音楽で楽しむ事について
実は、僕はちょっと前までDJという物に懐疑的(?)だった方で、それこそ「他人の音楽で人気者気取りとはいい度胸だ!」と思っていた。でも、それが違うと次第に分かってきたのだ。
2012-12-14 23:22:55僕はバンド畑で育ったからこそ、楽器の演奏や客との一体感あってこそのハコだと思ってた。幸いにも、僕がコピバン(太陽族コピー)をやってた頃はバンドブーム最盛期の2000年頃。今思えば、コピバンもさっきのツッコミが似合うがw
2012-12-14 23:26:02mixiのコミュにあったトピックに、ライブであった面白いのを報告するのがあって、開いてみればライブDVDの焼き直しばかり。かなりガッカリしたが、当時は細かい理由が自分でも分からなかった。
2012-12-14 23:33:41僕は興ざめしてコミュを退会して、ついでに、公には利用が終わっていた亮君のネタ垢にその愚痴を送ったら、「身勝手なメールありがとうw ホルモン嫌いになろうがかまわねぇけど、ロックに生きた方が楽しいぜ(要約)」って返信があった。
2012-12-14 23:36:44野外イベントで最前キープのために壁まで作ったファンが、その頃のホルモンの悩みの種だった。その皮肉が、ライブで嵐コピーだったんだろうなぁ。
2012-12-14 23:39:47僕はまだその段階では「クソファン消えろ」としか思ってなかったけど、新しい考えを与えたのがオーバードライブとマンウィズだった。
2012-12-14 23:42:10オーバードライブはエロゲ屋で、バンド物をテーマにした作品が魅力。また、それらを題材にしたライブをやるのが特徴的だ。社長自身も、milktubというバンド率いるボーカルだったりして、筋金入りのロックンロールエンターテイメントカンパニーだ。
2012-12-14 23:45:59そのライブで酷かったのが「圧縮」だ。通常のライブではまず見かけない。みんながステージに近寄ろうとするために起こるらしい。しかも、すし詰めよりも下手に間隔があるので、横倒しになりかけること多少。パンクみたいな超満員とは訳が違う。
2012-12-14 23:48:50その界隈ではそれをモッシュと呼んでいた。不慣れなダイブも飛んできて、やがては社長直々の禁止令が下った。最前はバーに押しつぶされてくの字。ホルモンの最前でも骨盤が歪むかなくらいだったのに。
2012-12-14 23:51:44音楽で楽しむ意味を思い出した瞬間だった。コピバンではステージ上で楽しんだだけだったから気付かなかったけど、フロアも楽しむ場所だったのを思い出した。
2012-12-14 23:59:19その時に、DJへの懐疑的な感情は崩壊した。さらに、マンウィズでは圧縮もなく、前から後ろまで全ての人が楽しむ光景も目にしてからはかなり理解した。
2012-12-15 00:01:10音楽を分かち合う瞬間がハコや会場というやつで、そこにあるせめてものラインが音を出す側か受け取る側かというだけ。または、その全てが音の中にいるだけとも。ライブだろうがDJだろうが変わらず。
2012-12-15 00:03:36その上で、表現者が命を燃やしながら伝えようとすればするほど。会場は奇跡的な輝きに満ちる。それは、人知の一つの到達点なのだ。
2012-12-15 00:07:18