子どものころ長らく思ってたけど救いにはならなかったのは「狂ったのは自己責任」っていう考え。自己責任で狂えるなら誰も狂わないという話。
2010-01-30 09:00:03狂気をどっかすっとこどっこいでまぬけでユーモアとして、面白がるっていう視点がなかったら狂気に取り込まれるだけだからな。笑う、っていうのは客観視がないとできないこと。
2010-01-30 09:02:38RT @maijuinjuiette: @amiyoshida さんの「かいじゅう」評に映画を思い出して朝から涙出そうになる。私もかいじゅうに会う前のシーンから泣いてた。自分だけのイグルーとか。しかも壊されるし。あ、これもかいじゅうの世界でのメタファーだ。
2010-01-30 09:04:19@amiyoshida 自分はキャロルが島の模型を作ってるところ辺りからダーって泣きました。嫌な事の起らない町を1人で作るっていう。もうヲタの発想とかぶるかぶる。映画の感想とか一切見ないんですが、意味がわからんとかいう感想が多いっていうのが意外
2010-01-30 09:15:28RT @y_hiroshi: @amiyoshida 自分はキャロルが島の模型を作ってるところ辺りからダーって泣きました。嫌な事の起らない町を1人で作るっていう。もうヲタの発想とかぶるかぶる。映画の感想とか一切見ないんですが、意味がわからんとかいう感想が多いっていうのが意外
2010-01-30 09:23:56かいじゅうの国での戦争とドッジボールのシーンとかすべてが鏡あわせになっているんだよね。善と悪、「以外」がいるって理解する=成長。
2010-01-30 09:32:00でも、本のほうの「はてしない物語」もそんな話だけどね!ファンタジーのなかで全能感を味わってきんもちいいー!とか思ってたら鏡で自分がデブで不細工な何ももってない子供!て気づかされるという恐ろしい話です。エンデやばい!だから好き!
2010-01-30 09:37:36谷川俊太郎もそうだけど、子供に毒を混ぜて真実見せてやるっていうパンクス。あいつら自覚してやってるからタチが悪い!そこに痺れるんだけど。
2010-01-30 09:41:06RT @ramuniikun: かいじゅうたちの島は、あくまでMAX=キャロルの理想郷を求めていて、仲間外れのヤギや腕をちぎられる鳥の苦痛は無視されている。「暴れる」という甘え方も出来ない子供は、永遠なる被害者である彼らに自分を重ねる。泥戦争に強引に参加させられ、ひっそり怪我をするヤギに、僕は感情移入していた。
2010-01-30 15:39:15RT @yotuashi: 映画が終わって娘を見たらいつになく神妙な顔をしているので、「どうしたの?」と聞くと、「キャロルが飛び跳ねた時に首と胴体の継ぎ目が見えたんだよね。あいつら本当はかいじゅうじゃなくて『ゆるキャラ』なんでしょ?」だって
2010-02-01 00:29:31「かいじゅう〜」はちょっと期待し過ぎた。怪獣たちがよく言えば人間臭く、悪く言えば、あれ、着ぐるみじゃなかったら、しょっぱい恋愛と軽い鬱で悩んでるだけのかなりどうでもいい話じゃない?と思った。マックス君が子供店長の100倍ぐらい可愛かったので、それでもとは取れたけど。
2010-02-03 13:04:31まぁ、子供をマックス君に、大人を怪獣に感情移入させるという狙いなのかもしれないけど、娯楽映画なんだし、どうせなら大人もマックス君目線で観られる作品にして欲しかった。何か中途半端にダウナーだったような。
2010-02-03 13:09:32でも、EYESCREAMに載ってた宇川さんの評は面白かったな。「王様なら、まずは民衆を話し合わせなきゃいけないのに、最初の命令が“かいじゅうダンスだ!”ってめちゃくちゃ快楽主義でしょ!ダンス・カルチャーでしょ!」みたいないつもの感じ笑。
2010-02-03 13:18:26クリーチャーものとかに人間味や人間都合の演出があると拒否反応を起こすのだが「かいじゅう~」に関してはまったくそういうのがなかったなー、なぜかな?と思ったら完全に主人公の妄想(の考えた物語)だという先入観があったからだ。それは、家の中のオブジェとか現実に地続きな演出のためだが
2010-02-03 13:59:04絵本もそういうふう(できなかった現実の再体験)ともとらえられる。絵本すごいなー。舞城の小説でもそんなのあったけど、物語って、書き手の現実ではできなかったけど、ほんとうはこうあってほしいという願望みたいなのが含まれていて、そういうのが一瞬伝わると私はグッときがちだな。
2010-02-03 14:02:23「かいじゅう」ではそういう願望の歪みが彼の妄想に反映されていて、この子は葛藤してるんだと気づかされる RT @amiyoshida: 物語って、書き手の現実ではできなかったけど、ほんとうはこうあってほしいという願望みたいなのが含まれていて、そういうのが一瞬伝わると私はグッと
2010-02-03 14:09:39.@amiyoshida いや、あの複線は完全に失敗で、全然妄想(マックス主観)になってなかったじゃん。象徴的なのはラスト、怪獣主観で怪獣同士が目線を合わせるシーン。あれを妄想として観れたのなら、それはアミちゃんが子供だからです笑。
2010-02-03 14:11:10.@amiyoshida マックスが怪獣の島=夢の中で家族の大切さに気付くという設定にしたかったのなら、もっと怪獣を他者として描いた方が良かった。なのに怪獣にも感情移入させようとするから中途半端になる。
2010-02-03 14:16:22