茂木健一郎氏 @kenichiromogi 【何かに取り組んでいる時には、機嫌がいい】連続ツイート

2013.2/10 茂木健一郎氏:連続ツイート第858回 【何かに取り組んでいる時には、機嫌がいい】 …なぜ、G1サミットは気持ちがいいのだろう。単にいい話をするとか、世の中を批評するとかいうスタンスではなくて、実際に何かをしよう、提案しよう、行動しようという積極性があるからではないか。中心となっている人たちは、若手の経営者であり、実際にそう生きてきている…
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茂木健一郎 @kenichiromogi

連続ツイート第858回をお送りします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、昨日に引き続き、G1サミット系ツイート。

2013-02-10 06:21:33
茂木健一郎 @kenichiromogi

なき(1)引き続き、堀義人さんが組織されているG1サミットに参加している。私は、今日は、もうしばらくするとホテルを出て、浜松で行われている「エンジン01」の方に行くので、全部参加できないのが残念なのだけれども、ここまでだけでも、本当に有意義な時間を過ごしている。

2013-02-10 06:22:50
茂木健一郎 @kenichiromogi

なき(2)なぜ、G1サミットは気持ちがいいのだろう。単にいい話をするとか、世の中を批評するとかいうスタンスではなくて、実際に何かをしよう、提案しよう、行動しようという積極性があるからではないか。中心となっている人たちは、若手の経営者であり、実際にそう生きてきている、。

2013-02-10 06:23:55
茂木健一郎 @kenichiromogi

なき(3)もちろん、世の中の現状に対する批判や不満も大事である。しかし、私たちのセッションで岩瀬大輔さんがおっしゃっていたように、イノベーターというものは、基本的に不平や不満を言うよりも、むしろ積極的に何かをしようとするものだと思う。

2013-02-10 06:25:29
茂木健一郎 @kenichiromogi

なき(4)ネットワーク理論的に言えば、不平や不満は、「強い結合」(strong ties)のコミュニティで生じやすい。会社の中で、部長の悪口を言うようなものである。ところが、会社から離れた縁もゆかりもない人にとっては、部長の不満を聞いても、あまり面白くないし関係ない。

2013-02-10 06:26:32
茂木健一郎 @kenichiromogi

なき(5)イノベーションには、弱い結合(weak ties)が重要な役割を果たす。ふだん行き来しないコミュニティどうしを結ぶことが大切なのである。そのような時、不平や不満って、実はエネルギーがたまりようがない。だって、もともと弱い結合なんだから、もっとさわやかだ。

2013-02-10 06:27:35
茂木健一郎 @kenichiromogi

なき(6)何かに取り組んでいる時には、機嫌がいい。人間とは、そのような存在だと思う。逆に言えば、不平や不満を言っているときには、人間は強い結合のわなにとらわれているということになる。もっと遠くを見れば、イノベーションの種になる、弱い結合が見えてくるはずだ。

2013-02-10 06:28:39
茂木健一郎 @kenichiromogi

なき(7)それにしても、G1サミットは素敵な場所で、堀義人さん、本当にありがとう。毎回会場を提供してくださっている星野佳路さんも、ありがとう。昨日はつんくさんの歌唱も素晴らしかったし、紫舟さんのパフォーマンスには心が震えた。みな、自分でやるということが共通。

2013-02-10 06:30:51
茂木健一郎 @kenichiromogi

なき(8)ぼうっと座っていると、後ろから意外な人が「よお」と肩をたたいてやってくるのもG1サミットの特徴で、セッションで座ってたら、池田信夫さんが来てびっくりしたり、お昼の時は、小泉進次郎さんが来てまたびっくりした。夕食の時はいろいろな人と話して、忙しかったけど楽しかった。

2013-02-10 06:32:09
茂木健一郎 @kenichiromogi

なき(9)池田信夫さん、茂木さんは後ろから見たら、体型ですぐわかるとか言ってたけど、ひどいな。いずれにせよ、「何かに取り組んでいる時には、機嫌がいい」。これ、何度も確認したいね。不平や不満ばかりいつも言っているひとは、何かに取り組むと、きっと機嫌がよくなると思います。

2013-02-10 06:33:19
茂木健一郎 @kenichiromogi

以上、連続ツイート第858回「何かに取り組んでいる時には、機嫌がいい」でした。

2013-02-10 06:33:40