郷原信郎氏tweetから

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

小沢氏が２回目の不起訴。検審議決で「起訴相当」とされたのは不動産取得及び代金支払時期の２カ月余りの「期ヅレ」だけですから、今回の不起訴処分の対象も「期ズレ」、今後、検審での２回目の審査対象となるのも同じ事実です。それだけなら仮に共謀が認められたとしても起訴猶予か少額の罰金相当です

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

要するに、一回目の検審議決で起訴相当とされたのが「期ズレ」だけだったことで、小沢氏が、議員失職となるような事実で起訴される可能性は事実上なくなっていたのです。マスコミは今回の不起訴処分の対象の被疑事実を明確に報道すべきです。今回の政治資金問題が決着済みであることは明白です。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

期ズレだけで起訴することがいかに常識外れかを少しでも多くの国民に理解してもらうしかないと思います。ネットのニュースで「小沢氏側が検審に異例の上申書の提出検討」と出ていました。私の著書「検察が危ない」を検審に送りつけて審査員全員に読んでもらうのが一番効果的なのですが。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

それがいかに不当であるかを検審の審査員が理解することです。期ズレの問題だけであれば常識的に起訴があり得ないことの理解が世の中全体に広まることが重要だと思います。@masahiro_miyake 期ズレという微罪で法的責任を問い政治生命を絶つという手法は許されるのでしょうか？

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

期ズレの問題を政治資金規正法の処罰の対象にすることは、検察の常識だけではなく、世の中の常識にも反していて不当だと思います。検審が起訴相当とした事実の中身が報じられれば誰でもわかるはずです。@pureblue_s 検察の常識と一般の常識の乖離があるから、検審の存在価値もあるのでは

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まず重要なことは、政倫審を公開にして、小沢氏が「期ズレ」の問題について十分にわかりやすく説明し、それをマスコミも報じざるを得なくすることでしょうね、@ysato913 「小沢氏側が検審に異例の上申書の提出検討」検察審査会に対する「圧力」と見られる危険があると思います。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

その手続きがまったく不明であることが問題です。２回目の検審の審査でどうなるのか、しっかり注目する必要があります、@mnorimnori 補助弁護士はどのような手続きで選ばれるのでしょうか？。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

法的には一応可能だと思いますが。追加された大久保氏の違反事実は、単に立て替え金のやり取りを収支報告書に記載したなかっただけで凡そ処罰価値のないものですので、実質的には不当な判断だと思います。@12koku 大久保元秘書の訴因変更を認めた東京地裁の決定をどう思われますか？

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

検察の職場もいろいろです。「検察の正義」最終章の「長崎の奇跡」の舞台となった当時の長崎地検は、「熱い仲間達」の集まり、笑いの絶えない最高の職場でした。一方、特捜の現場がいかに酷いかは「検察が危ない」で述べたとおりです@ultraboa検察って、笑いが無く、面白く無い職場ですか？

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

だからこそ、小沢氏は政倫審を公開にして、「期ズレ」の問題を中心に、わかりやすく国民に説明すべきです@tokunagamichioもし検察審査会が二回目も起訴相当とした場合、無罪とわかってても、小沢は危機ですね？

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

代金支払いの支出の記載については若干微妙です。「預け金」と考えれば、平成１６年の収支報告書には記載不要と考える余地もあると思いますが@13_murai 小沢氏不動産記載の期ズレは微罪どころか、全くの無罪です。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

法務大臣の指揮権は検事総長に対してのみ発動できます。指定弁護士の起訴に対しては指揮権発動はできません@aisurukayo 強制起訴された場合、法務大臣の指揮権発動

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

私も不思議です。@yudebiifun 。「検察が危ない」拝読させていただきました。「検察の暴走と劣化」の構図が良く理解できました。それにしても小沢問題に関して郷原さん以外の法律の専門家が未だに問題視しないのが不思議です。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

検察審査会はもともと、検察官の不起訴処分の当否を審査するわけですから、被疑者側の言い分を聞く必要はないというのが一般的な考え方だと思います。（続く）@tamy20012001小沢氏が上申書を出すとの報道ですが、被疑者が意見を述べるのは検審の趣旨に反するように感じます。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

（続き）しかし、２回の起訴相当議決で強制起訴ということになると、議決が被疑者の権利にも重大な影響を生じ得るわけで（世間が「強制起訴」は検察官の起訴と違って無罪の推定が強く働くという見方をするのであれば別ですが）、上申書で被疑者側の言い分を聞く必要はあると思います。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

（続き）検察審査会法には、被疑者側の上申書についての規定はありません。補助弁護士の選任手続も不明です。起訴強制の導入で議決の効果がまったく違ったものになったのに、手続きの整備がほとんど行われていないところに問題があります。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

指定弁護士の役割は、議決の趣旨に沿って起訴状を作成し起訴手続を行い、法的に必要な立証を行うこと。情緒的部分は法的主張とは無関係です@sakura4939 検察審査会が前回と同じ理由で強制起訴にした場合、起訴する弁護士は審査会の情緒的な議決部分を具体的に証明する必要がありますか？

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

起訴相当とされたのは期ズレだけだと書かない理由について、「難し過ぎて何十行も使わないと書けない」という記者の話、今日の記事を見て意味がわかりました。「単なる期ズレ」と書こうとはしないのです。期ズレであっても起訴の余地あり、という趣旨で書こうとするから「何十行」も必要なのでしょう

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

政治論争の前提として、政治活動や資金に関する法的責任を超えた情報開示が求められることもあり得ます。しかし、恣意的で偏頗な刑事責任追及で政治的説明責任に火を付け、捜査情報によって説明責任追及を煽る、というやり方は不当です@naorkn 法律論は法律論で政治的なものは政治論争ですべき

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

その基準がまったくなく、特捜幹部、検察幹部の裁量に委ねられているところに問題があります。そのような検察の内実は拙著「検察が危ない」に詳しく書いています。@kumagayasan 実際特捜はどのような基準で標的を決めてるのでしょうか？

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

一般刑事事件の有罪率が９９％超であるのに対して、特捜起訴事件の有罪率は全体では相当低いはず。しかも、警察送致事件のように検察官による捜査の客観的チェックが機能しないわけですから、推定無罪の原則が一層強く働くべきです@amneris84刑事司法の原則から政治家は例外だとされている。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

２１日にコンプライアンス研究センターで開催した定例記者レク概要をＨＰにアップしました。テーマは①小沢氏の再度の不起訴処分②日本郵政ガバナンス問題調査専門委員会報告書、北教組事件にも若干触れていますhttp://www.comp-c.co.jp/pdf/100521reku.pdf

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

今日は、午後から防衛省の行政レビュー（省内仕分け）に有識者として加わりました。先ほど終わったところです。今日は装備品の調達に関する問題が中心、長時間にわたって、かなり激しいやり取りもありました。インターネット中継もやっていたようです。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

6月10日8:30 PM to 10:00 PM、「現代ビジネス」で、田原総一朗氏と私の対談が、 Ustream生中継されます。 http://www.ustream.tv/channel/gendai-biz 鳩山、小沢ダブル辞任に至るまでの検察捜査を総括したいと思います。

郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 @nobuogohara

Ustream生中継される「現代ビジネス」での田原総一朗氏と私との対談、８時半からです。場所は私の六本木の事務所です。 http://www.ustream.tv/channel/gendai-biz