TRPGの分類 - 歴史視点から その2

続きです
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いしおか @mino_ishioka

CD&D日本語版の発売後、日本のファンタジーRPGはCD&Dが主流になった。初版当初CD&Dは公式世界を持たなかった為(青箱付随のものはサンプル扱い)多くのオリジナル世界と多彩なシナリオが生まれ・消えていった。 また様々なローカルルールやシステムもサークルで生み出されていた。

2012-12-15 19:34:12
いしおか @mino_ishioka

同じ頃、ブラックオニキス、ハイドライド、ドラゴンクエストなどのコンピュータRPGが普及し、ファンタジーも一般的に認知されるようになった。 これによりTRPGへの流入者が増えたが、既存のTRPGは新規にやるには敷居が高かった。

2012-12-15 19:44:22
いしおか @mino_ishioka

初期のTRPGはWSLGから分科・発展したためルール記述や運用に影響が残ってた。 日本はWSLGやボードゲームが浸透していなかったため、暗黙の了解を理解することは新規参入者には難しかった。 背景世界が無いことも、ファンタジーを知らない人には懸念材料になった。

2012-12-15 19:57:16
いしおか @mino_ishioka

また、CD&Dは戦闘以外のルールは公式サポートされていなかった。欧米では雑誌による追加ルールやFAQが行われていたが、 日本で紹介されることは殆ど無かった(権利の関係?)。 流通がホビーショップに限定されていたこと。価格の高さもネックとなった。

2012-12-15 20:03:40
いしおか @mino_ishioka

これまで挙げた問題を解決し、一気にスタンダードに立ち上がったのがソードワールドだった。 戦闘/技能判定ルールの統一。公式世界フォーセリア。雑誌によるサポート。 これに加えた「会話式リプレイ」の成功とメディアミックス展開により、新規ゲーマーの呼び込みに成功した。

2012-12-15 20:15:38
いしおか @mino_ishioka

私見入りまくり。期待した内容と違ったようだが一度区切る。

2012-12-15 20:17:38