ゾンサバ【しかりぷ】 ②

リプレイストーリーのみ抽出しました。 りぷれい版 http://togetter.com/li/364297:①(1~100日) http://togetter.com/li/432184:②(101日~) 続きを読む
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鹿目久憲(しか) @0sika0

【103日Ⅳ】ポリタンクと瓶を交互に見比べる。包帯を取り出し―「確か…こう…」―「あれ?違ったか?」―「ついでだから髪の毛入れちゃえ」―「うわ!膨張しやがった!」―「…まあ…いいか」出来上がった火炎瓶らしき物を置いて、そそくさと逃げ出した。#ゾンビサバイバル

2013-01-01 18:35:53

104日目!

鹿目久憲(しか) @0sika0

今日のしか(104):【アクシデント】次々襲い来るゾンビに、逃げた先々で追われ続ける!奴ら、共謀でもしているのかと思うほどだ。「現在HPの1割」点のHPを失う(端数切り捨て)。食糧:-2 http://t.co/858aEv15 現在22!#ゾンビサバイバル

2012-12-23 14:56:29

▽▽▽▽ !りぷれい! ▽▽▽▽

鹿目久憲(しか) @0sika0

【104日Ⅰ】「ちょいさー」「ちょいさ、ちょいさー」奇声を上げながら駆けずり回る男が一人。腰ほどの高さの障害物を飛び越え、着地と同時に建物の裏に隠れる。暫くして通り過ぎるゾンビの集団。一息付き、別の出口から出るが直ぐにまた違うゾンビ集団にぶつかった。#ゾンビサバイバル

2013-01-02 05:16:02
鹿目久憲(しか) @0sika0

【104日Ⅱ】「のおぉぉぉ!」踵を返し、建物内部へ逃走する。階段を駆け上がり、屋上から屋上へダイブ!受け身を取りつつも速度は緩めず走り出す。《今日は厄日か!》行く道行く道ゾンビの集団にぶつかる。最初はいちいち潰していたが、流石に数が多すぎる。#ゾンビサバイバル

2013-01-02 05:17:34
鹿目久憲(しか) @0sika0

【104日Ⅲ】一方的な消耗戦と悟り、逃げに徹するも先々でもゾンビ集団に遭遇し、いつの間にか彼の周りはゾンビで埋め尽くされていた。ビルの屋上から見渡せるは、ゾンビの海。屋上の入口ドアももうすぐ破壊されそうな勢いである。「…しょうがない、やってみるか」#ゾンビサバイバル

2013-01-02 05:17:58
鹿目久憲(しか) @0sika0

【104日Ⅳ】アグラをし、目を閉じる。観念?違う。その証拠に彼の顔に悲壮感は浮かんでいない。―――どれ程経ったのか、悠然と空を舞う鳥が、一声鳴いた。ガキンッ。不意にドアの破壊される音がした。雪崩うつ魍魎の群れ。屋上が一瞬の内に腐肉で埋め尽くされた。#ゾンビサバイバル

2013-01-02 05:18:46
鹿目久憲(しか) @0sika0

【104日Ⅴ】その勢いは止まらず、屋上の柵を越えて滝の様に流れ落ちていく。その中、いつの間にか現れたのか、黒い球が一緒に落ちていく。そのままゾンビ達の頭上を流れていき、いつしかその流れはゾンビから川へと変わっていた。#ゾンビサバイバル

2013-01-02 05:19:33
鹿目久憲(しか) @0sika0

【104日Ⅵ】どんぶらこ~っ、どんぶらこ~っ。ブクッ…ブクブクッ!ブクッ!黒い球は水を吸ってか、川底に沈んでいた。球の底から泡が定期的に漏れる。沈みながらも何とか水流で動いている。その流れは…滝壺へと続いていた。#ゾンビサバイバル

2013-01-02 05:19:53
鹿目久憲(しか) @0sika0

【104日Ⅶ】黒い球は滝壺に落ち、浮き上がって来なかった。代わりに、いつから絶食していたのかと思わせる程ガリガリに痩せた男がぷかりと浮く。生きてはいるらしいが、ただ、流れのままに流されていく。と、近くの茂みで物音がした。彼の意識は…無い。#ゾンビサバイバル

2013-01-02 05:20:29
鹿目久憲(しか) @0sika0

【104日Ⅷ】――「ここは…」彼が目を覚ますと、白い壁の部屋にいた。起き上がろうとして、体に力が入らない事に気付く。腕に針が刺さり、チューブが繋がれている。《…点滴?》と、心配そうに覗き込む人物に気が付いた。相貌を崩れる。「どーも…預かり屋…サン…」#ゾンビサバイバル

2013-01-02 05:20:52

105日目!

