学校知の有用性、象徴暴力、コード論、
- NanaTodaka
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面白かった。 RT @arhoolie26:「国語教育の「意図の読み込み」について」をトゥギャりました。 http://togetter.com/li/42522
2010-08-16 23:48:32まーしかし「なぞなぞじゃねぇんだよ」で終わりじゃないかと思うのだが,そういってしまうと怒られてしまう世界が教育学にはありそうだという話は覚えておこう。なぞなぞが得意なのも個性だ。
2010-08-16 23:53:57だから限定コードも評価してあげられる学校に,ではなく,「そういう子」になんとか精密コードを効果的に身につけさせる,という話にしていくべき,と思う。既存の教育学への違和感はそこだ(←いやごめん,教育学よく知らない)。 QT @NanaTodaka:教員が精密なコードで授業を教え*
2010-08-17 00:15:27精密コードを一生懸命教えれば教えるほど象徴暴力になってしまうという批判を私はまだ乗り越えられないです。RT @mnaoto: だから限定コードも評価してあげられる学校に,ではなく,「そういう子」になんとか精密コードを効果的に身につけさせる,という話にしていくべき,と思う。
2010-08-17 23:34:53@NanaTodaka @mnaoto 私は、「古い岩波新書(青版)を読んで、“ムズイ”文章体に慣れ、レポート書く時の参考にしなさい」と学生に言ってます。
2010-08-17 23:40:01@takemita @friendsroots 昨日は議論の途中で離脱してしまって申しわけありませんでした。今日一日中考えていたのですが、「日本語の語用において解が一意である問が一般的である」ならば、「どうして正解出来る子どもと不正解の子どもがいるのか」、さらには、
2010-08-17 23:41:37@takemita @friendsroots 「学力テストの成績と両親の学歴・収入に正の相関があるという一般的傾向が何故生まれるのか」という所で引っかかっていたのだと思います。学校知識あるいは学校における授業場面や試験場面という文脈は、特定の階層・階級に親和的なのではないかと。
2010-08-17 23:45:42学部一年から教えないと、大学院までに身に付きませんよw。差別にならない精密コードがあればねえ…。 RT @NanaTodaka 大学院レベルでは精密なコードを要求してもいいと思うのですが、初等中等教育でやるのは、教育社会学的に抵抗があります(笑 @mnaoto
2010-08-17 23:56:44同意ですRT @Ichy_Numa: 学部一年から教えないと、大学院までに身に付きませんよw。差別にならない精密コードがあればねえ…。 RT @NanaTodaka 大学院レベルでは精密なコードを要求してもいいと思うのですが、初等中等教育でやるのは、教育社会学的に抵抗があります笑
2010-08-18 00:02:26同意RT @MinoruSawada: 象徴暴力が回避可能な教育って、形容矛盾ではなかろか。もちろん、象徴暴力にも程度の差があるから、完全な開き直りはまずい。が、その按配にこそ意味があるとすれば、教員にとって社会学的知見に基づく自省は、子どもも自らをも救うはず、と私は思う。
2010-08-18 00:06:18@NanaTodaka わたしは「一意ではない」って言ってたんですよw コードの話については不勉強なので申し訳ないのですが、たとえば試験の成績の差が、まさに用いるコードの違いによるものであることを示すような研究って、日本では蓄積されてるのでしょうか?
2010-08-18 00:15:43elaborated code / restricted code て区別も乱暴な気がするんだけどな…。このへん@igamotoさんはどう考えてるのかな。
2010-08-18 00:18:54教育の問題の論じ方の肝が「相対的な格差」のみに収斂してしまう教育社会学の現状がいかがなものか,と思うのです。それが重要でなくはないですが「絶対的な水準」の向上というのは重要だと思うんですよね。そちらに照準したほうが社会的不利を抱えた層を多く救えると思います @NanaTodaka
2010-08-18 00:34:14@mnaoto 2点引っかかります。1、絶対的水準を「押し上げる」という表現に中にある暴力に無自覚でいいのか(ブルデューのいう象徴暴力)。2、学力テストの点数があるレベルに到達するように努力すれば、それなりの生活ができるようになるのか。排除されるかどうかは本当に学力で決まるのか。
2010-08-18 20:17:23@friendsroots 援護射撃ありがとうございました(笑) 私の知る範囲では、偏差値ランクの異なる高校の授業場面で、それぞれのコードの値を分析した論文があります。家庭で用いられる発話を収集してそのコードを分析した論文は、イギリスにはあるんですが、日本ではまだないと思います。
2010-08-18 20:24:14面白そうですね!お手間でなければ、お手すきの時にでも書誌情報教えていただけると嬉しいです。 RT @NanaTodaka: 偏差値ランクの異なる高校の授業場面で、それぞれのコードの値を分析した論文があります。
2010-08-18 20:45:30これも面白そう。私の趣味もありますが、コードのような話は、やっぱり現場のコミュニケーションを素材にして議論したほうが実りがあるように感じます。 RT @NanaTodaka: 家庭で用いられる発話を収集してそのコードを分析した論文は、イギリスにはある
2010-08-18 20:46:58@NanaTodaka 1について。その暴力について無自覚でいいとは「まったく」思いません。しかし同時に,学校で押しつけられる知識や文化に有意味性を「まったく」認めないものでないかぎり,それを「押しつけない」ことの暴力性も鑑みるべきだとは思います。(続く)
2010-08-18 20:56:44@NanaTodaka 2の1文目について。生活程度は端的に経済状況・雇用情勢が直接の規定因ですから,学力上の努力単体で生活を確実に保障するわけがありません。(続く)
2010-08-18 20:57:21@NanaTodaka ただ,これも学校知に有意味性があるかぎり(私はかなりあると思っていますが),それが確実に/広く行き渡ることは,個人/社会の両レベルにおいて大いに生活リスクを下げる/生活向上に寄与することが期待できると思います。(続く)
2010-08-18 20:57:48@NanaTodaka 2の2文目は文脈がよく分かりませんでした。一般論としては,「排除」が「学力で決まる」などという強い主張がまかり通るほど社会の現実は単純ではないだろう,と思っていますが(お答えになってなくてすみません)。
2010-08-18 20:58:15これやっぱりマイノリティ教育の話やんね? RT @mnaoto @NanaTodaka 1について。その暴力について無自覚でいいとは「まったく」思いません。しかし同時に,学校で押しつけられる知識や文化に有意味性を「まったく」認めないものでないかぎり,それを「押しつけない」ことの暴
2010-08-18 21:02:48教育は支配層の文化を被支配層への押しつける象徴暴力である、というブルデューの主張があるのですが、マイノリティ教育にも通じる問題だと思います。RT @han_org: これやっぱりマイノリティ教育の話やんね? RT @mnaoto @NanaTodaka 1について。その暴力につい
2010-08-18 21:59:31@mnaoto 私は学校知に有意味性をあまり感じていません。ある程度のレベルはナショナル・ミニマムとして保証するべきだと思いますが、少なくとも現状の日本における学校知のすべてが有意味であるとは思えません。従って、学校知識を身につけることで、生活リスクが低下するとは思えません。
2010-08-18 22:07:11