『ゲームブック「グレイルクエスト」は「タイムボカン」だ!』まとめ

ゲームブック『グレイルクエスト』シリーズの最新刊『魔獣王国の秘剣』購入記念につぶやいた戯言考察をまとめてみました。まぁ元ネタであるところのウィークエンド・シャッフルの企画も、そんなに大真面目なものでもないので、生ぬるい目で見て下さい。
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有梨つかさ @arinashi1

昨日、TLを観て注文した『魔獣王国の秘剣』がもう届いた。偉いぞAmazon。と同時にざっと中身を見て、当時から抱いていた好意と不満を自分なりにまとめていたら『グレイルクエストとタイムボカンシリーズはほぼ同一である』という結論に達したので、以下に記してみる。 #14へ行け

2013-01-19 13:57:02
有梨つかさ @arinashi1

まず正統派ファンタジーなんです、一応アーサー王の話だしと押し切ることの出来る『暗黒城の魔術師』はヒーロー物の系譜と一応言い張れる『タイムボカン』的存在。後々まで続くシリーズの雛形が共にあるのと、何よりまだ規制の作品や概念に沿って、真面目にやろうとしてる節が伺える。 #14へ行け

2013-01-19 13:58:55
有梨つかさ @arinashi1

『ドラゴンの洞窟』『魔界の地下迷宮』が『ヤッターマン』。それぞれ前作やファンタジー冒険物、ヒーロー物という既成の概念をある意味メタ的に、利用したり小馬鹿にしたり逆手に取ったりすることで、オンリーワンの地位を築き上げた名作であるという点も共通。 #14へ行け

2013-01-19 14:00:01
有梨つかさ @arinashi1

『七つの奇怪群島』が『ゼンダマン』。これまでの作品とガラリと雰囲気が変わるのだ。オープン感というのか、内々に向いた作品の雰囲気が開放的になるというか。新キャラが増えたことによる物語構造の変化で、良い意味でも悪い意味でも受け手に不安を抱かせるのも特徴。 #14へ行け

2013-01-19 14:00:38
有梨つかさ @arinashi1

『魔獣王国の秘剣』が『オタスケマン』。この辺は円熟期というか、過去の貯金だけで満足しちゃう構成とクォリティになってる作品、良くも悪くも。しかし物語のコンセプトや構造に変化が加えられ、シリーズ作であるのにここから新規で見始めても全然大丈夫、という奇妙な共通点がある。 #14へ行け

2013-01-19 14:02:05
有梨つかさ @arinashi1

『宇宙幻獣の呪い』が『ヤットデタマン』。両者とも悪ノリとお約束がいい意味でも悪い意味でも頂点に達する作品である。そしてその後は両シリーズとも最大の敵、マンネリズムが立ちはだかることになるのだが……それは後刊が出版された時にでも。#14へ行け

2013-01-19 14:03:35
有梨つかさ @arinashi1

これまでの考察はタマフルことラジオ番組『ウィークエンド・シャッフル』内でたまに繰り広げられる強引で無茶苦茶、かつ滅法面白い企画のパロディみたいなものです。なんで真に受けて怒られることなきよう。お目汚しでした。 #14へ行け

2013-01-19 14:04:12