「リーディング カワイクなくちゃいけないリユウ」2013年2月9日感想

舞台「リーディング カワイクなくちゃいけないリユウ」 http://www.ntv.co.jp/event/stage/kawaiku_r.html 日時:2013年2月9日(土) 18:00開演 場所:新国立劇場 小劇場 続きを読む
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iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇]「リーディング カワイクなくちゃいけないリユウ」から帰宅ー。おもしろかったー。面白かったので感じたこととかを連投することにしよう。その前に風呂だ。

2013-02-09 21:13:52
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇]※これからの感想(など)は吉川友さんに直接関わらないことがほとんどになると思う。さらに劇そのものからも(思いつきで)どんどん脱線すると思う。あらかじめごめんなさいしておく。

2013-02-09 21:37:07
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](1)まずこの劇は元は昨年6月に上演されたものだった。→ http://t.co/wZdcqjhM 初台の新国立劇場 小劇場。さらにオリジナルはReasons of Prettyの題でアメリカで2008年に上演されたのだそうだ(パンフレットにそう書いている)。

2013-02-09 21:41:03
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](2)「今も人気作品として世界各国で上演」(パンフより)か。で、それが朗読劇として復活というか再生とかしたわけだ。ぼくは昨年6月公演を観られなかったので見比べてどうこうという楽しみ方はいっさいできない。

2013-02-09 21:44:25
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](3)ぼくはこういう芸能人が出るちゃんとした演劇というものを観ること自体が初めてだったのだけど、それでも楽しかった。理由はまず登場人物(役者)が四人だけで主人公以外もちゃんと目立っていたこと。キャラがきちんと立っていたこと。そして会場が小さめで臨場感を味わえたこと。

2013-02-09 21:50:46
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](4)昨年きっかフェスでちらしをもらったとき、実はまっさきに村川絵梨さんの名前に目がいったのだ。ええ?あのBOYSTYLEの? 浅草キッドの無茶な深夜番組に四人組で出ていた時は、一番輝きを得ていたのは川田由起奈さんだし前へ前へは田野アサミさんという印象であったよ。

2013-02-09 21:58:23
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](5)さて劇が始まる前から順を追って。とりあえず新宿駅から新線新宿駅までが歩く歩く。うっかり京王線に入りそうになるし。ただ初台までは一駅だし新国立劇場は駅から直結(ただしやはり歩く)。地上に出たら劇場。しかし「←小劇場」という表示が奥ゆかしすぎてスルーしそうになる。

2013-02-09 22:04:18
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](6)順路を示す案内板(風)でのプログラムのアピールも控えめでね。ほんとにあのチラシの裏っかわを貼り付けただけなの。いやこれは最初からこれだと思って見つけるつもりでいなきゃわからんて。まあオシャレ空間演出的にミニマルを志向したのかもしれないが。無事小劇場へ。

2013-02-09 22:08:19
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](7)屋内に入ると一転して豪華な花が目を引く。出演役者さんがたへのものがいくつかだが「これはひときわでけえ」と思って見ると【友フレ】の文字が。……うん、でかかった。たぶん一番。黄色いリボンがでっかくかかっていたり、いいと思います。

2013-02-09 22:13:19
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](8)本日は18:00開演で17:30開場。全席指定(5,000円)。17:30に一気に人が増えたが受付の動きなし。17:34頃に「リハーサルが押しててまだ開場できない、待て」の案内が。「そんなのあるんだ…」とどよめきがおこる。17:40頃、ロビーへの入場開始。

2013-02-09 22:16:55
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](9)トイレに行っておかねばと上階に行くが長蛇の列を目にして引き返す。いい加減おしてきたのでぼくもロビーに。昨年公演のパンフレットを1,000円で販売していたので購入した。隣では出演者へのプレゼントを受け付けている。集まっとるなあ。ロビーのトイレは普通に入れて安心。

2013-02-09 22:20:13
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](10)小劇場→ http://t.co/qt1Qhwgf 今回は「エンドステージ」形式(前回はセンターステージだったそうな)。遠すぎることなく前の人の頭も気にならない、眺めの良い席だった。そして埋まっている。一階席は満席だったのではないか。二階席もかなり入ってる。

2013-02-09 22:24:38
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](11)なにより女性率の高さがすごい。九割女性だった。いや95%女性だったんじゃないか。しかしそれでもアウェー感を味わうことがなかったのは劇場の雰囲気のおかげかも知れない。場内アナウンスで携帯は当然として「時計のアラームも切れ」と。この細やかな配慮が素晴らしい。

