委員会を、この制度に備え付けなければならなかった」
2012-12-14 10:37:505「特集:国債原子力ムラ その虚像と実像」①ルノワール「国際原子力ムラ」「1955年のUNSCEARの設立は、この必要を満たすものだった。この委員会は各国の代表者によって構成されている」これは重要。原子力を推進する政府に都合がよい情報を提供する科学者が多数派となる傾向が明白。
2012-12-14 10:38:036「特集:国債原子力ムラ その虚像と実像」①ルノワール「国際原子力ムラ」「放射線の影響に関する科学論文を審議・選択することを任務とし、ICRPはそれを基に勧告を作成する。両組織の協力体制にあっては、科学における職業倫理はいっさい保障されない」他の国際学会との大きな違いだ。
2012-12-14 10:38:167「特集:国債原子力ムラ その虚像と実像」①ルノワール「国際原子力ムラ」「UNSCEARは、科学会議において尊重されるべきルールはそっちのけで、少数派の意見は報告書から除外してしまう。」たとえば、UNSCEAR副会長を務めているアルゼンチン代表、A.フリオ・ゴンザレス。
2012-12-14 10:38:318「特集:国債原子力ムラ その…実像」①ルノワール「国際原子力ムラ」フランスからの委員、アニー・ジュジェ。フランス原子力推進機関の要職にあり、UNSCEARでがICRP代表。Google Scholrで検索しても学術論文は出てこない。ICRPはイデオロギーを共有する仲良しクラブ。
2012-12-14 10:39:029「特集:国債原子力ムラ」①ルノワールの「ムラ」批判:ICRPのPublicatio103(2007年)にあげられている参考文献は292と少なくそのうち127は関連機関(ICRP,WHO,IPRA,OECD-NEAなど)の内部資料。116人の著者の中でも数十人が上記組織メンバー。
2012-12-14 10:44:3310「特集:国債原子力ムラ その虚像と実像」①チェルノブイリ被害につきベラルーシで重要な業績をあげたバンダジェフスキー、ゴンチャローヴァ、ラズューク、オケアノフらの業績は取り上げられていない―著者はフランスののNPO<チェルノブイリ/ベラルーシーのこどもたち>の会会長(続)
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