マヤ暦終了は『ツイノベ祭』　2012/12/21お題「世界の終わり」

tokoya @tokoya

#twnovel マヤ歴による世界の終焉が近付き、彼は不安で一杯だった。外見上は平然と公務を行っていたが、世界がどのように終わるのか、そればかり考えて夜も眠れなかった。そして彼は決意した。先に世界を終わらせてしまえば、もう悩むことは無くなる。そして核ミサイルの発射ボタンに手を…

七歩 @naholograph

人類滅亡？ マヤ暦とか知らねーけど巻き込まれるのはゴメンだ。俺ら人間から距離おこうぜ。そうかお前ら逃げらんねーな。ん？ あーそれがいいわ。一回枯れて眠るといいわ。俺らよりいいじゃん。てことでみんな、元気で。#twnovel　人々の前から動植物が消えた。食べるものなく滅びゆく人類。

浮世堂 @ukiyo_do

もうすぐこの世界が終わるらしい。こたつに入りながらスコッチを飲む。膝の上でスコティッシュフィールドが眠っている。「お前はさびしくないかい？」俺がいなくなってもさ。ごろりと寝返りをうって、俺のお腹に頬ずりをする。愛おしくなでるとまた喉を鳴らした。 #twnovel

おぼろちゃん @oboroose

#twnovel ノートにすべて書いた。悩みも願いも予定も思いつきも。そんなノート術に夢中だったのだ。ある薄暗い朝、あらゆる文具が自我に目覚め世界を征服した。「感謝している、我らに魂を与えし者よ」と学習机の玉座から見下ろしているのは私のノートだった。昨晩、私は何を書いたのだろう。

silf⛩️ @athene1020

少年は絶望していた。だから、世界の終わりを願った。少女は世界の終わりを知った。だから彼女は絶望した。この二人が世界の終わりのちょうど一日前に出会い、語り合ったように私は記憶しているが、確かなことは分からない。ただ、彼が、自分の願いを後悔したのは確かである。 #twnovel

七歩 @naholograph

羊が一匹羊が二匹。数える毎に羊が増える。羊が百匹。僕は夢の世界へと導かれてい、かない。いくもんか。#twnovel　目を開きひしめく羊を捕獲、毛剃、糸紡ぎ。冬こそが繁盛期だ。沢山毛糸を作り出す。大切なのは色合い。楽しい夢へと導く羊は赤。悲しい夢へと導く羊は青。僕は今日も眠れない。

tokoya @tokoya

#twnovel 12/21に世界が終わった。そして世界から「セ」「カ」「イ」の文字が消えた。「■んそうはなくなり、■■■はへ■わになった」。

tokoya @tokoya

#twnovel 人間には知覚できないが、別次元に情報宇宙とでも呼ぶべき世界が存在していた。そこにも知的生命体は存在していて、彼らは近年、他の宇宙から送り込まれる多量のゴミに悩まされていた。だがついに、それを物質の形で送り返す事に成功した。/dev/nullから、私たちの宇宙へ。

tokoya @tokoya

#twnovel マヤ歴に示された終末、12月21日。何が起こるのか、何も起こらないのか。全く信じていない者も、心の片隅で少しだけ気に掛けながら、その日を過ごした。やがて時刻は深夜になり、人々は何も起こらなかった事に安堵した。時計の針が午前0時を過ぎ、世界は12月21日を迎えた。

天晶 @tensyou99

空から天使が一斉に墜ちてきて、世界が終ることが現実味を帯びてきた。神父は祈りだし、ある家族は身を寄せ合い、ある者は顔を覆って泣き出した。僕はといえば、ついさっき手に入れた【世界を救えるボタン】を押すかどうか、いまだに決めかねている #twnovel #世界もう滅ぼしたい協会

天晶 @tensyou99

どうやら、世界が滅びるらしい。そういった話を姉がら聞いた。魔物が各地に発生し、疫病がが蔓延っている。農作物も不調だ。世界が滅びるなら何やっても無駄だよねー、と姉は呟く。あんたがそうしたんだろうと、俺は魔王の姉に聞こえぬように、呟いた #twnovel #世界もう滅ぼしたい協会

@sktkx

「世界なんか終わらせねえよ。俺は勇者でもないし、世界を変える力もない。予言ができるわけでもないさ。でも、明日もお前に会うって決めてんだ。だから。明日もきっと来る」その想いが、照れた笑顔が、世界を終わらせるボタンに手をかけた少女の動きを止めた。 #twnovel

