「おろち」展について @mo_hrizm
-
qwertyu1357
- 1026
- 0
- 0
- 0
-
- いいね！0
WAITINGROOM
@waitingroom_
毛利悠子個展情報アップデート第2段です。プレスリリースを公開しました！来週土曜日19日オープンです、よろしくお願いします！ http://t.co/JPHPLrbi http://t.co/DSt1bUYe
2013-01-11 13:35:03
Yuko Mohri 毛利悠子
@mo_hrizm
おろち！ @waitingroom_ 毛利悠子個展情報アップデート第2段です。プレスリリースを公開しました！来週土曜日19日オープンです、よろしくお願いします！ http://t.co/pkbVZCR9 http://t.co/B8Nf0UTI
2013-01-11 13:41:40
Yuko Mohri 毛利悠子
@mo_hrizm
【１】「おろち」展について 去年の暮れから、紐や縄のことが気になっている。たたずむ縄を見つめていると、日常的に自分の身の回りにあるものなのに、その存在感をふと特異に感じたりする。
2013-01-11 13:45:05
Yuko Mohri 毛利悠子
@mo_hrizm
【2】大太鼓の横でとぐろを巻く大縄が、自身の力を使ってぐーっと縮んでいき、予測しない瞬間にふわりとのびる（あ、これは「アートと音楽」という展覧会で発表した自分の作品の描写です）。その様子から重力が歪んだ状態を見ている気がしてきて、時間すらも歪んでしまったかのように身体がうごかない
2013-01-11 13:45:31
Yuko Mohri 毛利悠子
@mo_hrizm
【３】そんなこんなで紐や縄についての本を読みあさっていたら、紐や縄の研究で知られる額田厳さんの「「ひも」があってはじめて「結び」が成り立つ。つまり、「ひも」は、「もの」と「もの」、「もの」と人、さらには人と人とを結びつける重要な役割を担って人間とともに歩んできたといえよう」
2013-01-11 13:46:44
Yuko Mohri 毛利悠子
@mo_hrizm
【４】という言葉に出会った（『ひも』より）。紐や縄は、磁力や重力と同様、なにか見えないエネルギーを発生することで、「結び」という、人間の奥深いところできってもきれない関係をつくるのだ。
2013-01-11 13:47:26
Yuko Mohri 毛利悠子
@mo_hrizm
【５】「おろち」とは大蛇のことだ。 かつて、とある電子通信機の会社の工場に、恐竜の骨格、あるいは大蛇の姿のようなグロテスクな機具が天井からぶらさがっていた
2013-01-11 13:47:49
Yuko Mohri 毛利悠子
@mo_hrizm
【６】近づいてよく見てみると、それは赤、青、黄などを何十本もよりあわせ、束ねられた電線であった。そして、この「怪物」のことを職場の工員たちは「おろち」と呼んでいたという。
2013-01-11 13:48:06
Yuko Mohri 毛利悠子
@mo_hrizm
【７】わたしも、これまでの作品の中で、電線を隠さないようにしてきた。モノとモノとのつながりを提示することで、作品を観る人にも、見えないエネルギーを感じてほしいという思いがあった。
2013-01-11 13:48:26
Yuko Mohri 毛利悠子
@mo_hrizm
【８】巳年である2013年はじめの個展では、紐や縄にまつわる力や意味について私なりの解釈を「おろち」という展覧会で発表したいと思う。
2013-01-11 13:48:46