130208_ガチンコ勝負に恨みは残らない。岩上安身ツイートまとめ。

まとめました。
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岩上安身 @iwakamiyasumi

僕は、武道、格闘技に育てられてきた人間である。子供の頃から高校まで剣道をやり、その後もラグビーや格闘技をかじってきた。長じてもっとも本格的に打ち込んだのは大道塾の格闘空手(今は空道)。フルコンタクトの総合格闘技に近い空手で、師範は東孝先生。極真空手の元全日本王者である。

2013-02-08 04:12:41
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。大道塾は、その東孝先生が極真を離れ、顔面パンチ、投げ、締め関節技を取り入れ、より実戦性を高めた理想の格闘技を目指して創始されたのだが、同時に社会体育だという側面も忘れなかった。稽古は猛烈に厳しく、組手・スパーリングは毎日ガチンコで文字通り命がけだったが、

2013-02-08 04:15:59
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。…しかし、東孝先生が、理不尽な暴力や体罰を振るうことは一度もなかった。10年くらい通い続けたが、そんな場面は一度も見たことがないし、そんな目にあったこともない。東先生ご自身は、極真本部で道場生だった時代に竹刀で尻を叩かれるなどしたという。

2013-02-08 04:18:56
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。しかし、それがひどく腹が立った、と述懐しておられた。「俺は牛や馬じゃねえ、人間だ!」と。だから自分は、理不尽に弟子を殴ったり、ビンタしたりはしないのだ、とも。師の姿勢は、圧倒的に正しい、と今でも思っている。

2013-02-08 04:24:29
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。東京本部ができた当時の大道塾の本部の稽古は、質も量もものすごい猛稽古だったが、それでもついていくことができたのは、師の、強さと乱暴をはき違えることのない節度にあったと思う。無抵抗にならざるをえない弟子という立場で殴られたら、絶対に恨みは残る。時に殴り返し、私闘になることも。

2013-02-08 04:27:31
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。私は、チャンピオンクラスとのガチンコのスパーリングで、あばらを折られたり、上段回し蹴りを食らって頸を痛めたり(今でも!)、自分のパンチで自分の拳を砕き、複雑骨折したこともある。結局、その怪我は手術が不能と言われ、それが原因で引退することになったのだが、

2013-02-08 04:31:08
岩上安身 @iwakamiyasumi

続き。…こうした練習中の怪我には、恨みは決して残らない。相手も憎くて怪我をさせたわけではないことをよくわかっているし、こちらも無抵抗だったわけでもないからだ。組手の時は帯の上下、先輩後輩関係なし。実力のみのガチンコである。私が稽古相手を倒したこともある。ガチンコは恨みが残らない。

2013-02-08 04:34:56
岩上安身 @iwakamiyasumi

稽古の中で、ガチンコの殴り合い蹴り合いの組手があると、いじめなどできなくなります。報復されますから。一方が服従しなくてはならないからこそ、いじめやシゴキが起こるのです。RT @sonyxpria777777: 日本人は昔から、何故か武道や部活で、暴力を振るう輩が多いですよね。

2013-02-08 04:38:33