@iris6462 ある世代において、普遍的であるべきジャンルの能力が低下してるってのは、あんまり考えたくない事態ではあります。 ただ、高い能力の書き手が市場に必要とされなくなり、発掘も発展もされなくなってるとはおもいますねえ
2010-08-16 13:55:00ずっとラノベは読んでないんですけど、最近のラノベはどんな風に「型破り」なんです? たとえば「とある」とか「伝説の勇者の伝説」とかは
2010-08-16 13:57:14最近流行の作法本は、ゆとりというか、読み物というか、うさんくさい。何処かで聞いた行儀の良いことしか書いていない。賛同できるか否かは別として、若桜木先生みたいな考え方の方が、創作者に向いていると思う>http://amzn.to/9GD8ya
2010-08-16 13:58:25一章では「独創的なキャラクターを!」と書いておきながら、読み進めていくと、あれ駄目、こうしろ、セオリーに従え、お手々繋いでゴールしろ、って主張している
2010-08-16 13:59:51@kasuminagi 「とある」はヒロインが空気になるところとか、裏づけの無い科学とか、説得力の無い逆転劇(その幻想を打ち殺す!)とか。「伝勇伝」はカレーライスやエビフライに代表される、練りこみの甘いファンタジー世界観。セオリー無視しているけど、面白いし、人気出ている
2010-08-16 14:02:22「製紙技術が発展していないから書物は貴重、紡績技術が発展していないから服は貴重」という、中世ヨーロッパファンタジー世界での常識を完全に無視しているけど、伝勇伝は魔法や遺物や暗殺者関連で、上手いことファンタジーの雰囲気を出している。上手いよね! パソコンのような機械的な物まであるし
2010-08-16 14:05:10@iris6462 うーん、なんちゃってファンタジーは全部そうな気もしますけど、その上に雰囲気をきちんとかぶせたのは斬新ってことか。 読み手に「ああ、ちゃんとしたファンタジーを読んでいる」という幻想を与えるという点で
2010-08-16 14:07:06@kasuminagi 説明が悪かったですね。すみません。別に伝勇伝はちゃんとしたファンタジーになっていません。異能力バトルを魅せる舞台が、たまたまファンタジー世界だったというだけであって、けして、ファンタジーな世界そのものが面白い作品ではないと思います
2010-08-16 14:09:44@iris6462 読んでないから、ネタ振られてもわからんです。ごめんなさい。聖剣の刀鍛冶あたりと見間違える自信ある。 ああ、なるほど、異能力バトルをファンタジー(っぽい)世界でやったのが新しい?
2010-08-16 14:11:54「神や悪魔や、封印された力や特殊な目は、チープだし使い古されているから、作品に出すな」って主張している人は、ヒットし続けている作品が、そういう要素盛りだくさんって、分かっているのかなあ
2010-08-16 14:08:11@iris6462 単純に、これから賞取りに行くってだけなら、他とぶつかりやすいネタは避けたほうがいいかもしれませんけどねえ。まあ、実際は使いようだよな。
2010-08-16 14:10:27大事なのは「ラノベ読者は、ファンタジーの世界観そのものを楽しみたい」とは思っていないってところかも。キャラクターの掛け合いを見たいのであって、ファンタジーに没頭したいわけじゃないはず
2010-08-16 14:12:41伝勇伝と「狼と香辛料」という、ファンタジー世界の「現実的か」という面では対照的にある二作品だけど、キャラクターのかけあいが面白いというのは共通している。読者はそこが見たいんだと思う。両方ともホロとフェリスがいなければ、作品としての魅力が半減だし。やっぱキャラクター小説だよ!と結論
2010-08-16 14:14:07