鹿目久憲(しか) @0sika0

今日のしか(105):【アクシデント】ビルの上を移動中、持ち物を落としてしまう。アイテムひとつを失う(持っていれば)。持っていなければ落ちるのは君だ、10のダメージ! 食糧:-2 http://t.co/858aEv15 さらば電鋸! #ゾンビサバイバル

2012-12-24 04:34:50

▽▽▽▽ !りぷれい! ▽▽▽▽

鹿目久憲(しか) @0sika0

【105日Ⅰ】ハゲタカの甲高い声と、時たま響く銃声や叫びをバックに、白いカーテンが軽やかに舞い踊る。涼しい風が頬を撫で、目覚めを促す。「んぅ…」くすぐったさに頬を掻き、寝返りを打って再び眠りへと行きかけた…。耳元で、何か聴こえる。#ゾンビサバイバル

2013-01-05 11:27:20
鹿目久憲(しか) @0sika0

【105日Ⅱ】水を弾くような音がリズミカルに響く。何とはなしに瞼を開くと、こぶし一つ分の距離で大顔がせわしなく口を動かしながらこちらを見ていた。漂う匂いからハンバーガーらしい。ビクンッ。目を剥き、一瞬だけ鼓動が飛び跳ねた。体が固まる。#ゾンビサバイバル

2013-01-05 11:28:38
鹿目久憲(しか) @0sika0

【105日Ⅲ】蛇に睨まれた蛙のような心境で目が逸らせない。男はひたすらハンバーガーを咀嚼しながらこちらを見つめる。眼差しは深く、意図は計り得ない。病室をリズミカルな咀嚼音が占領する。動けないまま数時間が経過し、次第に嫌な汗が全身から吹き出し始めた。#ゾンビサバイバル

2013-01-05 11:29:27
鹿目久憲(しか) @0sika0

【105日Ⅳ】どの位そうしていただろうか…汗が引き、やがて体が痙攣を起こし始めた頃、男の咀嚼は止んだ。膝を抱えた姿勢を解いて離れていく。《…赦された?》安堵と共に深いため息が垂れる。何とか上半身を起こし顔を廊下へ向けると、先程の男がこちらを見ていた。#ゾンビサバイバル

2013-01-05 11:29:50
鹿目久憲(しか) @0sika0

【105日Ⅴ】無表情に咀嚼しながら両手にハンバーガーを抱えていた。動悸が激しくなる。――フラッシュバックを起こし、体が痙攣を起こしそうになり、弛まった手から綱が勢いずり下がっていく。「くっ!」握り直し、綱が皮膚に食い込むのに耐える。#ゾンビサバイバル

2013-01-05 11:30:24
鹿目久憲(しか) @0sika0

【105日Ⅵ】綱の先には宙ぶらりんの生存者が一人。ここは病院から程近いビルの屋上。落下しかけた生存者を助けている最中だ。《…嫌な事を思い出した》あの後、バーガー男は去っていったが、療養中ずっと視線を感じていた。睡眠、食事、シャワー、トイレの中でさえ。#ゾンビサバイバル

2013-01-05 11:30:50
鹿目久憲(しか) @0sika0

【105日Ⅶ】勿論、病院スタッフなのだからそこらで会うのは仕方ないとして《ロッカーを開けた時に中に詰まっていた時には驚いたが…》、それにしてもクローンかと見紛う男が山程いるのはおかしい。そのせいで、体調は戻ったが、精神的に病んだ様な気がしてならない。#ゾンビサバイバル

2013-01-05 11:31:19
鹿目久憲(しか) @0sika0

【105日Ⅷ】腰まで伸びた髪がざわつく。グルグルと回る思考の最中、バーガー男に…と言うよりそれに怯えている自分に腹が立ってきた。「ふんっ!」髪を伸ばし、アンカー替わりにコンクリートに打ち付けると、一本背負いの要領で綱を曳き始めた。「ちぃえすとーぅ!」#ゾンビサバイバル

2013-01-05 11:31:47
鹿目久憲(しか) @0sika0

【105日Ⅸ】向かいのビルに絡まる綱が悲鳴を上げる。掴まっている生存者はさぞ生きた心地がしないだろう。…と、先にビルが音を立てて崩れ始めた。背負い投げのモーションを終え、清々しい表情で両手を差し出す。そこに生存者がストンと収まった。#ゾンビサバイバル

2013-01-05 11:32:19

106日目!

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