2013-02-09 22:28:17
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](12)開演が近づきBGMの洋楽がかかる。英語歌詞が聴き取れたら面白いのかも知れない(元はアメリカの劇だしな)。ユアダンシン、アイムドリーミンと繰り返し大音量となり場内が真っ暗となって、いよいよ。主人公が中央に出てきてセットのバケツからリンゴを取って奥の幕があがる。

2013-02-09 22:33:06
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](13)登場人物は四人。奥に見えるあと三人から村川さんが進み出てきて吉川さん牧原さんは脇に。こういう、自分の出番じゃないときでもはしっこのほうで腰掛けているという場面が多かった。朗読劇ということで台詞に集中して衣装とか身体の動きとかはラフスケッチ程度、的な。楽しい。

2013-02-09 22:38:46
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](14)朗読劇というか会話劇だからか。登場人物が言葉の応酬で見せる考えのぶつかり合い(というかすれ違い)こそがメインの話なので、元来こういう形式に向いていたのかも知れない。『ソーシャルネットワーク』風。いや昨年のを観られなかったのにこういうことは言えないんだろうけど。

2013-02-09 22:44:24
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](15)ともかく村川絵梨さんであった。しょっぱなから飛ばす飛ばす。すげー、女優すげー、という感じ。猛烈な早口で、辛辣な口調で、でもちゃんと一言一言すみずみまで聞き取れる滑舌の良さ。他の役者さんがたも生の声でこんなに聞こえるのだなあ。音響設計がしっかりしているとはいえ。

2013-02-09 22:49:29
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](16)人が生でしゃべる楽しさがあったな。地上波テレビ(特に報道)だと明白にNGだなという台詞もあったし。演出の深作氏によると英語原本はFour letter wordsが飛びかうものだそうで、日本語ではわりと丸くなっている気配だけど、元気があってよろしい。

2013-02-09 22:58:48
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](17)台詞回し・言葉選びが(当然だけど)もろにアメリカンジョークのアメドラで、ほんの一瞬とまどったけどすぐにのれた。「70年代にフォード大統領を暗殺しようとした」云々とか(参考 http://t.co/4EScT1wo … … …)ここでもマンソンファミリーか…。

2013-02-09 23:15:24
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](18)男と男のじゃれ合い、男と女のすれ違いの描き方とかキャラとか、ああアメリカ映画こうだなあと。『ノックトアップ』を考えてもらうとわかりやすい。主人公の友人は『Gガール』でレイン・ウィルソンがやってたあいつ。というか全員『Gガール』の連中だな。全員しょうもない。

2013-02-09 23:21:47
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](19)ずーっと楽しく観ていて最後まで楽しくて、この感じはなんだろうと思ったら全員なに一つ成長してないことだった。ぶつかってすれ違ってばらばらになって、しょうもない。いい話の感動的オチがつくわけでもなく。これが「まあそうだよね」と気持ちが良かった。

2013-02-09 23:25:56
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](20)なお観ている間ずっと思い出されたのが呉智英氏が昔書いていた文だった。「君の顔が好きで結婚したいわけじゃないよ、という男の申し出をどうするか。妥協的な女は受けるだろう。プライドの高い女は蹴るだろう」。こんな感じの。

2013-02-09 23:30:19
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](21)さて吉川友さん。出番は一番少なかったと思う。さらに最初のシーンでは基本的に背中を向けて座っている。顔が見えない。それだけに時々大きく振り返ったときの綺麗なこと綺麗なこと。今回は冷たい表情が多くて実によい。

2013-02-09 23:37:20
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](22)男に怒ってるというのとはまた違う、「きもっ」「うざっ」と心が冷えて愛想を尽かしている感じ。「どS」視線か。吉川さんのこれは絶品。最近だと昨年末の「ゆくきっか くるきっか」で、さわやか五郎氏がコメント全返し云々に緩和条件を付け始めたときのあの無表情。いいわー。

2013-02-09 23:49:28
iwashiryo @iwashiryo1

[朗読劇](23)吉川さん扮するカーリーは警備員とのことだけど警備員の制服姿が見られなかったのは残念と言えば残念だ。昨年上演したときは制服だったのだろうか。ああ観たかった。ずっと同じ衣装だったな。あの服は最初は「ダーリンとマドンナ」かと思ったよ。そんな感じ。

2013-02-10 00:00:22