Fiascoプレイレポ「TVの向こうの友達」(2013/2/2)

GMレスTRPGである「Fiasco」を遊んでの参加者のつぶやき。館ホラー世界観である「バックトゥザオールドハウス」というプレイセットを使用。 http://www.bullypulpitgames.com/games/fiasco/
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ivnin @ivnin

Fiasco中。バックトゥザオールドハウス二回目です。

2013-02-03 14:21:20
ivnin @ivnin

僕のPCは、両親をなくし、想像上の友達(ハハッ)と遊ぶ危ない子供になりました。しかし、その想像上の友達はTVから出てきて事件を起こし始めたのです・・・。

2013-02-03 14:37:59
ういきょう @uikyo_u

Fiascoプレイレポを思い出せるだけ書いてみる。想像力が豊かで、TVの中に入る事が出来る引っ込み思案の少年ケビン(8)と、その養育者であるレベッカ(28)と、ケビンの能力を偶然写真に納めてしまい、レベッカに脅しを書けようとしているジャーナリストのジョン(22)。

2013-02-03 20:10:46
ういきょう @uikyo_u

尚、レベッカとケビンは古い家に住んでいる。近くにはスクラップ場があり、そこにはあんまり良くない噂もそれなりに。

2013-02-03 20:12:17
ういきょう @uikyo_u

①夜のスクラップ場。鉄が乱雑に積まれてできた山に、太った男の子が倒れている。ほうれん草の缶詰を口に詰め込まれて気絶しているのだ。そのすぐ側を、動物めいた黒い影がちょろっと走り去る。

2013-02-03 20:14:08
ういきょう @uikyo_u

その黒い影はスクラップ場の隅、何故か電源が付いたTVの画面にさも当然のように飛び込んだ。影の正体であるネズミの縫いぐるみは、TVの中で待っていたケビンと快哉のハイタッチをする。

2013-02-03 20:19:43
ういきょう @uikyo_u

TVの中で「いじめっ子のトニーをやっつけた!」とはしゃぐケビンであったが、それを見ていた人物が居た。「ケビンがTVに入るのを見た」と言うオカルトジャーナリストのジョンと、ジョンの言い分を確かめるべく共にスクラップ場を訪れていた、ケビンの養育者レベッカである。

2013-02-03 20:22:33
ivnin @ivnin

いじめっこのデブのトミーに加えられた過激な制裁! 口にホウレンソウをつめこまれ、お腹に腹筋を落書きされてしまった!

2013-02-03 15:02:12
ういきょう @uikyo_u

②-1翌朝、起きて準備をするレベッカとケビン。いつもは嫌々ながらに準備をするのに、今日は自分から準備をするケビン。レベッカがそれとなく探りを入れ る。

2013-02-03 20:35:52
ういきょう @uikyo_u

②ー2レベッカ「今日は機嫌がいいのね」ケビン「うん。もうトニーは学校に来ないからね」レ「……?トニーと仲直りしたの?」ケ「そうゆうんじゃないけど…トニーはもうこないから平気なんだ」Oh..

2013-02-03 20:36:55
ういきょう @uikyo_u

②ー3学校へ行くケビンの手に、黒いネズミの縫いぐるみが握られていることに気付くレベッカ。「学校に縫いぐるみは要らないんじゃない?」と諭し、ひとまずケヴィンは縫いぐるみをレベッカに渡してくれる。「いい子ね」と頭を撫で、ケビンを見送るレベッカ。ひとまず一安心……     「ハハッ」

2013-02-03 21:10:58
ういきょう @uikyo_u

③ー1一方その頃マスコミのジョン。ホテルの一室で原稿をまとめるべく、TVでニュースを流しながら情報の整理をしていたのだが、ふと背後のTVから「ハハッ」と笑い声を聴く。見ると、黒いネズミのカートゥーンが流れている。こんなチャンネルにしたか?と不審がりつつチャンネルを変えて作業続行。

2013-02-03 22:02:53
ういきょう @uikyo_u

③ー2しばらくすると、また笑い声と共にチャンネルが切り替わっている。不安になり、とりあえずTVの電源を切ろうとするジョンであったが、リモコンでも本体のスイッチでも電源が落ちない。そこへジョンの背後からひときわはっきりとした笑い声が聞こえ――

