- ishikawatky
- 1996
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[本]結論をいうと、√4は2だけですが、4の平方根は、2と-2の2つあるということ-これが重要な違いなのです。P126。「√4」は「4の平方根」だけど、「4の平方根」は「√4」だけではない。うっかり混同しがちだけど、それぞれを良く見ると、違う。
2010-08-16 22:35:12複素数を使うと解析幾何学が楽に出来るというのは、x軸とy軸をひとつの計算式で処理しても混同しない(できない)から、かな。虚数であるが故、ではなく、虚数の性質を利用した、という感じ。
2010-08-17 08:36:48複素数は、ガウス平面になって初めておもしろさが分かるんだな。その為には幾何学でややこしい経験をする必要があって、「あんなに苦労した事がこんなに簡単に!」的な爽快感がある訳だ。うーん、それを学生に分かれというのは、ちょっとハードル高いよな…
2010-08-17 09:04:39「1の立方根」かぁ。答えは3つあるんだよね。でも、方法論が分からないと、目に付きやすい「1」だけで落ち着いちゃいそう。「例外だ」とか何とか言って。方法を知らないと、答えをねじまげる事にもなりうる、って事だ。
2010-08-17 09:24:45中学で出来てた数学が、高専で見事に落ちぶれたのは、三角関数の本質を理解しないままに公式として暗記したからだと思う。整数の計算は好きだけど、幾何は苦手だったもんなぁ。線形に成長していく、とは限らないよねぇ。こどもは、どう勉強と付き合って行くのかなぁ。
2010-08-17 09:28:20虚数の原語は「imaginary number」。想像上の数字。実世界の3次元に想像上の「時間軸」を加えた「4次元」を作り出した事により、『夏への扉』のような時間SFというジャンルが生まれたり、タイムマシンに乗ったドラえもんが生まれたり、みたいな。想像を楽しめっ、という事だね★
2010-08-18 06:05:35「想像を楽しむ」にはある程度の知識が必要だ、という事だ。こどもに「自由にやってごらん」と言っても手が止まってしまうようだけど、それは「想像を楽しむための知識」が足りてないんじゃないかと思った。悪い意味じゃない。無の状態からは誰も物事を生み出せないという事だ。
2010-08-18 06:07:37「自由に」というのは「AとBを自由に組み合わせていいよ」という話であり、「無の状態からCを作れ」ではない。なので、こどもには色々なモノを見せて・体験させて、こどもの中での知識ストックを増やし、同時にそれらを制限なく組み合わせる事の自由さを持って欲しい、という事だな。
2010-08-18 06:09:19それを養うのに、ブロックというのは適切な遊具なのかもしれない。たまにこどもが見せるくっつけ方は「おぉ、そんなくっつけ方もあるのか」と思わされるものがあるし。
2010-08-18 06:10:08「大人の発想」の難点は硬直性であり、「AはBにしか使えない、Cに使うのはNGというか思いつかない」という点だけど、「Aは素材であり、BにもCにも使う事が出来る」という意識をあらゆるものに持つ事が、硬直性の打破であり、こどもへの「自由にやってごらん」につながるものなんだと思う。
2010-08-18 06:11:46「自由」という言葉は、便利なんだけど、使い方は考えなくちゃイケナイ。自由は堕落につながるし、「自由という言葉を使う」事も堕落につながる。
2010-08-18 06:12:40まさか、数学の本から子育てに思考が飛ぶとは思わなかったけど、これがこの本で感じた「思考の発展のおもしろさ」の良い例かな。
2010-08-18 06:23:00思考を発展させる事はタイミングもあるんだけど、「きっかけ」があってこそ、でもあるよね。普段接しない世界を除く事による脳への刺激というのは、あるんだなぁ、とも思った。
2010-08-18 06:23:05異なる世界へは、積極的に出て行くべきだ。ビジネスマンにとって、それを手軽に可能にするのが、読書であり、子育てだ(飛躍)。
2010-08-18 06:24:15やっぱり「考える」という事はおもしろいな。哲学が「物事を突き詰めて考える学問」であり、そういうジャンルがきちんと存在するという事は、純粋に「考える」という事が楽しい事だ、という事なんだろうしね。
2010-08-18 06:27:37