タコ×みすちー

azy🐟🎀 @__azy__

触手とみすちー。ボーダー商事からタコを仕入れたみすちー。それも生きたままの新鮮なタコ。墨や足がうまいと説明されて早速その息の根を止めようと針を刺そうとするけれど生命力が強いタコはうにょうにょ動きを止めずに難儀するみすちー。タコがまな板から出ないように頭を押さえつけていたら

azy🐟🎀 @__azy__

タコの触手が手に絡みついてきて「いやあああ！」ともう片方の手で取ろうとするけれど、吸盤で吸い付かれててなかなか取ることができない。そしてもう片方の手も絡みつかれて「助けてー！助けてー！」と叫び声を上げるみすちーかわいい。無茶苦茶に手を振ってなんとか自由になった片手で包丁を持ち

azy🐟🎀 @__azy__

絡みつく触手の根元をデタラメに切断してホッとしたのもつかの間、まだ触手の動きは止まらずにみすちーの手に吸い付いて「やだあああああ！」と半泣きで手を振るのかわいい。バケツの水に手を突っ込んでなんとか触手を全部取って自由になったけど、精魂尽き果てて「もういいや…」と料理する気を

azy🐟🎀 @__azy__

喪失してしまうみすちーかわいい。でも文々。新聞に「夜雀の屋台で外界の大洋の珍味、蛸を食べられるチャンス！」と記事を書いてもらっているので引くに引けないみすちー。完全に動きの止まったタコの触手を眺めて「どうやって料理したらいいのかな」と思案に暮れていたら文が飛んできて

azy🐟🎀 @__azy__

「やってますね。へー…これがタコねえ…」と未知との遭遇を体験中。「ねえ、これどうやって料理したらいいと思う？さっき死ぬほど苦労してこれを切り離したんだけどそれだけで疲れちゃった」と文に尋ねると「それですね、聞いた所によると刺身とか焼いたりとか茹でたりとか何でもいけるらしいです」

azy🐟🎀 @__azy__

と教えてくれて、「じゃあ足はまだいっぱいあるしこの一本は刺身にしちゃお」と手際良く薄く捌き始めるみすちー。文はタコの本体や足、調理するみすちーを写真に収めていく。やがて刺身にされたタコの足を2人で味見して「あ、おいし」「面白い食感ね」と口々に感想を話す2人

azy🐟🎀 @__azy__

客に出さなくてはいけないので1切れしか食べなかったけれどタコの可能性に焼き鳥撲滅への希望を託すみすちーと文。元々みすちーの屋台では焼き鳥に対抗してたまに色々な珍味を扱ってきたけれど、これは久々の当たりだったよ。お次は串焼き。足を適当な大きさに切って竹串に刺して八目鰻と同じように

azy🐟🎀 @__azy__

焼くだけ。「足結構少ないけど、まだタコはいるんですよね？」「あと3匹いるけど…もう触りたくない…」「じゃあまだまだ試せるわね。一匹丸ごと煮てみたら？外でもそうしてるらしいですし」「え！？あんな思いしなくてもよかったの？もっと早く来て言ってよ〜！」と会話を重ねる2人。

azy🐟🎀 @__azy__

焼き上がったタコの串焼きを食べてからは茹でダコ作りに取りかかるみすちー。お湯を沸かしてタコ足を二本放り投げて塩をぱっぱと振りまいて放置しておく。「タコといえば、外じゃタコ焼きとかいう食べ物も人気だそうで」「それってさっき作ったじゃん」「覚えてたんですね。それがさっきのじゃなくて、

azy🐟🎀 @__azy__

小麦粉と卵で作った生地にタコの足を入れて専用の鉄板で焼いた球状のものらしいんです。そんな鉄板ないから作れないと思いますけど」「専用の鉄板…あ！そういえばそんなもの一緒にもらってた気がする！えっと…」と棚を物色して鉄板を探すみすちー。ほら！とデコボコの鉄板を文に見せて

azy🐟🎀 @__azy__

「これってそのナントカ用のものだったのね。じゃあ早速作りましょ。レシピなんだっけ？」と調理準備に取りかかるけれども「いや、小麦粉と卵あるんです？」と言われて気が付いたようで「だだの八目鰻屋台にそんなのあるわけないじゃない…」とがっかりするみすちーかわいい

azy🐟🎀 @__azy__

茹でダコの存在を思い出した文に指摘されお湯からタコ足を出して醤油をかけていただくみすちー。「硬いね」「酒のつまみにはピッタリでしょう、客として来ればよかった」とそれぞれ批評した。「一通り食べたしメニューはこれでいいんじゃないですか？」「そうねー。もうすぐお客さん来るし…あ」

azy🐟🎀 @__azy__

「どうしたの？」「まだ3匹裁かなきゃいけないんだ…」とイヤな事を思い出して顔が青ざめてきたみすちー。「あ、じゃあ私はこれでー…」と、これから起こる事を予測して帰ろうとする文を「待ってよ！1人じゃ無理！手伝って！」と引きとめようとするみすちーかわいい

azy🐟🎀 @__azy__

おわった事にしてシャワー浴びてこよう（´ - `　）