米国の置かれた現状と日本の米国債購入報道の関係性について
- kamijo_haruka
- 6872
- 0
- 0
- 1
キッカケ
とある『paper.li』というTwitter連携サービスに、私の発言が使われた知らせが来たのがキッカケだった。
(その発言はもう残っていないし、本人にはブロックされている)
この記事に私の以下の発言が載った(どうやら『小沢一郎』と言う言葉に機械的に反応する設定になってるようだ)のが始まりだった。
何かもう…… 米国にも小沢信者が居るのね…… 小沢の何処に『国民の生活が第一という党の名前に相応しい動き』があったってんだ?旧態依然の自民党政治のシステムを一番直系で引き継いでんのは小沢一郎そのものだぞ? http://t.co/YDYI8Kgh
2013-01-17 10:16:25で、トップに大々的に載っていた以下のブログ記事を読んでみる……
凄まじく呆れたが、こんな『事実誤認と憶測と予断と偏見に塗れた』記事が人気だということで危機感を覚える。
反論開始
このブログ記事( ついに本性を現した超弩級売国奴、安倍晋三 http://t.co/WcfSNXj7 )なんだけど、Bloombergのこの記事( http://t.co/LgMsUCgU )を根拠に兎や角言ってるが…… 何処まで阿呆なんだろうね、小沢信者は。 《続く
2013-01-17 11:54:55承前》 先ず大前提としては『米国が2月末の債務上限引き上げをクリアしないことには、買う対象となる米国債すら発行されない』。今は幾ら買いたくても買う商品(米国債)そのものが無い。年末には債務上限一杯でデフォルト寸前だったのに、財政の崖回避を最優先にしたガイトナーが 《続く
2013-01-17 11:56:01承前》 『米国債の新規発行停止+連邦職員の投資利益の再投資を禁じ、全額を連邦予算にぶち込む』というペテンをかましたお陰で『債務上限引き上げ』の期限が何とか2月末まで伸びたってのが解ってない。このブログでは『2月15日が米国破綻のXday』とかほざいてるが、何を言ってるのか。《続く
2013-01-17 11:56:29承前》 実際にその日に米国が破綻したら米国債なんてそもそも購入出来なくなるし、その日を乗り越え債務上限引き上げをクリアする迄は買える米国債は存在しない。小沢信者の言う『安倍晋三は米国を助けるために米国債を購入する売国奴だ』なんて想定自体が、事実関係を見てない馬鹿な妄想だ。
2013-01-17 11:56:36この説明に関しちゃシッカリと根拠がある。以下の記事参照。
反論の補足
昼間の呟きの補足。先ず今の米国は『債務上限一杯』であって『幾ら借金したくても、もう借りれない』のが現実だ。言わば『クレカのキャッシング枠を使い切った状態』と言えば良いかな。で、だ。国が発行する『債務(=借金)の証券』(これだけ借金したよ。後日返すよという借金の証文)が 《続く
2013-01-17 22:05:07承前》 『国債』な訳。だから『もう借りれない』から『証文を発行出来ない』んだよ。『例え日本がどれだけ米国債を買って援助してやろうとしても』国債自体が発行出来ない状態では何も出来ない。 《続く
2013-01-17 22:05:29承前》 昨年末には債務上限一杯になっていたから、本当なら年末に『財政の崖回避』議論と合わせて『債務上限引き上げ』(言わば『クレカのキャッシング枠を拡大する』)についても議論しなきゃならなかった。でも、財務長官のガイトナーは『財政の崖回避』に注力する為に、 《続く
2013-01-17 22:05:50承前》 何とか『債務上限問題=デフォルト問題』を先送りしたかった。そこで連邦職員(公務員)の『退職金積立投資』に目を付けた。この『積立投資』は、短期型米国債に投資して償還で得られた利益を再度短期型米国債に投資するという『循環投資』だった。 《続く
2013-01-17 22:06:15承前》 そうやって『退職金』を積み立てた金額よりも膨らまそうとしてたんだね。それに着目したガイトナーが打った奇策が『償還利益の再投資停止』というもの。短期型だから数ヶ月単位でスグに利益(元金+国債金利)が上がってくる。 《続く
2013-01-17 22:06:32