2013-02-03 22:07:14
ういきょう @uikyo_u

③-3ジョンのノートPCの画面に突如としてアップで映し出される黒いネズミ。ジョンの原稿が、「ミッキーとケビンはともだち」という文字列で延々と埋め尽くされる。ジョンは完全に恐怖に支配され、カメラだけを持ってホテルを飛び出してしまう。

2013-02-03 22:11:55
ういきょう @uikyo_u

④ー1 一方、学校で授業を受けていたケビン。すると、教室にあるTVがふと点灯し、ケビンの「ともだち」である黒いネズミの姿が映る。ケビン「ミッキー?」どうやら、彼に気付いているのはケビンだけのようだ。

2013-02-03 22:15:18
ういきょう @uikyo_u

④ー2 ミッキー「ぼくとケビンの中を引き裂こうとする邪魔者がいるんだよ、ケビン」ケビン「そうなの?」ミ「そうさ。なんとかしたいと思わないかい?」そういって、ミッキーは生け贄を要求する。学校で飼っている鶏を一羽、ケビンに殺せというのだ。残酷な要求に戸惑いつつ、ケビンはOKしてしまう

2013-02-03 22:19:23
ういきょう @uikyo_u

④-3するとネズミの姿は消え、TVはぷつんと切れる。授業を行っていた太った女教師が、「ケビン?何か言ったかしら?」と訊くが、ケビンは黙り込む。そんな姿を見て、クラスメイト達はケビンを指差してクスクスと笑うのだった。

2013-02-03 22:22:39
ういきょう @uikyo_u

④ー4 昼休みが終わり、次の授業を行おうという時、クラスメイトの誰かが言った。「あれ?ケビンいなくない?」別の誰かが、「ほんとだ。でもオレ、どこ行ったかなんて知らないし」と行って笑う。今頃飼育小屋が血なまぐさい空気になっている事など、誰も知らないのだ。

2013-02-03 22:26:24
ういきょう @uikyo_u

⑤ー1黒いネズミの揺さぶりを受け、「これはヤバイ」と確信したジョン。レベッカに「息子の異常をバラされたくなければ金を寄越せ」と脅しをかけていた事を想いだし、その金だけでも回収しようとレベッカの住む「古い家」に向かうのであった。

2013-02-03 22:32:21
ういきょう @uikyo_u

⑤ー2季節は冬場、陽が落ちるのも早い。「逢魔が時」にレベッカの家にたどり着き、金を回収しようとするジョン。しかしレベッカ家の金銭状態はそれほど裕福な訳ではなく、1万ドルは簡単に工面できる金額ではない。半ば錯乱したジョンとレベッカが押し問答を続けていると、唐突に家のブレーカーが。

2013-02-03 22:37:14
ういきょう @uikyo_u

⑤ー3 ブレーカーが落ち、家の空気が凍り付く。ブレーカーが落ちているのに、独りでに、平然と、TVが点灯する――あの甲高く、神経を逆撫でする笑い声と共に、黒いネズミが画面に大写しになる。

2013-02-03 22:41:58
ういきょう @uikyo_u

⑤ー4 ジョンは完全に恐慌に陥り、腰を抜かして暗闇の中を逃げようと這いずりり回る。ふと、何か柔らかい感触がレベッカに当たる。暗闇の中目を懲らして拾い上げると、それはケビンの置いていった縫いぐるみだった。

2013-02-03 22:44:54
ういきょう @uikyo_u

⑤ー5そう、縫いぐるみなのだ。だのに、レベッカの手の中のそいつは、子供に与える縫いぐるみには到底ありえない表情を浮かべていた。「ハハッ」――邪悪としかレベッカには感じられなかった。レベッカにはこれ以上縫いぐるみを放置しておけなかった。しかし、捨てることもできなかった。

2013-02-03 22:47:47
ういきょう @uikyo_u

⑤ー6 レベッカには思い当たる節があった。この家を借りたときに見つけて、近寄ることも無いと思っていた、ドアノブを鎖で巻かれ、南京錠できつく閉められていた、地下室への入り口。あそこへ封印しようと決めて、レベッカは地下室への扉へと向かった。南京錠を開けて、地下室への階段を降りる。

2013-02-03 22:51:33
ういきょう @uikyo_u

⑤ー7階段を降りきり、地下室の扉を開けようとしたその時、扉の向こうから微かに笑い声が聞こえた気がした。けれど、どうあってもこのままにはしておけなかったレベッカが意を決して扉を開ける。開けてしまった。

2013-02-03 22:54:57