突発リレーツイート『ネギ・九条と秘密の石』

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

@00xxkxxsxxixx00 「ネギ・九条と秘密の石」これまでのお話！　ついに魔王を倒した九条。仲間たちと別れ、数年ぶりに自身の店に帰ってきたらそこには大量の焼きプリンが…！？　　#n9stn

@00xxkxxsxxixx00

くっそｗｗｗ初っ端からｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

飛ばしていくぜ？？？

@00xxkxxsxxixx00

@__rakkasei 『本日臨時休業』 街の住人は落胆した。ようやく英雄である九条ネギが我らの街の店に帰還し、『無期限休業』の張り紙がはがされたと思ったらこれである。店の前に押し寄せた人間達はみながかりしながら帰っていった。ブラインド越しにそれを伺う人影が一人… #n9stn

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

@00xxkxxsxxixx00 「お兄ちゃん……」そう、その人影は九条ネギの妹であるワケギであった。ワケギはそっとブラインドから離れると入り口付近に立つチャイナ服の人物に指示を出し、ソファーに深く腰をかけ深いため息を漏らした。　　#n9stn

@00xxkxxsxxixx00

誰だよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

@00xxkxxsxxixx00

@__rakkasei せっかく無事に帰ってきてくれたというのに、兄は未だに、表に姿を現すことはない。どうしてしまったというのか。無事に帰ってきたのなら、会いに来てほしいのに。 一方、九条ネギの店『アルゼンチンバックブリーカー』の中では、九条ネギが頭を抱えていた。 #n9stn

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

店名ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

@00xxkxxsxxixx00 九条は必死に思考をめぐらせていた。店の隅々にまで積み上げられていた焼きプリンの大半を食したあたりでやってきた腹痛と戦いながら、残りをどうするか真剣に悩んでいたのだ。「これでは店を始められない…」プリンが腐る前に早く何とかしなければ　#n9stn

@00xxkxxsxxixx00

@__rakkasei 「こんな時は」九条の目が閃いた。「仲間を呼ぶのが一番よねぇ」ウフフ、と壊れた笑いを浮かべながら取りだしたのは…電話帳！「もしもし、アタシよ～お久～☆アンタどうせ暇でしょ、手伝いに来なさいよ」電話の向こうの誰かは返事をしない。「ねえ、勇者様」 #n9stn

@00xxkxxsxxixx00

プリンくらい腐らせればいいじゃねーかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

まさかのオネェ！？？？

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

@00xxkxxsxxixx00 受話器の向こう側で九条が狂ったようにオネエ言葉で話しかけてくる。無視を決め込んでいるがそろそろ何か言わなければファックスで桂剥きをした大根の皮を送りつけてくるだろう。「…落ち着け九条、何があった」　　#n9stn

@00xxkxxsxxixx00

ところどころ入ってくる小ネタ何なのｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

@00xxkxxsxxixx00

@__rakkasei 『これが落ち着いてられるかってんだ！こちとら腹下してんだ！とっとと荷物まとめて来いオラァ！』「正露丸でも飲んで暖かくして寝ろ」言葉の内容に反して声の調子た至ってCOOLである。彼こそが世界をすくった勇者、その名もバーミヤンであった…！ #n9stn

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

@00xxkxxsxxixx00 こっちがまだ喋っているのにもかかわらずバーミヤンは電話を切った。クールなあいつはいつもこうだ。ぶつくさと文句を言いながらも次のプリンの蓋に手をかけたその時、戸を叩く音が店に響いた　#n9stn

@00xxkxxsxxixx00

かつらむきにした大根をFAXで送りつけるで未だに笑ってるんだが

@00xxkxxsxxixx00

@__rakkasei 「ごめんなさ～い、今日は営業してないの。また明日来て頂戴」プリンを睨みながら、それでも明るく九条は言ったが、扉を叩く音は止まない。ため息一つ吐いて、九条は入口へ向かう。「張り紙が見えねぇのかオラァ！」それにしても、ひどいだみ声である。 #n9stn

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

それにしてもひどいだみ声であるｗｗｗｗ

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

@00xxkxxsxxixx00 「おっとぉ…そんな怖い声出さんといてくださいますか？ちゃんと見えてますがな、九条のあにさん」　野犬も縮こまる九条のだみ声を聞いてもひるまないその男は「ほら、おみやです」とちくわを九条に渡すとずかずかと店の中に入っていった　#n9stn

@00xxkxxsxxixx00

また変なのが出やがったなｗｗｗｗｗｗｗ

@00xxkxxsxxixx00

@__rakkasei 「アンタは…」扉を力任せに閉めると、九条は振り返る。当たり前のように椅子に座って、プリンの蓋を持ち上げているその男の名前は。「ワケギのストーカー野郎じゃないの！ちょっと何の用なの？！」男は笑ったまま答えない。座れ、と目線だけで椅子を示した。 #n9stn

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

@00xxkxxsxxixx00 九条はもくもくと焼きプリンを食べる男を睨みながら手元のちくわを少しかじった。この男のマイペースさにはいつもあきれる。「…あにさん。単刀直入に言わせてもらいます。結婚してください」　九条は静かに席を立つと出刃包丁を手にした　#n9stn

@00xxkxxsxxixx00

@__rakkasei 「……あ″ぁ？」コイツ、この期に及んで戯言を。九条はだみ声で叫んだ。「てめぇなんぞにワケギはやらんぞ！」男はニコニコと笑いながら、ちょっと盗聴させてもらいましてね、と続ける。「まだあの勇者とつながっとったんかとね。わいも男や、ここで決めます」 #n9stn

【落花生】死因:タワシかけごはん @__rakkasei

@00xxkxxsxxixx00 男は一度大きく深呼吸すると静かに九条を見据えた。「…まだわからんのですか？あにさん。わいが本当に好きなんはワケギやない。…あにさん、なんですわ」口元にプリンの食べかすをつけたまま男はにっこりと微笑むと、そのまま意識が深く沈んでいった　#n9stn