日向日影🍊📖@文化系物書きVtuber（HUB） @hyuugahikage

#twnovel ガバッ「びっくりした、世界が滅びて始まりの時に戻るから焦ったけどよかった、夢だっ」 ガバッ「びっくりした、世界が滅びて始まりの時に戻るから焦ったけどよかった、夢だっ」 ガバッ「びっくりした、世界が滅びて始まりの時に戻るから焦ったけどよかった、夢だっ」 ガバッ「び

ぽそ。＠ISFJ-TなA @poso_broccoli

墨を零したような空に、世界の終焉を思い描いた。悴む指の先には何もないし、駅のホームにはやっぱり誰もいない。今日の晩ご飯なんだろ、もし明日が人生最期の日なら、僕は何をするだろう。生きにくい世の中にうんざり。(逝けたらいいな)　戯言が、溶けた。 #twnovel (逝きにくいセカイ)

みのや@ゆるゆると再開 @mimicnote

「予言されていたように世界を滅ぼそう。記されているならそれに応えないとな。」僅かに口を上げて儀式を続ける。後は黒い空を指すだけ。なのに。あの笑顔がチラつく。数時間前の言葉が響く。 儀式は成功した。が、明日はいつも通り訪れ、あの少年は少女を訪れることはなかった。 #twnovel

やまのごとし @hyama8

「先輩の続けてた研究21日付で打ち切られるみたいですね」「ああ、残念だよ・・。まあ最近じゃ実験群サンプルの成長率が頭打ちでね。」「銀河系学術振興会から予算とるって大変ですね。」「そうだな、できれば続けたかったよ、文明の付与による地球の霊長類の進化実験」　　#twnovel

七歩 @naholograph

クリスマスツリーに願いごとがかけられている。やめろ。ツリーは笹じゃない。俺には織姫みたいな女もいない。ため息ついてそれでも内容を確認する。きっと世界平和的な可愛い願い事が。#twnovel　プリウスが欲しい？テメーは俺を怒らせた。俺はいつもより少し早めに明日、世界に滅亡を贈る。

ひょろ @hyoro4779

『滅び』 #twnovel 2012年12月21日。予言のとおり暦は滅びた。昨日と今日の繋がりは絶たれ、1秒前が10年後と繋がっていたりする。人々は時間の中に偏在するようになった。そう、滅びたのは時間の連続性。しかし、脳の補正により、ほとんどの人はそのことに気付いていない。

七歩 @naholograph

できれば海底神殿に仕える巫女が良い。空気がないという環境が、宇宙に適した身体を作る。それぞれの星に一人ずつ。我らが機構は巫女を埋める。やがて発芽し育った巫女がその星を実質支配する。来るべき地球滅亡に備える為の宇宙植民。やがて宇宙は、可憐な花の香で満ち溢れる。#twnovel

Tsu mado @xxassydow

#twnovel 世界が終わるとしたら、どんな感じかな。子供同士の会話。近くのパン工場からパンが飛んで来るよ。明日はスカートで登校しよ。良いなぁ。じゃあね、カレーパン。ランドセルの蓋開けて歩くんだ。食パンかな。たっぷりのバターとジャムね。だって、工場の隣の売店も飛んじゃうからね。

ぷろとん @cotsucotsu

もう少しで世界が終わるとか、そんなデマが流れているらしい。「まぁ、ある意味では正しいよ。それ」…何、その含みのある言い方は？「だって、俺ら個々人の世界はもうすぐ終わるし」そりゃあ、まぁ…。「だろ？」笑った彼が、私の世界を終わらせる。その手に判の付いた紙を持って。 #twnovel

萌葱［moegi］ @hmoegi

#twnovel 「なにが滅亡だ、馬鹿馬鹿しい。定義もしないうちから言葉ばっかり連発しやがる」「解ってやれよ、そーいうお祭り騒ぎなんだ。なんならお前仕様に定義してやろうか？」「俺仕様？」「お前の身体を生かしてる装置と、お前の脳に幻を見せてる装置を破壊したら、――滅亡しそうだよな」

とおる7th @windcreator

予言を生業にしている。そもそも、こんなに可愛くてなんでもこなせる私からの誘いを断ったあの男がいけないのだ。せっかく顔も実家も収入もいい男だと思って誘ってやったのにあのクズ男め。こんな世界は間違ってる。だから、言う。世界は滅びる。間違いなく滅びる。あの男も滅びる。 #twnovel

二月大笑 @unpeu_G

マヤ歴の終了に伴い新しい世界に転移した。これまでの物理的、化学的、数学的、心理的法則が通用しなくなった事による大混乱と淘汰。残された人と物の絶望。新たな秩序を一から手探りする中で見える微かな希望。それでも育まれる新しい形の愛。生き抜け新しい世界！この後すぐ！ #twnovel